2010 03,01 23:24 |
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おいそれはないだろうという設定のタイムスリップ、あまり1910年代の雰囲気も出ていないし、突っ込みどころは満載なれども、この作品の魅力は、もうたまらないほどロマンチックなところだ。一途に人を愛し、運命の恋に燃えるその姿は、なんとも憧れますよねえ。 惜しくも亡くなってしまったクリストファー・リーブとそしてヒロインがジェーン・シーモアだよ、ジェーン・シーモア、ジェーン・シーモア。二人が出会う湖畔のシーンのまあ美しいこと。 ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」も効果的に使われているが、この映画を脚本以上に魅力的にしているのは、ジョン・バリーの音楽 だ。ジョン・バリーは、007の音楽で有名だけど、「野性のエルザ」や「愛と哀しみの果て」など、本来は、叙情的で美しい旋律が持ち味だ。美しいメロ ディーに切ない結末で、女性観客は泣きまくり・・・。 まあ、もうちょっとひねったラストが欲しいところだけど、運命の恋の熱い想いに、観終わった後、誰かに優しくしてあげたくなること受け合いだ。 ジョン・バリーの音楽の美しさに溶けてしまう。 栗4つ。一途っていいわあ。 TOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン4にて。
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