2010 04,03 22:38 |
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喜劇に徹した前半が面白い。字幕では都市名になっているけど、実際は空港コードでお喋りしていたり、アメリカ各都市の空撮がとても綺麗。マイルを稼ぎ、航空会社やホテルのエリートメンバーのステイタスを誇る会話が抱腹絶倒。(その筋の人には・・・) 飛行機好きにはたまらない前半が楽しい。アメリカン航空とヒルトンホテルが熱烈タイアップ。 喜劇の中に、職を失う人たちの悲哀と現代人らしい恋愛の姿が若いひと中年の視点から描かれていて興味深い。 古き良きハリウッドの粋でお洒落で、ちょっと切ないラブ・ストーリを彷彿とさせ、とても楽しい映画になっている。 何気ない人生、馬鹿馬鹿しいほど何かに真面目な人々の悲喜こもごもした日常がなんとも言えない。 人事関係の仕事をしている人にも胸に迫るものがあるかもねえ。 エンド・クレジット中の2曲目にかかる曲がこの映画のタイトル・ソング。その詞がとてもよく、この映画のすべてを表していると言ってよい。だから最後まで席を立たないで。 馬鹿馬鹿しくて、悲しくて、ちょっぴり幸せ、それが人生なのかなあ。 栗4つ。TOHOシネマズ日劇2にて。 |
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コメント |
ひとりもんには、なんとも言えない後味を残す映画だったね。
【2010/04/1013:29】||のんだくれ#5cfcf98f19[ EDIT? ]
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切ないっすよねえ。(笑)
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