栗ッピング
毬栗日記、棘あります


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2009
08,22
22:41
宇宙へ。 (★★★☆☆)
CATEGORY[映画]
地球や宇宙の美しい映像を期待していくと裏切られる。
NASAの、人類の50年に及ぶ宇宙への冒険の歴史のドキュメンタリー。60年代のジェミニやアポロなどのプロジェクトは、リアルタイムでは知らないけれど、スペースシャトルの時代はなじみ深い。特に二つの事故は、その寸前の映像が痛々しい。

大航海時代と同じようなんだろうか?
未知への冒険は、どんな危険があっても人を魅惑し駆り立てる。
知らないことを知りたい、その果て無き探求の物語だ。

ただ既存の映像を時系列につなぎ合わせているだけで、ドキュメンタリーとしては、なんの工夫も無いのが残念。

大画面で観たくて、わざわざ六本木まで出かけた。

栗3つ。TOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン7にて。
英語版を鑑賞。

拍手[0回]


http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1413/宇宙へ。 (★★★☆☆)
コメント[0]  TB[]
2009
08,01
19:50
セントアンナの奇跡 (★★★☆☆)
CATEGORY[映画]
長いとは感じなかった。イタリアの子役がすごく上手。

長時間の映画だが、並行する物語や人物を丁寧に描くには、それでも足りない印象。

この監督の映画は、何を撮ろうと結局のところ白人に虐げられた黒人という図式が嫌味なくらい入っていて、まあ気持ちは分かるけど、それが前面に出てしまうとなんか興醒め。

大好きなオメロ・アントヌッティが出ていて、どうしても「サン・ロレンツォの夜」とか初期タヴィアーニの名作を思い出してしまい、それと比較してしまうと、なんともアメリカ的なエンターテイメントにまとまってしまうラストのお涙頂戴も、これまた興醒めだ。

まあ、素直にお涙頂戴でよろしいかと。
でも、昔のタヴィアーニ兄弟の映画が見たくなったよ。「グッドモーニング・バビロン」より前のやつね。この「グッドモーニング・・・」以降は好かん。

この作品で幕を閉じるテアトルタイムズスクエアにて。
栗3つ。

テアトルタイムズスクエアのさよなら上映のラインアップは、すごいよ。
http://www.cinemabox.com/schedule/times/soon.shtml

拍手[0回]


http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1395/セントアンナの奇跡 (★★★☆☆)
コメント[0]  TB[]
2009
07,25
21:09
ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢 (★★★☆☆)
CATEGORY[映画]
前作の長編「野菜畑で大ピンチ」がものすごい大傑作だったので、それと比べてしまうと今回は、上映時間30分、映画のパロディも多く、小粒な作品という感 じ。それでも大活躍するグルミットは、いつもながら楽しく、本当に生きているようだ。毎回スピード感溢れるクライマックスがあるが、今回は、オープニング のパンの配達と謎の女性と出会う坂道のシーンに盛り込まれている。

上映時間があまりに短いので、旧作のテレビ版が3本同時上映。「チーズホリデー」は、月がチーズでできている発想が素敵、「ペンギンに気をつけ ろ」は、美術館の盗難シーンとおもちゃの汽車での大追跡シーンが抱腹絶倒だ。特に、汽車のシーンのユーモアとスピード感溢れる演出は、ハリウッド・アク ション映画も真っ青の超ド迫力だ。ダークなテイストの「危機一髪」は、何十匹もの羊を乗せたバイクとトラックのカーチェイスが手に汗握る。グルミットのサ イドカーが変身するシーンも胸がスカッとする。

とにかく楽しい。これ子供が見ても多いに楽しめると思うのだけど、銀座では21時からのレイトショーだった。

クレイアニメは、制作に時間がかかるけど、また作って欲しいなあ。「野菜畑で大ピンチ」のような素晴らしい傑作がまた観たい。

栗3つ。
銀座テアトルシネマにて。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1383/ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢 (★★★☆☆)
コメント[0]  TB[]
2009
07,25
21:03
ハリー・ポッターと謎のプリンス (★★☆☆☆)
CATEGORY[映画]
halfbloodprince_smallposter.jpg初期の頃にあった子供が見てワクワクドキドキの楽しい冒険の世界は影を潜め、ホラー映画ばりのダーク・ファンタジーになっている。楽しいシーンより、おどろおどろシーンの方が多く、完全に大人向けになっている気がする。

映像は美しいが、最終決戦(?)に向けた残酷な場面が多すぎる。

最終作は、本と同様2部作になり、別々に公開されるそうな。

栗2つ。もうそろそろ、どうでもよくなった。
丸の内ピカデリー1にて。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1382/ハリー・ポッターと謎のプリンス (★★☆☆☆)
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2009
07,20
22:54
ファイブ・イージー・ピーセス (★★★★★)
CATEGORY[映画]
こちらも久しぶりにスクリーンで鑑賞。建て直す前の文芸座で観た。それも高校生の時だから、もう20年以上前だよねえ。

この映画は、大好きなのだ。好きなアメリカ映画では、3本の指に入る。この映画1本で、監督のボブ・ラフェルソンは、僕の中ではスーパーだ。

社会の頂点と底辺とその両方のどちらにも自分の居場所を見出せず、周囲の身勝手な人間たちに嫌悪する主人公の気持ちがたまらない。

労働者の主人公が、混雑する高速道路で車の荷台のピアノを演奏するシーンで、実は、彼が上流階級の人間だと知らしめるのが秀逸。カレン・ブラック の無知で下品な馬鹿女の演技は、度肝抜くほど上手く、彼女の演技がこの映画に与えた影響はすごく大きい。主人公、ジャック・ニコルソンと車椅子で言語機能 も麻痺している父親との一方の通行の会話が、一番人間的な交流になっているのが、なんとも切なく痛々しい。

ラストの余韻もたまらない。

こんな映画が、昔はアメリカにあったのだ。
自分の居場所はどこにある、生きることの無意味さから意味を見出そうとする、なんともすごい映画だ。

栗5つ。アメリカ映画の傑作中の傑作。
早稲田松竹にて。
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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1381/ファイブ・イージー・ピーセス (★★★★★)
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2009
07,20
22:49
イージーライダー (★★★★☆)
CATEGORY[映画]
久しぶりにこの映画をスクリーンで観てきたよ。ヒッピーというのは、もうちょっと古めめかしいけど、保守的な人が新たな思想を受け入れない、それに対する痛烈な批判は、現代にも通ずるところがあるね。

大分フィルムは色あせていたけれど、スッテペン・ウルフの「ワイルドで行こう」やザ・バンドの「ザ・ウェイト」などの名曲にのせて、美しいアメリカの自然も満喫できる。

有名なサイケデリック・シーンも、デニス・ホッパーが監督しているとなると、これがハイな気分の感じなのかなあと説得力あったりして・・・。

選曲と映像が抜群。栗4つ。
早稲田松竹にて。
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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1380/イージーライダー (★★★★☆)
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2009
07,10
23:03
ノウイング (★★☆☆☆)
CATEGORY[映画]
knowing1.jpg最近のハリウッドは、残酷でダークなテイストがお好みなのかねえ。それに親子愛とキリスト教的世界観で、正直ちっぽけで陳腐な物語だ。もう少しいろいろ勉強した方がいいねえ、脚本家よ・・・。

SFのようなホラーのような、そして予想通りの結末に向けてまっしぐらさ。

この地球を操る神的な概念の何かが、結局そこかと、やっぱりというか他にアイデアは無いんだろうな。そこが違うと面白かったのになあ。

映画の予告でも出てくる飛行機と地下鉄事故のシーンの残酷さ、怪しい男たちの登場シーンなど、すごくホラー映画っぽい。

暇つぶしにはいいかも。
栗2つ。ユナイテッドシネマ豊洲スクリーン8にて。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1369/ノウイング (★★☆☆☆)
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2009
07,05
23:10
レスラー (★★★★☆)
CATEGORY[映画]
作りが70年代のアメリカ映画そのもので懐かしくもあり、また最近の作品と比較してかえって新鮮でもあった。昔は、アメリカ映画もこれくらいのクオリティーの映画は、ごろごろしていたのにとどうしても懐古風にとらえてしまう。

プロレスってテレビでも生でも観たことないんだけど、ああ、これはスポーツというよりショーなんだなあって思った。過酷なショーだ。観客の期待に見合うよう演出しているのだが、その演出に耐え得るだけの体に鍛えているところがスポーツなのだろう。

ドラマは、昔の映画で既に使いふるされたものだが、かつての栄光から見放された年老いたスターの哀愁は、ひしひしと伝わる。往年のスターのサイン会とスーパーでのシーンは、とても切ない。

ドキュメンタリーのように主人公の後姿ばかり追う前半の演出が秀逸。後半、ちょっと展開がだれるが、ラストは、70年代の映画を彷彿させる余韻がたまらない。

栗4つ。TOHOシネマズシャンテシネ1にて。
個人的に、今年前半のベスト・ムービーだ。
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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1352/レスラー (★★★★☆)
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2009
07,04
21:55
愛を読むひと (★★★★☆)
CATEGORY[映画]
ベルンハルト・シュリンクの原作「朗読者」は、随分前に読んだ。当時、世界的ベストセラーになっており、アンソニー・ミンゲラが映画化権を買って話題にもなった。生きていたら彼がメガホンを取っていたのだろう。

映画は、原作を無難にまとめている。先に原作を読んでいると、やはり自分がイメージした人物と役者とのギャップがあるが、それを吹き飛ばすほどケイト・ウィンスレットは素晴らしかった。

彼女が守りたかった尊厳と当事者にしか分からない罪悪感、映画も原作もその核心の部分は明確にはしていなく、その答えは観客(読者)に委ねられている。それ故、腑に落ちない思いと理解を超えた感情の余韻とが拮抗する。

映像でありながら、変に戦時中の場面を挿入せず、原作同様言葉で説明している点、朗読される古典の持つ言葉の美しさが秀逸で、今年もっとも心に染みる映画の一本であろう。

栗4つ。
TOHOシネマズスカラ座にて。
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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1351/愛を読むひと (★★★★☆)
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2009
06,07
23:59
ターミネーター4 (★★★☆☆)
CATEGORY[映画]
7028_116107583704.jpg3があまりにひどかったので、それと比べるとかなりましな出来。

ただ、ジョン・コナー役のクリスチャン・ベイルは全く魅力なく、完全にマーカス役のサム・ワシントンに食われている。見せ場もサムの方がいいしね。映画会社は、正直サムを売り出したいんだろうなあ。ジェームズ・キャメロンの次回作「Avator」の主役はサムみたいだし。

これからまた始まるのか。それほど期待してないから、まあこんなもんだろうね。

栗3つ。
ユナイテッドシネマ豊洲スクリーン10にて。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1313/ターミネーター4 (★★★☆☆)
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