2007 05,20 15:26 |
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旅籠、寺田屋。幕末歴史ファンにはお馴染みね。坂本龍馬が襲撃された船宿だそうで。今もほぼ当時の佇まいを見せる。館内見学可で、丁寧に説明してくれる。 僕は、歴史好きなんだけど、幕末の海援隊とか新撰組とかあんまり好きじゃないんよねえ。あとサラリーマンのおっさんが好きな戦国武将がたくさんでてくるあの辺も実は苦手。古代史から室町あたりまでが好きなんだなあ。飛んで大正、昭和の近代史も好き。 幕末の倒幕運動あたりは、あまり馴染みなく、坂本龍馬と言われても、ふうーんて感じだった。好きな人にはたまらないんだろうね。 部屋の一つ一つは、狭いけど落ち着く。通りに面した部屋からは、当時は川の流れが見えたのだろうな。 龍馬が襲撃された部屋だそうで・・・。 弾痕。 柱に付いた刀跡は、見学者が触るのでツルツルになってしまい、今は、訳が分からんと説明してくれた人が言っていた。 宿の養女お龍さんが、襲撃の日入っていたお風呂。危険を知らせるためここから2階へ裸で駆けた。「裸お龍の風呂」と張り紙があった。 |
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2007 05,20 14:30 |
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2007 05,20 13:32 |
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2007 05,20 12:38 |
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伏見へ来たのは、ここを訪れるためだった。ここは、伊藤若冲が草庵を結んでいたお寺だ。伏見稲荷大社から歩いてすぐのところにある。 幅は狭いけど長い階段が空へと続くアプローチが素敵。 どこか中国風情の赤い門を抜けると小さな本堂がある。 小さいながらも花が咲き乱れ、とても素敵な境内だ。 伊藤若冲の墓。 彼の墓は、相国寺にもある。 石峰寺の裏手の竹林の丘には、若冲が下絵を描いた五百羅漢の像がある。その丘への階段。またあの赤い門がある。緑の中の赤い門。別世界への入り口だ。 風にそよぐ竹林、揺らぐ陽の光、鶯の声が飛び、鳥が木をつつき虫の居場所を確かめている。そんな森の中のあちらこちらに筍が生えているいかのように、にょきにょきと若冲の描いた羅漢たちが佇んでいる。 見ているのは僕なのに、僕が見られているような錯覚。 羅漢像は、だいぶ風化が進んではいるが、そのさまざまな表情はみてとれる。なんとも優しい眼差しだ。 誰もいない竹林の中、どれほどここにいただろうか。訪れる人も少なく、羅漢と僕だけの時間が流れていた。何百年と居座っている石たちは、無言だけど雄弁だ。語りかけられているようで、とても不思議な時間だった。 自分のいる世界とは違う所にいたような気がした。 |
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2007 05,20 11:46 |
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2007 05,20 10:48 |
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翌日、京都に戻り伏見へ。伏見稲荷大社をお参り。ここは、全国約4万のお稲荷さんの総本宮だ。 赤と緑と青。なんとも目に鮮やかな組み合わせだ。 本殿裏手にある千本鳥居。 吸い込まれていく感じ。赤い迷宮のはじまりはじまり。 吸い込まれるようにどんどんどんどん奥へ奥へ・・・。 途中からほとんど登山のようになり、傾斜が急になる。ところどころに風情ある茶店が。きつねうどんが食べられる。 四つ辻と言われるとても見晴らしのよい場所。ここからさらに稲荷山の頂上を目指す。ここからがさらにきつい登り道。調子にのった元山男は、頂上を目指す。 まあしかし、途中の山道にも鳥居がびっしり。ただ登るのでさえ結構大変なのに、こんな大きな鳥居を持って登ってくるのがすごいねえ。 頂上の一ノ峰(上之社神蹟)、標高233メートル。でも、急な階段道は、もっともっと高い所まで登ってきたような疲労感だ。 途中、いろんな狐の像があった。 |
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2007 05,19 23:57 |
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戎橋のあたり、橋の修復中で写真がうまく撮れなかった。 僕は、やっぱり大阪といえば、このあたりが好きだなあ。梅田は、駅ビルと地下街ばかりで街並みを散策する楽しみがないよなあ。梅田は、再開発ビルばかりでつまらんエリアだ。 東京の繁華街にはないアーケード。雨の日は便利だと思う。 松竹座。こちらも大正12(1923)年の建築となかなか僕好み。ここで歌舞伎を観てみたいなあ。しのたかさん曰く、館内はリニューアルされて味気ないそうだが・・・。 ネオンの洪水。東京とはまた違う、不思議な感じ。昭和の香りがする。 お馴染みの・・・。 法善寺横丁は、石畳のちょっと裏通りな素敵なところ。火事があったせいのか、小綺麗な店が多く、それほど昔の香りはしなかった。 それでもなんかとてもいい風情。 ここが法善寺。 東京でいうと新橋の烏森神社あたりの感じかなあ? ホテルの部屋から。梅田方面。 |
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2007 05,19 22:15 |
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2007 05,19 15:16 |
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京都のホテルが予約できず大阪に来た。また翌日京都へ行くのだけどしょうがないか。 大阪の街を探検。僕好みのビルがたくさんあるなあ。 生駒ビルヂング。昭和5(1930)年の建築。時計のデザインが洒落ている。 コニシ(旧小西儀助商店)。な、なんとこちらは、明治36(1903)年の建築だとか。大阪のど真ん中にまだまだ健在。ちなみに隣にあった三越大阪店は、更地になっていた。高層マンションになるらしい。低層階には、阪急百貨店が入るそうな。 三井住友銀行・大阪中央支店。こちらは、昭和11(1936)年の建築。昭和初期の銀行建築らしいギリシア神殿風の建物。東京にもこういうのたくさんあったのになあ。 高麗橋野村ビルディング。こちらは、昭和2(1927)年の建築。素晴らしい。まだまだ現役だよ。 大阪市中央公会堂。こちらは中之島にある超有名建築だ。大正7(1918)年の建築。煉瓦フェチにはたまらない建造物。赤い煉瓦は、青空に映えるなあ。 日本銀行大阪支店。明治36(1903)年の建築。中央のドーム状の意匠が面白い。 幼稚園の正面。 芝川ビルディング(旧芝蘭社学園)、昭和2(1927)年の建築。いやはや大阪はレトロ建築の宝庫だなあ。もっともっとあるんだろうなあ。また、ゆっくり散策してみたい。 |
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2007 05,19 13:45 |
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