2013 09,20 11:00 |
|
一週間前には時間切れで入場できなかったカサ・バトリョへ。ここもガウディの建築だ。グエル邸に比べると狭〜い。でも目抜き通りに面しているから、地代が高いのかな。そして20ユーロと入館料も高〜い。
入ってすぐ、玄関ロビーの階段にぐっとくる。何これ?四次元?そんな錯覚すらする異空間。 入館料に音声ガイドレシーバーのレンタルが含まれている。日本語もある。皆、それを聴きながらなので、あちこちで立ち止まって聴いている。狭い館内に佇む多くの人。これ、真夏だったら暑くてイライラするだろうな。夏は、ちゃんと冷房しているのかな? 極力直線を排したデザインは、どこを見てもくねくね、くねくね。 照明に向かって天井が渦を巻いているみたいだ。 ガラスもクルクル、クルクル。目が回りそう。 家の中央にあるアトリウム。ガラスの天井から外の陽を入れる。 屋上にも上がれる。この家は、このカラフルなモザイクをはじめ建物が多くが廃材で出来ているんだって。 2階にミュージアム・ショップもある。ガラス製品とか陶器など洒落たデザインものがたくさん売っていた。欲しかったけど、割れ物を持って帰る手間を思うと、ついつい躊躇してしまう。ベランダに出て外側から写真を撮って売ってくれる。記念にはなるかも。ディズニーランドみたいなサービス、いろんなところにあるのだな。 Casa Batlló Passeig de Gracia 43 |
|
2013 09,20 10:00 |
|
船を降り、旅は終わるはずだった。昼頃下船して、そのまま空港へと思っていたのだが、船を降ろされたのは朝の8時30分。空港に直行したらものすごく時間を持て余す。しかし、大きなスーツケースを持って観光なんてできない。港に荷物を預かってくれそうなところはなく、空港に行ってもまだチェックインできないし、どうしようかと悩んでいた。
港のターミナルの出口の所に、なにやら臨時カウンターが出ている。「お荷物をお好きな場所に届けます」とのこと。空港でも、ホテルでも、荷物を預かって指定の時間に届けてくれるというのだ。なんて便利。でも大丈夫かなあ?ちょっと不安だったけど、巨大な荷物をいくつも持って旅をしている欧米の旅行者が躊躇なく預けていたので、利用してみることに。 DW Consignaというサービス会社。スーツケース1つ10ユーロだった。受け取り時間もちゃんと希望を聞いてくれた。スーツケースを空港まで届けてもらうことにし、港で大きな荷物とお別れ。なんという解放感。これでもうちょっと旅が続けられるぞ。 急いでタクシーに乗る。行きは、タクシーの運転手さんが英語を話せたので、問題なかったが、今回はダメだった。カタルーニャ音楽堂に行きたかったのだけど、スペイン語の名称を覚えてきていなかった。「Music Hall」が通じない。うーん、なんていうのスペイン語で?「ムジカ?」と言ったら、なんか合点が行ったみたいで、タクシーが走り出した。 とっても不安だったけど、無事着いた。料金もメーター通り、本当にバルセロナのタクシーはいいなあ。 今回は、あきらてめいたんだよねえ。ここは、1時間コースのガイドツアーしかないから、時間が合わないと上手に観光できないんだ。スペイン語、フランス語、英語のコースがあるから、ちょうどいい時間に英語のツアーが無いと随分待つことになるからね。 運良く、20分後に英語ツアーがスタートということでチケットを購入。 この建物を設計したのは、船に乗る前に宿泊したホテルと同じ設計者のリュイス・ドメネク・イ・ムンタネー。どうしても中を見学したかったんだよね。 劇場の入り口手間にあるカフェ。コンサートの前にここでコーヒーやお酒なんて、もうその時点で感激だ。 劇場内への階段。実は、ここを上がる前に地下の小劇場に案内される。そちらでまず、劇場の歴史、出演した大御所達のインタビューなどドキュメンタリー映像を視聴する。出て来る人が豪華なのでこれも楽しめる。 憧れの建築の中についに入場。ここでコンサートが聴けたら、どんなにか素晴らしいだろうか。 天井のステンドグラス、すり鉢みたいに突き出ていたんだねえ。 美しすぎる。よく見ると人間の顔もあったのだね。 巨大なパイプオルガン。現在は、コンピューター制御で演奏できるみたいで、デモをしてくれた。この音楽堂の音響の良さも体感できたよ。 一階席から後方を見上げる。柱の上から花が咲いたような素敵なデザイン。 説明してくれたお兄さん。とっても丁寧で、冗談を交えながら面白かったよ。ネクタイも素敵。 上のお兄さんが、「髭のおじさんは、スターリンじゃないよ」って言ってた。(笑) 客席内に今にも飛び出して来そうな彫刻群もすごい。 待合室も素敵。ステンドグラスがちょっと和なデザイン? HDRアートモードで、この眩い世界をお楽しみあれ! 今度、バルセロナを訪れることができたら、ぜひここでコンサートを鑑賞したいものだ。 PALAU DE LA MÚSICA CATALANA C/ Palau de la Música, 4-6 - 08003 BARCELONA
93 295 72 00 |
|
2013 09,20 00:46 |
|
8日間の船旅は、あっという間だった。初めてのクルーズ、初めて行く土地、いろんな人との出会い、楽しかったなあ。来年もまたMSCで船旅に出かけたいな。 船長と記念撮影。 こちらは、毎日部屋のお掃除をしてくれたクルー。何故か、朝に晩に会ったので、一番おしゃべりしたね。宿泊したキャビンの前で記念に。インドネシアのバリ島出身の方だった。「横浜の元町に行ったことあるよー」って言ってた。いつも部屋を奇麗にしていただき、ありがとうございました。 こちらもインドネシア バリ島出身のスタッフ。ディナーは、毎日決まった同じテーブルで彼が毎日サーブしてくれた。ありがとうございました。この航海が終わったら、バリ島に帰ってホテル業をやると言ってた。 こちらは、キューバ出身のスタッフ。僕が着物を着て歩いていたら「一緒に写真を撮って」と言われて撮ってあげた。なのでこちらも最終日に記念撮影。彼は、フィットネス・センターとスパを仕切っていた。 こちらは、キューバ出身のバーテンダー。フィットネス・センターにあるフルーツ・バーでいつも美味しいスムージーを作ってくれた。最初は愛想が悪くてちょっと怖い感じだったけど、滞在中ほぼ毎日、日に何度も通ったので仲良しに。実は、とってもフレンドリーで面白いおじさんだったよ。 また、どこかで会えるといいね。ありがとう、プレチオーサ。 <MSCプレチオーサ船内探検> |
|
2013 09,19 23:58 |
|
この日は、どこにも寄港しない終日海の上。甲板からどこを見渡しても大海原、海しか見えない。観光はできないので、船の中で自由に過ごす。 終日クルーズの日は、セールの日でもある。ロビーやデッキに露店が立ち並び、香水、石鹸、時計、ロゴグッズなどいろいろなものが特価になる。船内にあるスパや美容院なども割引プランがでてくる。 船内には、他にもプール、フィットネス・センター、お菓子屋、酒/煙草の免税店、化粧品の免税店、鞄/洋服の免税店、時計や宝飾品の免税店、シアター、ディスコ、写真館、ライブラリーなど様々な施設があるので飽きない。 甲板に並んだデッキチェアーに横たわり、空を見ながら、iPodでお気に入りの音楽を聴きながら爽やかな風にあたるのは最高だ。 デッキのステージでは、エキササイズ。 日課になったフルーツ・スムージを飲む。 船尾にあるプールは、海と一体になれて素敵。 イタリア船だもの、ジェラートも食べなくちゃ。 お昼は、ビュッフェ。 いろんな食材があって楽しいけど、和食がないんだよね。船によって別料金の和食レストランが出店しているのもあるらしいけど。 今日は、誰も観光に行かないから、船内どこに行ってもすごい人。(笑) 自分のキャビンのバルコニーから、ぼうっと海と空を眺めているのも贅沢。休暇って感じを満喫。 船旅最後のディナー。 飲み放題プランに入っているワインと水 前菜。アスパラガスのローストビーフ巻き。 玉子スープ リゾット メインのローストビーフ デザートは、レモンのソルベ ディナーの後は、アバターそっくりのアクロバット&ミュージカルショーを鑑賞。ショーの前のプレーショーが面白かった。パントマイムの人が5人くらい、席にやってくるお客さんの真似をするというブロードウェーでもよくあるやつなんだけど、お客さんも真似されないようにすごいことをしたりして、それが面白かった。 深夜まで行われるメイン・ロビーでのリサイタル。これも毎晩通ったな。生演奏と生歌に酔いしれた。ここでお酒も飲めるしね。 しかし、船旅最終日の夜は、ちょっと大変。荷物のパッキングを済ませ、夜の2時までにスーツケースを廊下に出しておかねばならないのだ。洗面道具は、手持ちの荷物にしないと朝困ることになるので要注意。 下船時間は、キャビンのフロアによって指定される。次の乗船客の準備のため、部屋は早々に退出せなばならないのだ。下船する寄港地のバルセロナは、朝8時に着くので7時30分には部屋を出なければならず大変。コンサートの余韻に浸りながらも早く寝ることにする。 |
|
2013 09,18 20:14 |
|
港に戻って来たのは、最終乗船の5分前。危ない、危ない。時間に余裕があったら、港にあったショッピング・センターを冷やかそうと思ったのにな。 出国も簡単。パスポートさえ見ずに顔パス(笑)。パスポートには、チュニジアに入国した記録が残らないのか。なんかちょっと残念。 チュニスは、全体的に白いな。白い建物が多い。規制があるのかな? 港は、近代的な施設が整っているが、どこまでも遠くが見渡せる景色は、東京にはないなあ。 溜め息が出るほど美しい。船旅は、いいなあ。 黄昏のチュニス。モスクの尖塔かなあ?なんとも言えない景色だ。 夜、甲板に出てみたら、月が出ていた。月は奇麗だったけど、期待していた星空は見られなかったな。 今宵のディナーのドレスコードは、カジュアル。一応、コースになっているけど、メニューから好きなものが頼める。 前菜は、生ハムメロン。下にメロンが隠れている。 クロケット スープ パスタ メインもカジュアルだな。 デザートは、苺のアイスクリーム。 |
|
2013 09,18 17:43 |
|
シディ・ブ・サイドの家々は、白い壁にチュニジアン・ブルーの窓や扉で統一されている。ギリシャのエーゲ海の島々のような独特な景観が広がる。テレビで観た時は、静かな郊外の町で、ゆったりと旅する感じで紹介されていたが、ここも通りには無数のお土産屋さん。ゆっくり静かな気分で歩くなんて到底できない。五月蝿いほどの客引きの声、まあ観光地だからしょうがないね。 ちょっと路地に入ると静かな風情も見つけることができる。 残念ながら雲がちな日だった。もう少し青空だったら、また印象も違ったのだろうけど。とにかくお土産さんの攻勢が激しくて大変。買おうかどうしようか迷って商品を手に取るものなら、もう買うまで店員が離してくれない。 船に帰る頃、青空が広がってきた。 |
|
2013 09,18 15:19 |
|
古代の歴史好き、遺跡好きの僕にとって、カルタゴはずっと憧憬の場所だった。その場所に来たというのは、やはり感慨も一入である。世界史の教科書でもおなじみ、ポエニ戦争でローマ帝国と戦ったカルタゴは、完全に破壊されてしまう。ここは、かつてカルタゴの軍港があった入り江。建物は残っていないが、丸く整地された港の形跡だけが往時を忍んでいる。 カルタゴは、地中海貿易を牛耳ったフェニキア人の植民都市。フェニキア本土のティルスが衰退しても暫く栄華を謳歌していた。第二次ポエニ戦争で、アフリカ象を引き連れ、アルプスを越えローマに侵攻したハンニバルは、あまりにも有名だ。彼は、チュニジアの紙幣にも描かれている。 軍港跡の向こうに広がるのは、ピュルサの丘。かつてここからあの丘の上に向かってカルタゴの街が広がっていた。 丸い部分が軍港。Google Earthで見るとその形は、今も古代そのままに残っている。 軍港の左側にあるのが商業港跡だ。 こちらが商業港の跡。2300年も前、ここが商船で賑やかだったと思うと感慨深いな。 ポンペイ同様、カルタゴも1つの大きな街だったので遺跡は点在している。ただ、古代ローマ人に徹底的に破壊されてしまったためほとんど何も残っていない。フェニキア人は、何十万人と惨殺され、街は破壊され、雑草すら生えてこないよう塩がまかれたと伝えられている。これは、ある意味、カルタゴがよほどローマから恐れられていたことの証だろう。 港跡には、現在水族館があった。こちらは、水族館近くにあったチュニジア風な建物。 カルタゴの水道橋。ただしローマ時代のもの。この橋のすぐ近くのレストランでクスクスを食べた。 トペテ。フェニキア人は、子供を生け贄にしていたという記録が残っている。ここは、幼児の墓場の跡。現存する数少ないカルタゴ時代の遺跡だ。ここからは、2万個の幼児の骨壺が見つかっている。 入場料がかかる遺跡では、博物館同様、写真撮影には別途料金が必要。 ガイドブックでカルタゴの遺跡として紹介される代表が、ここアントニヌスの共同浴場だ。古代ローマによって完全に破壊されたカルタゴなので、この遺跡はその後古代ローマ人が建設した浴場の跡だ。とは言え、ローマのカラカラ浴場などと比べると、あまり原型をとどめてないねえ。チュニジアは、内陸部にあるドゥガの遺跡の方が保存状態が良いのだ。 これが復元想像モデル。無理、こんなの想像できない。(笑) 今回は、曇りがちだったけど、青空だったら遺跡越しの海と空の光景は、古に想いを馳せる美しい印象を持てただろうな。 |
|
2013 09,18 11:50 |
|
チュニジアのルーブルと言われているバルドー博物館。それは、言いすぎでは? オスマン帝国統治時代の地方長官が住んでいた宮殿を美術館に改装した。モザイク画のコレクションでは世界随一。カルタゴ時代のもの、ローマ時代のものなど超貴重なモザイク画のオンパレード。この美術館のすごいところはその展示方法で、もともと壁にあったものは壁に、床にあったものは床に展示してある。ものによっては、モザイク画の上を歩くことになるので、入館者は全員、入り口でビニールのシューズ・カバーを受け取り、それを付けなければならない。 もう1つ注意が必要なのは、チュニジアでは博物館や遺跡での写真撮影には、入館料とは別に写真撮影料が必要。1ディナール。お土産屋さんはユーロが通用するが、ここではチュニジアの通貨のみ。チュニジアの通貨を持っていないので、ガイドさんが希望者に対して一人1ユーロ集めていた。1ユーロで2.5ディナールほどなので、差額はガイドさんへのチップなのか? ガイドさんと一緒に見学している時は大丈夫だけど、後で自由に見学していた時に首からカメラをぶらさげていたので、撮影証を確認された。無作為にチェックしている感じだった。 館内のあちこちにモザイク画。 美術的に素晴らしいということと、当時の人々の生活がうかがえるのが面白い。どんな服を着て、どんなものを食べ、どんな仕事をし、どんな家に住み、どんな動物と慣れ親しんでいたのか、そうしたものを見るのは楽しい。古の世界へ旅をしているようだ。 モザイク画だけでなく、元宮殿だった建物自体もすごい。特に天井の意匠が美しい。 |
|
2013 09,18 11:19 |
|
世界遺産に登録されているチュニスの旧市街メディナ。ヨーロッパの街のような新市街とは対照的に、ここはアラビアの風情が漂う。チュニスは、もともと古代フェニキア人が開いたカルタゴだったが、ローマに滅ぼされ、その後アラビア支配になった7世紀頃からメディナの形成が始まった。現在、ここは13世紀の姿をとどめているらしい。 迷宮のようなメディアを彷徨いたいという希望は崩れ、まずは土産物屋に連れて行かれる。 チュニジアを代表する陶器。あら、美しい。欲しかったけど、割れ物を持って帰るのは面倒なのであきらめた。値段もいくらか分からないし、聞いたところで相場が分からない。アラブでの買い物は、交渉が必要。 真ん中の皿には、かなり惹かれた。これ、孔雀をデザインしたもの。全部、手描き。ぱっと見ると奇麗だけど、凝視すると意外と粗い。日本の陶器のクオリティーと比較するとちょっと劣るねえ。 高いんだか、安いんだか分からないアクセサリー。 その後、店の三階へ通され絨毯をこれでもかと見せられる。 まあ、店員の英語がお上手。ジョークも面白い。慣れてるな、お主。部屋の扉は閉められ、買うまで出さないぞ的な雰囲気へ、右のおじさんの後にある絨毯を西洋人の夫婦が買っていた。「どうやって持って帰るの?船便で別送?」に、「小さくたためるから大丈夫」と折りたたみ、土足でこれでもかと踏んづけて、あらまあスーパーでの買い物袋に収まる大きさに。日本人の感覚だと売る商品を土足で踏むのはどうかと思ったけど、外国では土足で家に入り、土足でこの絨毯の上を歩くからいいのか。 素敵な絨毯だとは思ったけど、靴を脱ぐ文化の日本人にしてみると、かなり毛が硬い感じがした。また、これだけの大きさのものを敷くスペースは、うちにはないなあ。(笑) 頼んでもいないのに、次から次に絨毯を広げてくれ、その上を土足で歩き回るよ。 今回は、30人くらいのツアー人数がいたので良かったけど、少人数でここに閉じ込められたら嫌だなあ。 その後、自由行動かと思いきや香水屋に向かうという。行きたくない人は、自由行動で集合場所はここねということに。指定場所に戻れるか不安だったので、とりあえず香水屋にも行ってみる。チュニジアは、ジャスミンが有名で、香水もジャスミンの香り。とてもいい匂いだった。1本10ユーロが今日は3本で20ユーロとのこと。これはお買い得だったのかな? エジプトでも香水は有名で、芸術的な香水の瓶に入れてくれて売っていた。ここでもそれらしい香水瓶があったけど、カイロで見たものに比べると出来が悪かったので、パスして自由行動へ。 スーク(市場)内は、屋根があり雨の日でも買い物ができる。アーケードって昔からあったのね。この屋根と石畳は、13世紀まで遡れるのか? メディナのランドマークであるグランド・モスク。チュニジア国内で2番目に古くかつ大きい。9世紀に完成したモスク。 チュニスの猫 もっと彷徨いたかったけど、土産物売りの攻勢がものすごい。次から次にやってくる。ゆっくり見てられない。帽子を勝手に頭に載せて来る、腕輪を勝手に腕にはめてくる、ネックレスを勝手に首にかけてくる、もう振り切るのが大変。同じ船に乗っていたイギリス人の気の弱そうなおじさんは、ネックレス売りの猛攻撃に合っていた。奥さんにプレゼントと言われ、「女房はいない」と答えてたけど、結局買わされてたね。しかし、夜、船内のレストランで見かけたら、夫人と同伴だったよ。嘘つき。 |
|
2013 09,18 09:00 |
|
シチリア島を出た船は、夜の海を航行し、次の寄港地チュニジアのチュニスへ向かう。朝、アフリカ大陸が見えてきた。以前、エジプトへ行ったことがあるので、二度目のアフリカだ。どちらも中東やヨーロッパの影響が大きいので、あまりアフリカというイメージではないが。 船から港ラ・グレットに着く。これまで訪れた国は、スペイン、フランス、イタリアと全てEUのシェンゲン条約締結の国なので、パスポート無しで入国ができたが、ここでは入国必要だ。 港は、ラクダや民族衣装の楽団の演奏で歓迎。ただ、うっかりこのラクダに乗ったり、楽団と写真撮影したり、無理矢理渡させる花を受け取ったりすると、バクシーシ(チップ)を求められる。 船内で渡された入国カードに、事前に名前、国籍、パスポート番号を記入。飛行機で入国とはフォームがちょっと違うのかな?入国カードは、1枚の紙に上段が船会社のツアー参加者用、下段が個人旅行者用だった。上段のみ記入し、入国審査場へ。パスポートと一緒に入国カードを渡す。係官、パスポートは見やしない。入国カードの裏にスタンプを押し、紙をちぎって上段部分だけ渡された。あっという間だった。船旅の客は、買い物して、必ず船に乗って帰るから特に問題は無いのかな?個人旅行やここで下船だとちょっと違うのかも。 港には、アラビア風の建物が。小規模なショッピング・センターだった。 船会社のツアーに参加。個人旅行者用に街の中心まで行くバスもあったけど、初めての国でいろいろ回りたかったの終日観光のツアーにした。 現在は、アラビア語が公用語だけど、フランス植民地だったのでフランス語も通じるらしい。街の看板は、もちろんアラビア語だけど、英語表記も多いので、エジプトの方が異国情緒があったなあ。モスクなどアラビア建築よりも普通の近代建築の方が多いので、アラビア都市、アフリカ都市というよりは、ヨーロッパな感じ。 カスバ。旧市街の中心。ここには、省庁など政府機関が集中している。世界遺産にもなっているスーク、メディナは目と鼻の先。 カスバと言えば、アルジェリアを思い起こす。「カスバの女」という歌もあったしね。カスバは、アラビア語で城塞の意味。古代城壁で囲まれていたアラビア都市の多くに、カスバと呼ばれる場所がある。 天気が曇りなのが残念だなあ。 |
|