2013 12,01 15:32 |
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ここも訪れるのは3度目。設計は、丹下健三。シンメトリーな建築は、好き。 修学旅行生と外国人旅行者の入館者が多い印象。 1945年8月5日の模型。現・原爆ドームの建物が一際大きいのが分かる。 1945年8月6日の模型。中央の島に現・レストハウスの建物が残っている。 街と人々が一瞬にして消えた。本館には、消える前の町の地図が展示されているが、映画館あり、商店街あり、銭湯ありと、人々の生活も消えたのだ。 東館の展示は、以前僕が訪れた時より新しくなっていた。 赤い球が原爆が破裂した位置。 禎子さんが折った折り鶴。 あの日に止まったままの時計 平和記念資料館 |
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2013 12,01 14:53 |
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佐々木禎子さんの像。禎子さんの物語は、教科書に載っていたので、多くの人が知っていると思う。被爆して白血病になり、病床で千羽鶴を折り続けるも亡くなってしまう。教科書で読んだ印象では、大人びた印象があったが、亡くなった時は12歳だったのか。 現在は、レストハウスになっているこの建物、Wikipediaによると「1945年広島市への原子爆弾投下により被爆。現在爆心地から最も近い現役使用されている被爆建物であり、特に原爆被災の中心となった中島地区でただ一つ残った戦前からの建造物」とのこと。なんと、原爆投下時、この建物の地下にいた人は、奇跡的に助かったのだそうだ。もともとは呉服店。当時は、ものすごくモダンだと話題になったらしい。 |
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2013 12,01 13:13 |
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出張で広島へ。早目に東京を出て、仕事前に平和記念公園を散策。広島を訪れるのは3回目だが、毎回ここへ来てしまう。漫画や映画の「はだしのゲン」は、あまりに恐ろしくて子供の頃、夜眠れなくなったほど。しかし、それ以上に、強烈な印象をもたらしたのは、やはり「原爆の子」だ。進藤兼人が映画化した作品も泣いちゃったけど、書物の方が胸にぐさりと突き刺さった。 今は、原爆ドームという名称で有名だが、もともとは広島県物産陳列館(その後何度か改称され、広島県産業奨励館に)。原爆投下前の写真も残っているが、それと比べるとかなりの部分が破壊されていることが分かる。 こちらのサイトで、原爆ドームの詳細を知ることができる。 原爆ドーム |
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2013 11,19 19:45 |
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2013 11,15 16:19 |
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受付に行ったら、次の間欠泉吹き出しまであと30分あるから先に血の池を見に行って、と言われ、血の池を見てから戻ってくる。ここは間欠泉で有名なのだが、吹き出す間隔は25分から30分ということで、その間多くの人がベンチで待っている。世界的に有名なイエローストーンの間欠泉と比べても、吹き出すまでの間隔はこちらの方が短いそうなのだ。 僕は、先に血の池を見に行ってきたので待つこと5分。吹き出したよー。でも、正直これだけ?って感じだった。わざわざ見に来るものかしら? 安全を考えて囲いや屋根を付けたから迫力がなくなったのかも。以前はもっとすごかったのかなあ? 龍巻地獄 http://www.beppu-jigoku.com/tatsumaki/ |
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2013 11,15 15:34 |
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翌日、仕事が終わってから残りの二つの地獄へ。各地獄は、単体で入場も可能(各400円)だが、全部周るなら二日間有効の共通券(2000円)がお得。ホームページには、共通券の割引券もあった。
血の池ということで、一番「地獄」とあうネーミングだね。海、白、龍巻と共に国の名勝に指定された。 奈良時代に編纂された書『豊後国風土記』に"赤湯泉"の名で記され、1300年以上前から存在する日本最古の天然地獄。赤は、酸化鉄を含んだ泥の色だ。 おどろおどろしい名前の場所だけど、園内にサザンオールスターズの「チャコの海岸物語」が流れていて、ものすごく興醒め。もっと考えてBGM流してほしいなあ。 血の池地獄 http://www.chinoike.com/ |
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2013 11,14 20:32 |
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2013 11,14 19:00 |
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地獄巡りがある別府の鉄輪(かんなわ)温泉。駅に近い海沿いの別府温泉より、風情のある温泉街だ。日帰り立寄り湯を探して、町外れにあるひょうたん温泉へ。最近の近代的な温泉施設のようだが、大正時代からある歴史ある温泉だった。
ロビーは奇麗だが、入浴施設は鄙びた感があり、いい感じ。中には、露天風呂、岩風呂、檜風呂、歩き風呂、砂風呂、蒸し風呂とバラエティーに富んでいた。90度を超える源泉を加水するのではなく、竹を使って冷やす独自の方法を使っている。 特に僕が利用したかったのが、この瀧湯だ。大正11年からここにあるそうで、肩の凝りになんともいい。 風呂上がりに併設の食事処でとり天。ここで食べたとり天が一番美味しかった。 温泉の蒸気で蒸したゆで卵付き。 ひょうたん温泉 http://www.hyotan-onsen.com/ |
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2013 11,14 17:01 |
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吹き出した時は無色透明だが、池に落ち温度と圧力が下がることで自然に青白くなる。お寺風の門、松と池の配置がとても日本的で、地獄の中で一番和な風情がある。 と思ったら、併設施設は熱帯魚館。それもかなり古びた感じで、何にも入っていない水槽も。温泉熱を利用して熱帯の魚を飼育ということなんだろうね。ピラニアなどもいて、戦前戦後は珍しかったと思うけど、今はどうなんだろう。この場末の温泉街の雰囲気は好きだけどね。ちょっと展示を工夫する時期じゃないかと思う。 柱に「このガラスは、拡大鏡じゃありません」って注意書きが貼ってあったのが笑った。 ここが一番、昭和なテイストにあふれていて好きかも。 白池地獄 http://www.beppu-jigoku.com/shiraike/ |
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2013 11,14 16:45 |
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地名から鬼山地獄と名付けられる。そもそも地名が「鬼山」ってすごい。 一応、地獄風な池がある。 そして、何故かマレーシアな建物。中は、ワニに関する資料展示。 ここで飼育されていた飼育ワニでは体長・寿命とも世界一を誇るクロコダイルのイチロウの剥製が展示されている。正面からで分かりにくいけど全長4メートル以上あった。もうびっくりするくらい大きい。自然界では生きてお目にかかりたくない。なんと大正14年生まれで平成8年8月30日に71歳で死んだのだそう。ワニってそんなに生きるのね。大正生まれってすごいなあ、太平洋戦争も生き抜いたのか、良く殺されたり、食べられたりしなかったなあ。 ということでここには、ワニがたくさん飼育されている。伊豆の熱川バナナワニ園もあるし、温泉熱でワニの飼育ってよくあるね。でもここがその発祥の地。大正12年からやっているんだって。 ワニだらけ。ワニ地獄だね。 鬼山地獄 http://www.oniyama.net/ |
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