栗ッピング
毬栗日記、棘あります


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2013
08,10
10:43
コリーニ事件
CATEGORY[書]
コリーニ事件 コリーニ事件
フェルディナント・フォン・シーラッハ 酒寄 進一

東京創元社 2013-04-11
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いきなりおぞましい殺人事件で始まる。映画のようなスピーディーな展開であっという間に読める。もともと弁護士だった作家だけに、裁判シーンはしっかりと書かれているが、文学的表現の楽しみはそれほどない。淡々と進むサスペンスだ。

舞台はベルリン。老齢の名士が殺される。加害者は黙秘を貫く、そして最後に驚愕の事実が・・・。ということなのだが、背景から容易にナチス・ドイツがらみと予想がつく。そして、その通りなのだが、一点この小説がユニークなのは、法律の扱い。えっ、ドイツにそんな法律あったの?とびっくりする。実際、ドイツ国民も知らなかった法律で、この小説が出てから、ドイツ国内でも論争が起きたそうだ。

暗殺や虐殺の場面は、ものすごく残虐。主人公の弁護士が、被害者とその娘と関係があるところが小説的に面白いところ。その関係と真実との間で揺らぐ主人公の葛藤が興味深い。

簡易な文章でさらっと読める。

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2012
03,31
16:14
ヒトラーに愛された女 真実のエヴァ・ブラウン
CATEGORY[書]
ヒトラーに愛された女 (真実のエヴァ・ブラウン)ヒトラーに愛された女 (真実のエヴァ・ブラウン)
ハイケ・B・ゲルテマーカー 酒寄 進一

東京創元社 2012-01-11
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映画やドキュメンタリーで、その存在は知っているものの、どんな人物だったかはあまり知られていなエヴァ・ブラウン。ヒトラーの隠された愛人として生き、死の直前にヒトラーと結婚し、その後二人で自決した。33歳という短いながらも、ものすごい一生を送った女性だ。

彼女のことがあまりよく分かっていないのは、当時、国家と結婚したと宣言していたヒトラーは愛人の存在を隠しており、公式の場に彼女が出ることは一切無かった。彼女と接触できたのは、一部のヒトラーの取り巻きのみ。彼らも彼女がヒトラーの愛人だからということでの付き合いなので、良く思っていないが、表向きはそうは言えず、戦前の記録は好意的だが、戦後は自分の生死に関わってくるので、自己欺瞞の証言ばかり。戦前も戦後もエヴァについて、何が真実なのかが分からない。

エヴァもエヴァで、二度も自殺未遂をして、自分の存在をヒトラーに訴えている。それが愛ゆえのものなのか、寂しさゆえのものなか、時の最高権力者の伴侶になりたいという策略だったのか、これも良くわからない。ただ、敗戦前夜の戦火のベルリンへヒトラーを求めやってきて、結婚してともに自殺した事実から、ヒトラーを愛していたと考えるのが筋だろう。
ヒトラーの愛人になった時から、死を常に身近なものとしていたようだ。ヒトラーがいるから周りの者がちやほやしてくれる。それは十分に分かっていたので、ヒトラーになにかあれば、自分は生きてはいられないと感じていたようだ。まさに命がけの恋だった。そう聞くと、ドラマチックにも思えるが、市井の娘が時の権力者の愛人になるということは、富と自尊や虚栄のためのようにも思える。事実、戦中はかなり裕福な暮らしをしていた。

正直、互いに何故惹かれ合ったのかはよく分からない。二人がやりとりした手紙は、エヴァの妹に託され、どこかに埋めて隠してくれと伝えられたが、今もって発見されていない。それ意外の記録文書は、焼却されているか、嘘の証言記録ばかりだ。誰が本当のことを言い、誰が嘘を言っているのか、本当に分からない。

映像や文字記録がこれだけ残っている時代ですらこの程度だということと、当時の人の証言や記録は多分に自分の都合のいいことしか書かれていない。そうしたものだけで現代人は、歴史や歴史上の人物を解釈しているわけで、その他のさまざまな歴史上の人物もわれわれが今思い描いているのとは全く違うものかもしれないと感じた。

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2011
01,17
01:41
絵で見る 明治の東京
CATEGORY[書]
たかだか100年前なのに、こんなにも変わってしまった都市って珍しいよねえ。絵に描かれた姿を見て、この街に確かにあった美しいシルエットに想いを馳せる。

明治時代、山手線の外側の新宿や渋谷、池袋は、まだまだ原っぱだったんだよねえ。それが今や東京の3大ターミナルになっており、その変化を明治の人が見たら驚くだろうなあ。
その一方で、両国橋や浅草のかつての賑わいが無くなっているのが、ちょっと寂しい感じがする。

当時の風俗のことも書かれているので、吉原の話とか、落語好きには面白いかも。緻密な絵が見ていて楽しい。


絵で見る 明治の東京絵で見る 明治の東京
穂積和夫

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2010
10,16
12:57
『冬のライオン』
CATEGORY[書]
ナショナル ジオグラフィック誌に掲載された傑作ノンフィクションを10篇集めたもの。
どれも極限状態に置かれた人間の生き様、そして死が痛ましい。

タイトルになっているのは、アフガニスタン内戦の英雄マスードの渾名。タリバンの砲弾が舞うアフガニスタンで若き解放のリーダーに密着したルポは、まるで一遍の映画のようだった。マスードが暗殺されなければ、アフガニスタンの現状は、今と変わっていたかもしれない。そして、マスード暗殺の数日後に、9.11のテロがアメリカで起きる。

10篇のうち個人的に興味深かったのは、次の二編だ。

まずは、ナチス統治時代のウクライナで洞窟の暗闇の中に2年間隠れ続けたある家族の物語。ナチス関連のエピソードは、映画になったりして結構たくさん観ているが、これは知らなかった。
人が容易に入って行けない洞窟の奥の奥へ隠れ家を作り、空気穴や逃げ道を用意し、かつその過酷な環境の中でも生きるために料理をして煙を出さねばならない。
男たちは、夜な夜な洞窟の外へ出て、廃品回収などで闇市で食材を手に入れねばならない。洞窟に隠れているとはいえ、毎晩危険な街へ行かねばならないのだ。じゃあ、女性は、安全かというとなんと2年間も陽の光り浴びれないという、これも過酷なものだった。
もちろん彼らだけの力では生きて行けず、生活物資を応援してくれる人の協力があったのだが、一方でやはり密告する人もいて、洞窟の家族は何度も危機に遭う。見つかって連行されてしまった人もいた。
奇跡的に生き延びた家族のインタビューから構成されたこの実話に驚きながらも、人間の生への執着の凄まじさを感じた。

もう一つは、実際に山で遭難した人のエピソードから、人間の行動を科学的に分析したルポだ。遭難した時のパニックから人間が引き起こす奇怪な行動、「なんでそんなことするの?」と思うようなことを、極限状況に置かれた人間はしてしまうのだ。生き残るためにどう行動すべきかも述べられているが、一旦こうだと信じきった人間、こうだと信じたい気持ちが引き起こす悲劇のスパイラルに背筋がぞっとした。

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2010
08,06
22:44
マイルの奴隷
CATEGORY[書]
だいたいのことは、やっているけど、やはり上には上がいるもんだなあ。
驚いたのは、ファントムステイ(幽霊宿泊)だ。例えば、キャンペーンでハイアットに2泊すると好きなハイアットに1泊できるというのがあったとすると、世界中で一番安いハイアットを探す。それは、デンバーにあるそうなのだが、そこを予約する。そして、そこはインターネットでチェックイン、チェックアウトができるそうで、実際泊まらなくても、お金を払えば記録上泊まったことになり、ポイントが付きかつキャンペーンの対象になるという。これで一泊6000円のホテル滞在2泊で、一泊7万円のパリの豪華ホテルに泊まったという人がいるらしい。すごい。

僕も完全にマイルの奴隷だから、傍から見ていると呆れられているんだろうな。
パリに行くのに成田からニューヨーク経由へ行ったことあるし。
ニューヨークに行くのに、成田->ホノルル->ロスアンジェルス->デトロイト->ニューヨークと乗り継いで行ったしなあ。オーバーブッキングがあったら率先してボランティアして、翌日帰りとかにしてたもんなあ。

というわけで、この本、やっている人はすでにもう結構実践しているわけで、これからマイルの奴隷になる人をどこまで惹き込めるかだな。(笑)

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1912/マイルの奴隷
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2010
07,30
15:22
20歳のときに知っておきたかったこと
CATEGORY[書]
前半のスタンフォード大学で実際に行われている学生への課題とその解決方法が面白い。さすが、優秀な学生たちは、思いもしないソリューションを産み出してくる。チームでのディスカッションにより、さまざまな創造性に富んだアイデアが出てくるところが興味深い。
一方、予想通りの陳腐な回答を持ってくるチームもある。されど、若い頃にこういう講義が受けられたことは、大変に価値があるものだろう。

中盤から後半の筆者の体験に基づくパートは、古くから日本にもある諺「情けは人のためならず」という感じだな。決して、新しい考えではない。ただ、至極うなづける。「世界中に知り合いは50人」だったかな?なるほどそうだよなあと共感できるエピソードも多数だ。

学生が、筆者の言葉に感銘を受けたというものもあり、その言葉は、原語での表現も併記してくれたら良かったのになと思った。

平易な文章で書かれているので、原書で読んでもいいなと思った。確かに若い頃読んだら、もっと日々の生活で、人に優しくできたかも。(笑)

これから、人に優しくしみようっと。これまで冷たくしてしまった人、ごめんね。

20歳のときに知っておきたかったこと
スタンフォード大学集中講義
ティナ・シーリグ (著),  高遠 裕子 (翻訳)
価格: ¥ 1,470
出版社: 阪急コミュニケーションズ (2010/3/10)
ISBN-10: 4484101017
ISBN-13: 978-4484101019

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2010
01,31
16:30
奥野かるた店
CATEGORY[書]
終演後、神保町から水道橋までにっし君ととぼとぼ歩く。途中、奥野かるたさんに寄る。江戸から明治、大正の百人一首の展示にしばし見惚れる。絵も素敵だが、文字の美しさにも驚嘆。にっし君が何かインスパイアされていたよ。

店のショーウィンドウの展示にうっとりして、店内も徘徊。色とりどりの美しいかるたに目移り。二階にギャラリーもあって、そこには数百万円からとても値がつけられない非売品の貴重な百人一首が多数展示されていた。もう完全に心を鷲づかみ。しばし、見つめて動けなくなる。絵の美しさもさることながら、まして文字の美しさよ。手書きって素晴らしい。

奥野かるた店
東京都千代田区神田神保町2-26
03-3264-8031

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1644/奥野かるた店
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2009
08,05
21:24
いま、読むべき本
CATEGORY[書]
とりあえず買ったのだけど。
この特集の雑誌を読む時間もない。(笑)

ぱらっと見たけど、読むべき本ベスト50冊、「あ、これ読みたい」と思うものは翻訳が出ていないみたい。うーん。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1398/いま、読むべき本
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2009
03,27
23:09
放浪記 林芙美子
CATEGORY[書]
106101.jpgこのところ林芙美子に凝っている。

この作品は、戦前の代表作。貧困の中でもしたたかにあっけらかんと生きる女性(自分自身の姿)が時にユーモラスで、時に絶望的に悲しい。

日記と詩で構成されており、物語としての連続性は無い。事実、発表当時は、この日記のいくつかの抜粋が刊行されていた。著者曰く、発禁になる恐れがあるからと後年語っているが、確かに皇室や宗教を揶揄した表現が散見される。

それにしても戦前、女性が生きていくのは大変だったのだなあ。

当時の風俗、街や田舎の姿が不思議と懐かしく目に浮かぶ。

それほどレトリックはないのに、何故かひきこまれた。「私は宿命的な放浪者である。私は古里を持たない」、冒頭はシンプルながら名文だ。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/212/放浪記 林芙美子
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2009
02,02
17:32
風琴と魚の町・清貧の書  林芙美子
CATEGORY[書]
1069970922_20.jpg映画や舞台では、その作品に触れてはいたのだけど、今まで林芙美子の小説を読んだことがなくて、手を取った。

こまつ座の舞台「太鼓たたいて笛ふいて」を観て、一層興味がそそられた。

「浮雲」や「晩菊」などの戦後の作品とは違い、戦前の作品には、貧乏だけど明るい市井の人々が描かれていた。

現代の生活からは想像もできない貧乏なのに、不思議と登場人物は、明るく、まるで貧乏を楽しんでいるかのように生き生きとしている。

大正時代の風俗や人々の暮らしがとても細やかに描写されていて、知らない時代なのに、なんかそこにあるかのような錯覚におちいる。

当時の歌の文句もとても心に染みる。林芙美子、いいなあ。はまりそう。

風琴と魚の町・清貧の書
林芙美子/著
新潮文庫
ISBN :978-4-10-106107-8

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/18/風琴と魚の町・清貧の書  林芙美子
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