栗ッピング
毬栗日記、棘あります


カレンダー

04 2026/05 06
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

カテゴリー

草枕 ( 870 )
落語 ( 524 )
映画 ( 492 )
舞台 ( 48 )
コンサート ( 39 )
書 ( 39 )
日常 ( 35 )
美術館・博物館 ( 255 )
グルメ ( 396 )
散歩道 ( 151 )
ホテル ( 67 )
いがぐり ( 54 )
音楽 ( 35 )
ドラマ ( 8 )
着物 ( 6 )
未選択 ( 2 )
スポーツ ( 2 )
ファッション ( 7 )
スキンケア ( 0 )

最新記事

ブログ移転
(01/29)
Asiatique, The Riverfront
(02/07)
パンピューリ
(02/07)
マンゴツリー・ビストロ
(02/07)
ボートとスカイトレインを乗りついで
(02/07)

最新コメント

無題
[04/22 NONAME]
コメントありがとうございます
[01/25 栗坊]
えー、退屈だったけどねえ
[12/24 栗坊]
無題
[12/24 のんだくれ]
無題
[11/30 栗坊]

最新トラックバック

リンク

管理画面
新しい記事を書く
【facebook】柳家三之助推進本部
【噺家】柳家三之助
【噺家】立川談幸
【噺家】三遊亭金時
【facebook】古今亭志ん陽
【噺家】古今亭志ん陽
【落語】らくごカフェ
【友人】B的日常
【友人】元Life in New York
【友人】表も裏も見渡したい
【友人】山本普乃
【友人】みもままさんの育児日記
【友人】半地下の手記
【友人】301号室 ☆別館☆
【友人】極楽日記@上海
【友人】写ぶろぐ
【友人】不思議な花のあるテラス
【友人】Running On Empty
【友人】ふぁびゅらすな日々
【友人】凱 風 -oyaji’s photo-
【友人】瀬戸の島旅
KURI JAPAN
栗坊のつぶやき
栗坊の和のコト

プロフィール

HN:
栗坊
HP:
Instagram
性別:
男性
自己紹介:
最近、着物に凝っています。

フリーエリア

RSS

RSS 0.91
RSS 1.0
RSS 2.0

ブログ内検索

アーカイブ

2022 年 01 月 ( 1 )
2015 年 02 月 ( 7 )
2015 年 01 月 ( 4 )
2014 年 12 月 ( 4 )
2014 年 11 月 ( 9 )
2014 年 10 月 ( 5 )
2014 年 09 月 ( 38 )
2014 年 08 月 ( 30 )
2014 年 07 月 ( 7 )
2014 年 06 月 ( 2 )
2014 年 05 月 ( 35 )
2014 年 04 月 ( 32 )
2014 年 03 月 ( 10 )
2014 年 02 月 ( 1 )
2014 年 01 月 ( 7 )
2013 年 12 月 ( 58 )
2013 年 11 月 ( 20 )
2013 年 10 月 ( 3 )
2013 年 09 月 ( 52 )
2013 年 08 月 ( 7 )
2013 年 07 月 ( 4 )
2013 年 06 月 ( 6 )
2013 年 05 月 ( 25 )
2013 年 04 月 ( 14 )
2013 年 03 月 ( 21 )
2013 年 02 月 ( 1 )
2013 年 01 月 ( 6 )
2012 年 12 月 ( 5 )
2012 年 11 月 ( 6 )
2012 年 10 月 ( 26 )
2012 年 09 月 ( 10 )
2012 年 08 月 ( 5 )
2012 年 07 月 ( 9 )
2012 年 06 月 ( 9 )
2012 年 05 月 ( 9 )
2012 年 04 月 ( 3 )
2012 年 03 月 ( 5 )
2012 年 02 月 ( 4 )
2012 年 01 月 ( 3 )
2011 年 12 月 ( 15 )
2011 年 11 月 ( 6 )
2011 年 10 月 ( 12 )
2011 年 09 月 ( 11 )
2011 年 08 月 ( 11 )
2011 年 07 月 ( 11 )
2011 年 06 月 ( 11 )
2011 年 05 月 ( 8 )
2011 年 04 月 ( 15 )
2011 年 03 月 ( 7 )
2011 年 02 月 ( 11 )
2011 年 01 月 ( 16 )
2010 年 12 月 ( 14 )
2010 年 11 月 ( 10 )
2010 年 10 月 ( 15 )
2010 年 09 月 ( 24 )
2010 年 08 月 ( 13 )
2010 年 07 月 ( 19 )
2010 年 06 月 ( 19 )
2010 年 05 月 ( 20 )
2010 年 04 月 ( 53 )
2010 年 03 月 ( 22 )
2010 年 02 月 ( 19 )
2010 年 01 月 ( 32 )
2009 年 12 月 ( 27 )
2009 年 11 月 ( 32 )
2009 年 10 月 ( 19 )
2009 年 09 月 ( 51 )
2009 年 08 月 ( 27 )
2009 年 07 月 ( 23 )
2009 年 06 月 ( 42 )
2009 年 05 月 ( 32 )
2009 年 04 月 ( 22 )
2009 年 03 月 ( 30 )
2009 年 02 月 ( 24 )
2009 年 01 月 ( 38 )
2008 年 12 月 ( 40 )
2008 年 11 月 ( 32 )
2008 年 10 月 ( 23 )
2008 年 09 月 ( 36 )
2008 年 08 月 ( 21 )
2008 年 07 月 ( 27 )
2008 年 06 月 ( 33 )
2008 年 05 月 ( 26 )
2008 年 04 月 ( 27 )
2008 年 03 月 ( 31 )
2008 年 02 月 ( 45 )
2008 年 01 月 ( 26 )
2007 年 12 月 ( 25 )
2007 年 11 月 ( 20 )
2007 年 10 月 ( 21 )
2007 年 09 月 ( 41 )
2007 年 08 月 ( 53 )
2007 年 07 月 ( 31 )
2007 年 06 月 ( 19 )
2007 年 05 月 ( 43 )
2007 年 04 月 ( 15 )
2007 年 03 月 ( 31 )
2007 年 02 月 ( 21 )
2007 年 01 月 ( 30 )
2006 年 12 月 ( 50 )
2006 年 11 月 ( 44 )
2006 年 10 月 ( 54 )
2006 年 09 月 ( 56 )
2006 年 08 月 ( 35 )
2006 年 07 月 ( 27 )
2006 年 06 月 ( 14 )
2006 年 05 月 ( 43 )
2006 年 04 月 ( 14 )
2006 年 03 月 ( 37 )
2006 年 02 月 ( 33 )
2006 年 01 月 ( 40 )
2005 年 12 月 ( 35 )
2005 年 11 月 ( 62 )
2005 年 10 月 ( 36 )
2005 年 09 月 ( 81 )
2005 年 08 月 ( 63 )
2005 年 07 月 ( 43 )
2005 年 06 月 ( 52 )
2005 年 05 月 ( 60 )
2005 年 04 月 ( 39 )
2005 年 03 月 ( 61 )
2005 年 02 月 ( 21 )
2005 年 01 月 ( 26 )
2004 年 12 月 ( 23 )

最古記事

RAKUGOもんすたあず 古石場文化センター
(12/23)
今夜はイブ 川柳
(12/24)
快楽亭一門会
(12/25)
ノスケ第11回 お江戸日本橋亭
(12/25)
噺家とクリスマス?
(12/25)

カウンター

アクセス解析

2011
02,19
22:23
ヒア アフター (★★☆☆☆)
CATEGORY[映画]
クリント・イーストウッドの新作。最近の彼のテイストがよく出ているねえ。ヨーロッパ映画的な風情だけど、人間への洞察や感情表現は、薄っぺらく、伏線たる食材はたくさんばら撒かれている割には、見終わった後の消化不良は否めない。

並行して進む3つのストーリーは、ありきたりで、予想通りに展開していき拍子抜け。ロンドンの子供のとのやりとりは、まさに「シックス・センス」の二番煎じで苦笑。

唯一、セシル・ド・フランスは、いい感じだったけど、それ以外の俳優陣は退屈だったなあ。

どうでもいいエピソードばかりで、話は冗長。あまりに中身が無い展開には辟易してしまう。

エンターテイメントとしても失敗、人間ドラマとしても見所無く、残念な映画。

栗2つ。観なくていいと思う。
丸の内ピカデリー1にて。



拍手[0回]


http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/2148/ヒア アフター (★★☆☆☆)
コメント[2]  TB[]
2011
02,11
13:14
ソーシャル・ネットワーク (★★★★☆)
CATEGORY[映画]
にっし君から電話。「ソーシャル・ネットワーク観にいきましょうよー」と言うので、すでに観ているけど、試写室だったし、面白かったから映画館でも観てもいいなあと思っていたので、行くことにする。 

窓を開けると外は、雪が舞っていた。それほどひどい降りではなかったので、出かける。公開からだいぶ日が経っていたのでシネコンではすでに小さいスクリーンに移っており、久しぶりに松竹のメイン館である丸の内ピカデリーへ。電車がちょうどいいタイミングでやってきて、家から映画館まで16分という最短記録で到着。 

丸の内ピカデリー1(2も・・・)は、スクリーンが大きくて、2階席は観やすくて好きだ。 

2回目の「ソーシャル・ネットワーク」。2度目でも面白かったねえ。全然飽きなかった。 
やはり、オープニングの二人の会話のシーンは、秀逸。畳み掛ける台詞の応酬がかみあわず、それでいていやそれこそが登場人物の性格を浮き彫りにさせることに成功している。この映画、このファースト・シーンが全てだと言っていいほどだ。 

前回は、全く気がつかなかったけど、アイデアを盗用されたと訴える双子、一人で演じてたんだよねえ。そう知って観ると、確かに「あ、ここ合成っぽい」ってところがあるんだけど、びっくりするくらい演じ分けられていて面白かったな。 

BARの外の寒い環境での会話の場面やボートレースのシーンなど映像表現も面白い。オープニングの会話の後、広いハーバード大学構内を走り抜けて寮に戻っていくカメラワークもいいよなあ。 

演技もいいから、見入っちゃうね。 
という訳で、二度目もものすごく楽しめた。 

丸の内ピカデリー1にて。栗4つ。
ソーシャル・ネットワーク 【デラックス・コレクターズ・エディション】(2枚組) [Blu-ray] ソーシャル・ネットワーク 【デラックス・コレクターズ・エディション】(2枚組) [Blu-ray]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2011-05-25
売り上げランキング : 46117

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

拍手[1回]


http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/2145/ソーシャル・ネットワーク (★★★★☆)
コメント[0]  
2011
01,10
17:17
バーレスク (★★★☆☆)
CATEGORY[映画]
上野の博物館を出た後、昼飯を食べて新宿へ。今年の初映画は、「バーレスク」に。にっし君はアギレラ目当て、僕はシェール目当てとここでもジェネレーション・ギャップが・・・。 

上映している映画館の中で一番スクリーンが大きいところで観ようと思い新宿ミラノ1へ。かつては、新宿一の映画街だった歌舞伎町、バルト9や新宿ピカデリーのシネコン化に押され、大劇場の新宿プラザが閉館、ミラノの周りの中小映画館も軒並み閉館していた。映画もエロも全体的に歌舞伎町からパワーが無くなっている感じがした。 

日劇、テアトル東京、日比谷映画、有楽座、日比谷スカラ座とかつての映画館らしい大劇場が姿を消し、ついこの間まで東京で一番の収容人数とスクリーンの大きさを誇るのがここ新宿ミラノ1だった。昔は、新宿ミラノ座と言われていたね。キャパシティは、単独映画館としてはいまだ東京で一番大きいが、スクリーンの大きさでは、ワーナーマイカル海老名、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、ユナイテッドシネマ豊洲に抜かれた。 

されど、新宿ミラノ1には、スクリーンの前に幕があるのだよ。映画ファン感涙。そして映画館ではろくなものが食べられないけど、ここは館内にモスバーガーがあるという貴重な映画館なのだ。 
でも、今時座席指定じゃなく、入場に並ばせるのはちょっと不満。 

と映画館の話が長すぎた。 
肝心の本編だけど、音楽ファンなら楽しめるが映画ファンには消化不良という感じか。お決まりの展開となんのひねりも無い脚本は、退屈きわまりない。陳腐の台詞のオンパレードやありきたりのラブロマンスには、辟易してしまう。 
されどどうせ観るなら映画館をお勧めする。大音量の音楽とアギレラ、シェールの歌声を度迫力のボリュームで聴けるのは価値がある。アギレラは、顔と体からは想像できないほどパワフルな歌声とダンスを披露。 
声量や迫力で圧巻のアギレラだが、シェールの存在感はまた別格で、歌って技量じゃなく心なんだなあと思わせてくれる。 

このところすっかりレディGAGAにお株を奪われたが、エロ奇抜衣装の元祖は、シェールだよねえ。 

ドラマを期待していくと肩透かしだけど、豪華なレビューを観たと思えば楽しめる。 

栗3つ。新宿ミラノ1にて。 
にっし君が「シェールって男だと思ってた」と言っていた。違うよ。違うよねえ? 

あ、それからLAのセレブは、やっぱりルブタンの靴を履いているんだということが確認できたことが収穫か?(笑)

拍手[0回]


http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/2103/バーレスク (★★★☆☆)
コメント[0]  TB[]
2010
12,24
22:43
東京物語 (★★★★★)
CATEGORY[映画]
この映画も何度も観ている。なのに飽きない。
『晩春』が日本人の心の美しさを表しているとすれば、『東京物語』は日本人の切なさを象徴している。

家族というものを親と子、それぞれの視点から描いているが、この頃の日本で既に親から見た家族の喪失を描いていることに驚く。昔は、家族の絆って強かったとのだろうと勝手に思っていたけど、意外と今と変わらなかったのかもしれない。

杉村春子演じる一見嫌味な長女だが、この人物こそ市井の人々の代表なんだろう。目の前の事象に上手に対処し、喜怒哀楽も普通にあるが、一方で物事に対して冷めていてエゴむき出し、自分さえ良ければそれでいいタイプだ。
対照的に原節子演じる死んだ次男の嫁は、他人なのに一番優しい。あまりに親切で優しいその姿だが、時折見せる冷たい表情に偽善的な匂いも感じないではない。ラスト「私、ずるいんです」とういう台詞を原に言わせる脚本は、ものすごい。それに対する笠智衆の台詞は、涙無しには観られない。

どうしようもない孤独と喪失感、切なく悲しい展開に、でもこれが人生なのだろうと妙にしみじみしてしまう。

たんたんとした日常の中に人間というものを描ききった稀有な作品。
栗5つ。
神保町シアターにて。
「東京物語」 小津安二郎生誕110年・ニューデジタルリマスター 【初回限定版】 [Blu-ray] 「東京物語」 小津安二郎生誕110年・ニューデジタルリマスター 【初回限定版】 [Blu-ray]

松竹 2013-07-06
売り上げランキング : 13548

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

拍手[1回]


http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/2088/東京物語 (★★★★★)
コメント[0]  
2010
12,24
19:38
晩春 (★★★★★)
CATEGORY[映画]
o0404030410432929898.jpgもうこの映画は、何回観ただろう。多分、小津の映画の中では一番観ている。 
何度も観ているのに、毎回惹き込まれる。 

娘が嫁に行く。たったそれだけのドラマなのに、エピソードは、日常どこにでも転がっていることなのに、何故にこんなにもドラマッチクで感動的なんだろう。 

この映画の原節子の美しさといったらもう世界一。まるで空から舞い降りた天女のよう。 
七里ガ浜での自転車の原節子の美しさと、再婚しようとする父親を睨みつける厳しく冷たい美しさの対比もとてもいい。日本映画史上、絶世の美女No.1だ。これは揺ぎない。 

この映画はまさに、日本人の心の美しさそのものだ。日本的心の美の結晶と言っていい。 

そして、ラストのなんとも言えない場面は、永遠に心の中に焼き付けられる。 

栗5つ。なんでもない日常こそが感動的である。 
神保町シアターにて。
あの頃映画 松竹DVDコレクション 「晩春」 あの頃映画 松竹DVDコレクション 「晩春」

松竹 2013-07-06
売り上げランキング : 31090

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

拍手[1回]


http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/2087/晩春 (★★★★★)
コメント[0]  
2010
12,23
14:28
落語研究会 昭和の名人
CATEGORY[映画]
rakugo_large.jpgにっし君と東劇で上映中の映画へ。と言っても劇映画ではなく、シネマ落語。東劇は、向いにあった松竹のメイン劇場であった松竹セントラルが閉館して以来、ポツンと取り残された感ありで、このところシネマ歌舞伎やMETのオペラ中継などあまり劇映画を上映していない。

そんな中、ネタ切れの苦肉の策でついに落語かと思ったが、これがまた場内ほぼ満席状態で大ヒットみたい。ただ、観客の中心は、60代より上といった感じか。

さて、志ん朝師匠以外は、生で観たことがない方ばかり。テレビやDVDだとどうしても集中できないので、やはりこうした機会はありがたい。

八代目 桂文楽    「明烏」('68)
優しそうで人品良さそうで大人しそうなお爺さん。そんな印象だった先代の文楽師匠だけど、落語に入るや驚くほど芸達者。次から次に見た目のキャラからは想像できない人物が飛び出てくる。人物描写が素晴らしく、人間がいきいきとしていた。

三代目 古今亭志ん朝    「抜け雀」('72)
若いっ。志ん朝師匠は、やはり華がある。いい男はそれだけで得だ。そしてこの人の場合、そこに素晴らしい芸がある。
一切の淀みない語り口は、少々早口に思えるのだけど、それでいて登場人物は、瞬時に現れては消え、現れては消えていく。
風格というか貫禄というか、若くても圧倒的な力が漲っていた。

十代目 金原亭馬生 「親子酒」('78)
なんとなーく漠然と志ん朝師匠がすごいと思っていたけど、今回の4つの作品の中では、この馬生師匠が一番素晴らしかった。こんなすごい師匠がいたなんて、生で拝見できなかったことが悔やまれる。
こんなにも人間の心と感情を表現できる人がいたんだなあ。人間への洞察が鋭いのに、優しい眼差しを感じた。

六代目 三遊亭圓生 「掛取万歳」('73)
人情噺での鳥肌が立つような感情表現が圧巻だが、こうした滑稽ものも器用にこなすんだなあ。
ダレがちになりがちなこの噺を50分、観客をひきつけるのだからすごい。
まさに何でもこなす天才。ここまでできちゃうと自分でやってても気持ちいいだろうなあ。

4人の落語に共通しているところは、無駄なくすぐりが無いことだ。削って削って、あまりにもシンプルだけど、それ故の何度聴いても飽きない、そして揺ぎ無い芸の真髄がある。

拍手[0回]


http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/2085/落語研究会 昭和の名人
コメント[0]  TB[]
2010
12,20
23:12
ソーシャル・ネットワーク (★★★★☆)
CATEGORY[映画]
自尊、虚栄、嫉妬、裏切り・・・、と人間の負の側面がこれでもかとぶつかりあう。期待していたよりオーソドックスな展開だったけど、ぐいぐいと惹き込まれた。時間軸をばらばらにして再構成されている割りには分かりやすい。

事実に基づいているらしいが、かなり脚色されているんだろうな。主要な登場人物が「モーリス」チックだったよ。

実名で、それも現在進行形どころか最盛期の人間のドラマを作れちゃうところはすごいと思った。

5億人のユーザーを獲得したFacebookの創設者のマーク。この映画だけ観ていると本当の友だちっていないのかな。孤独なのかもね。

映画で一番大事なことは、同時代を反映しているということ。その意味で、まさに「今」を投影しているこの映画は、やっぱり観るしかないでしょ。

圧巻は、オープニングのマークとエリカの二人の会話。この会話にこの映画の全てが、マークの孤独と虚栄が表現されている。この辺り、上手いねえ、フィンチャー。

毎回、新しい映像表現を魅せてくれるフィンチャーだが、今回は、本城直季風のミニチュア・フォーカスを利用したボートのレース・シーンに注目だ。

ラスト・シーンも沁みる。良い出来。
栗4つ。

ソニー・ピクチャーズ本社試写室にて。
ソーシャル・ネットワーク 【デラックス・コレクターズ・エディション】(2枚組) [Blu-ray] ソーシャル・ネットワーク 【デラックス・コレクターズ・エディション】(2枚組) [Blu-ray]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2011-05-25
売り上げランキング : 46117

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

拍手[1回]


http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/2084/ソーシャル・ネットワーク (★★★★☆)
コメント[2]  
2010
12,12
23:45
羅生門 (★★★★★)
CATEGORY[映画]
正直、「七人の侍」や「生きる」、「用心棒」など所謂黒澤の名作と言われている作品は、別にぃって感じで、何で黒澤がすごいのか分からなかった。

けれど、この「羅生門」を観て、ははあって平伏したくなるほどの衝撃と感動を覚えた。やっぱり、黒澤ってすげえ。そう思わせてくれたのがこの作品である。

原作は、芥川龍之介の「藪の中」。それでは映画的なタイトルとしてはどうかということなのか、物語の語り部たちが羅生門に集うという形に脚色されている。

途中まで、原作とほぼ同じ展開だか、原作には無いもう一つの視点が脚本に書き加えられている。それが果たして真実なのか、本当のところは原作同様藪の中で映画として、きちんと答えは出していない。どのエピソードにも、これでもかと人間のエゴイズムと虚栄心が投影され、そのために嘘をつく登場人物たち・・・。超一級のサスペンスさながらの緊迫感張り詰める展開だ。

光と影と風を効果的にとらえた演出は、白黒映画なのに、眩いばかりの色彩を観客に連想させる。

カメラワーク、構図、モンタージュ、クローズアップ、音楽、脚本、演出、演技、その全てが完璧。これを完璧と言わず、何を完璧と言おう。

黒澤が生み出した、そして日本映画界が世界に誇れる奇跡の完成度を誇る世紀の一本。
これこそが映画。
どうしようもないエゴと虚栄の中、ラストの人間に対する希望が魂を揺さぶる感動を生む。

栗5つ。黒澤、そして日本映画の最高峰。
京橋・フィルムセンターにて。

羅生門 デジタル完全版 [Blu-ray] 羅生門 デジタル完全版 [Blu-ray]

角川エンタテインメント 2009-02-06
売り上げランキング : 22287

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

拍手[1回]


http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/2083/羅生門 (★★★★★)
コメント[0]  
2010
12,11
21:15
悪い奴ほどよく眠る (★★★★☆)
CATEGORY[映画]
有名な冒頭の30分は、コッポラの「ゴッドファーザー」に影響を与えたと言われている。結婚披露宴の中で、登場人物の相関関係を見せる手法は、あざやかだ。

前半のサスペンスは、良く出来ているものの、後半は、かなりつっこみどころも多く、コミカルでもある。

圧巻は、森雅之。老け役でメイクしているが、知らないと本人だとは気付かないほど。悪の権現の権力者と家庭では優しい父親というのを見事に演じている。

主要登場人物の誰もが自分のことしか考えておらずエゴが剥きだし、人間の嫌な部分をこれでもかと見せ付けられる。主人公が一見正義かと思えば、やっていることはとんでもない。

車のライトをいかした夜のシーンは、緊迫感がある。

この映画の全ては、ラストにある。今も昔も悪徳が栄える世の中なのよ。それって変わってない。まあ、言いたいことの全ては、最後の電話にあるんだろうね。

栗4つ。京橋・フィルムセンターにて。
悪い奴ほどよく眠る [Blu-ray] 悪い奴ほどよく眠る [Blu-ray]
黒澤明

東宝 2009-10-23
売り上げランキング : 33209

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

拍手[0回]


http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/2082/悪い奴ほどよく眠る (★★★★☆)
コメント[0]  
2010
12,05
23:14
隠し砦の三悪人 (★★★★★)
CATEGORY[映画]
洋の東西を問わず、あらゆるアクション映画の最高峰。ハリウッドのどんなアクション映画もこの「隠し砦の三悪人」の足元にも及ばない。ジョージ・ルーカスが「スターウォーズ」を作るにあたり、この映画から影響を受けたのはあまりにも有名な話だ。 

とにかく危機また危機、ハラハラドキドキの展開に息もつけない。特に山名の関所を抜けたあたりからは、これこそジェットコースター・ムービー、怒涛の如く押し寄せる見せ場の数々、二転三転するストーリーは驚きの連続だ。 

前半のお城での氾濫、初期黒澤映画のヒーロー藤田進と黄金期のスター三船敏郎の対決、追っ手の銃弾が飛び交う逃避行、火祭りの踊りと映画的な迫力ある見せ場もたっぷり。その中で、妹を犠牲にした姫の哀しみ、欲深い太平と又七のエゴなど人間ドラマとしても奥深いものになっている。 

かつて、こんなにもすごいアクション映画が日本にあったのだ。何度見てもぶったまげる面白さ。これぞ、黒澤映画の醍醐味。映画とは、脚本が命。その代表のような映画だ。 
まったく持って爽快なアクション巨編。大傑作。栗5つ。 
京橋・フィルムセンターにて。
隠し砦の三悪人 [Blu-ray] 隠し砦の三悪人 [Blu-ray]

東宝 2009-12-18
売り上げランキング : 66945

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

拍手[0回]


http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/2080/隠し砦の三悪人 (★★★★★)
コメント[0]  
<<前のページ | HOME |次のページ>>