2010 03,29 23:17 |
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ジャパンツアーの最終日に行ってきた。ZEPP東京というところは初めて入ったよ。窮屈だねえ。もう二度と来たくないなあ。終演後も外に出るのが大変。落語「お菊の皿」のような大混雑。何か災害が起きたら確実に死ぬね、ここ。
さて、久しぶりのボブ・ディランのライブ。今回もリード・ギターのチャーリー・セクストンがかっこよかったっす。こんなに小さな小屋でボブのライブが観られるというのは感動ものだけど、やっぱり音は悪いねえ。音も声も割れるので、詞が聞き取りにくく、途中まで何の曲か分からないものが結構あったよ。とにかくイントロは違うし、アレンジも違うし、メロディまで違うので、詞が無いともとの曲が分かんないよ。 もう全ての曲が全く別の曲として生まれ変わったよう。新鮮な驚きなんかがあったりする。そして、演奏は気が狂うほど完璧で上手いよ。これぞスタジオ・レコーディングとは違うライブの醍醐味って感じ。生でこれだけすごい演奏ができるってすごいよなあ。 毎回17曲演奏していたみたいだけど、日によって半分以上楽曲が入れ替わり、日本公演だけで60曲以上あったんじゃないかねえ。 そして、最終日の今日。これまで演奏されなかったFourever Youngが・・・。前回の来日公演でも聴いて鳥肌だったけど、今回も感涙の号泣だよ。もう演奏の間中感動でトランス状態。 毎回演奏するLike a rolling stoneは、いいとして、All Along The Watchtowerのかっこよさには、しびれっぱなし。もう体中に電流が駆け巡ったね。 前回の来日公演のディランは、カリスマ的オーラが出まくりで近づき難い大スターって感じだったけど、今回は、観客に手を振ったりニコニコしたり(前回は笑顔なんか見せなかった、それがかっこよかったけど)、親しみやすい近所のお爺ちゃんって感じだった。 そして、今回の日本公演では、アンコールは1回だけだったのに、最終日の今日は、2回目のアンコールがあり、日本公演最後の曲は、Blowin' In The Windだったよ。 ああ、音楽っていいねえ。こんな爽やかな感動の後は、ちょっぴり誰かに優しくしたくなるね。 <Set List> Tokyo, Japan Zepp Tokyo March 29, 2010 1. Rainy Day Women #12 & 35 2. It's All Over Now, Baby Blue (Bob on guitar) 3. Most Likely You Go Your Way (And I'll Go Mine) 4. My Wife's Home Town 5. I Don't Believe You (She Acts Like We Never Have Met) 6. Spirit On The Water 7. Cold Irons Bound 8. Desolation Row 9. The Levee's Gonna Break 10. When The Deal Goes Down 11. Highway 61 Revisited 12. Can't Wait 13. Thunder On The Mountain 14. Forever Young (1st encore) 15. Like A Rolling Stone 16. Jolene 17. All Along The Watchtower (2nd encore) 18. Blowin' In The Wind |
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