栗ッピング
毬栗日記、棘あります


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2009
12,05
23:00
カールじいさんの空飛ぶ家 (★★★★☆)
CATEGORY[映画]
観る度に技術が上がっている。最初に流れる短編の雲の描写がすごい。

さて、本編。人間のCGは、まるでパペットみたいだった。オープングの台詞を抑えた演出は、微笑ましくもあり、ちょっと切なくもあり、この辺がピクサー、上手だよなあ。

じいさんが風船で旅立つきっかけとなるところが妙に厳しい現実をつきつけられるが、飛び立ってからの展開は、冒険心に溢れ楽しい。犬の首輪に付いている機械が、「それゆけスマート」ばりの馬鹿馬鹿しさで最高!

単純明快な冒険活劇だけど、夢とロマンの物語に、童心に返って素直に楽しめる。
願わくば、南アメリカに着くまで、もうちょっと何かあれば良かったのになあ。

目新しいさは無いけど、アメリカ映画らしい突拍子もないギャグセンスに大笑いし、ちょっと切なくしんみりなったりして、とてもよい出来に仕上がっている。

家が飛び立つシーンは、なんとも素敵!細やかな描写がとてもいい。
栗4つ。ユナイテッドシネマ豊洲スクリーン1にて。

ただ、何故3Dかは疑問。別に何も飛び出して来ないよ。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1590/カールじいさんの空飛ぶ家 (★★★★☆)
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2009
12,05
17:48
戦場でワルツを (★★★★☆)
CATEGORY[映画]
斬新な映像と印象的なスタイルで失われた戦争の記憶を捜し求める度肝抜くドキュメンタリー。強烈で残酷、時に恐ろしいまでの美しさを見せる戦争の描写を独特のアニメーションで綴った驚きの作品だ。

夢の映像、消え去りたい記憶と無かったはずの記憶との狭間で、関係する人々へのインタビューを通して、徐々に真実に近づいていく。

ナチス・ドイツ時代には、被害者だったユダヤ人。彼らの子孫が中東で行ったことは、何だったのか?そして、それは今も終わっていない。

スクリーンから津波のように溢れ出す強烈で残酷なメッセージは、印象的な音楽とともに心の底にやりきれない余韻を残す。

今年、見逃せない1本。栗4つ。とにかく、この映画は、体験すべき。
シネスイッチ銀座にて。
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2009
12,02
23:10
文楽ワークショップ @實相寺
CATEGORY[舞台]
この間、たまごの会で西馬込の實相寺に行った時、「文楽ワークショップ」のチラシが置いてあり、一緒に落語を観たにっしさんと「これ、行きたいねえ」と話 していた。文楽は、以前からずっと観たかったのだけど、チケットが手に入らないんだよねえ。また、初心者には、こういう会の方がとっつきやすいかなあとい うこともあり、出かけてみた。

もう7回目だそうで、開場前から行列。でも、最前列に陣取り、二人でかぶりついて観ちゃった。

人形遣い:桐竹勘十郎
太夫:竹本津駒大夫
三味線:鶴澤燕三


前半は、上記三者の楽しいお話。人形浄瑠璃界のいろんな話が聞けて面白かった。また、三人とも笑わす、笑わす。話がすごく上手だった。

中盤は、素浄瑠璃。義太夫と三味線だけで、「仮名手本忠臣蔵」の大序を。津駒大夫、風貌は、大阪の気のいいおっちゃんって感じだったけど、始まっ た途端に豹変。かっこいい、惚れたああああ。何でこんな声出るの?なんでこんな節覚えられるの、なんで三味線この節に合わせられるの? もうすごくてびっ くりした。
飛び散る汗、脳味噌の血管が切れるんじゃないと思うほどの表情の変化に圧倒された。義太夫は、節が付くので聞きなれないとなかなか耳に入ってこない部分もあるんだけど、やっぱり日本語のリズム、言葉はいいなあと実感した。

休憩を挟んで、後半は、人形の説明から。浄瑠璃の人形って、首と手しか無いんだねえ。女の人形の足は、人間の拳だった。三人で息を合わせて一つの 人形を動かすのがすごい。また、人形の目線が重要で、それに手の動きを合わせると、まるで生きていて、感情を持っているように見えるから不思議だ。

そして、忠臣蔵の八段目道行の場面を・・・。小波だけだったのだけど、宙を泳ぐような、歩くような不思議な人形の舞にうっとり。足役の人、自分の足で拍子をとったり、くぐって向こう側に行ったり、ものすごく足を踏ん張ってすごい姿勢したり、すごい大変だなあと思った。

終演後、にっしさんと「文楽もっと観たいねえ、もっとたくさん人形出るの観たいねえ、義太夫はやっぱりすごいねえ、深い音の三味線もいいねえ」と魅力にとりつかれてしまったよ。

しかし、どうやったら文楽のチケット取れるんだろう。本場大阪の文楽劇場に行くと取りやすいって聞くんだけど、大阪まで観に行っちゃおうかなあ?

新橋に移動して、遅めの飯。こんな時間に食べちゃ体に良くないよなあ。
そして、次の野望についても話しあう。古典芸能への想いは、尽きず・・・。
日本の文化、素晴らしい。

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2009
12,01
23:07
らくごカフェに火曜会 一之輔・こみち
CATEGORY[落語]
映画の日だったけど、火曜日だから、らくごカフェへ。
いっぱいのお客さん、でも知っている人が少なかったよ。
NHKの取材が入っていて、NHKの人が「どなたかにインタビューしたいのですが・・・」と青木さんに尋ねると「じゃあ、この人」とまたご指名。 慣れたもので、今回は、てきぱき質問に答えたよ。関西方面でしか放映されないそうなので、観た人は、僕のコメント採用されたか教えてね。ただ、何の番組か も知らない。青木さん、教えて。

一之輔 「初天神」
始まり方が面白かった。子供が現代風でとにかく憎たらしい。飴を落としても泣かないので、もう可愛げもありゃしない。笑わせるということに徹底し ており、江戸の風情はもはやないが、場内大爆笑で、この人は、二つ目中だけでなく全真打合わせても落語界でトップクラスのエンターテイナーだな。

こみち 「金明竹」
スローテンポな「金明竹」、抑揚を抑えた演出はありかも。ただ、それで押すには、松公のキャラ設定が弱い。テンポでなく、噺の内容で観客を惹き込むには、人物になりきらないとダメだ。でも、このテンポで人物がこなれてきたら新しい味で面白いかも。

こみち 「四段目」
これは、最高に面白かった。とにかく定吉が魅力あふれる人物に描かれており、江戸時代の生意気で小賢しい小僧が現代によみがえったよう。楽しくて、可笑しくて、魅力的な人物にぐいぐい惹き込まれた。

一之輔 「不動坊」
間抜けがいっぱい出てきたら、もう一之輔は、止まらないよ。やっぱり、ちゃらまんさんが面白いよねえ。喋りたいことがいくつもあって、次から次に出てくるんだろうな。現代の落語の一つのスタイルかもしれないね。
 
仲入りの時に、隣の席に方に、「このTwitterの人ですか?」と声かけられちゃった。(笑) 
たくさんお客さんいたのに、打上げに残ったのは、5人だったよ。虎しまたろー。さん、 あけっち。さんも帰っちゃったし・・・。
龍亭睦月さんが、「僕が客席にいると、『やかんなめ』や『大山詣り』がかかるよ」と言ったのが大爆笑だった。

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2009
11,30
21:03
彩箸
CATEGORY[グルメ]
写真展鑑賞後、お昼。近くのシズラーへ。久しぶりに入ったよ、シズラー。まだあったのだね。食後、仕事へ出かける三之助さんを見送ってから、にっしさんと新宿を散策。というか、僕がにっしさんを引きずり回してしまったね。
ユニクロでヒートテックを買って、東急ハンズで縄跳びを買って、高島屋でネクタイを物色して、いいのが無かったので伊勢丹メンズ館へ。ここでもお目当てのものが見つからなかったけど、紫が今流行っているのを各フロアで実感した。

それから、伊勢丹の呉服売り場で着物を物色。見ているとあれやこれや欲しくなる。大島紬の反物26万円、羽裏12万円・・・、あ、いいなって思うものはやはり値がはるな。
まずは、古着で試してみるかな。今度、古着屋も覗いてみよう。来年は、着物であちこち行きたい。

とぶらぶらしてたら結局日も暮れてしまい夕食。ルミネスト7階の彩箸という和食の店へ。最近、なんかヘルシー志向になっているな。


お通し。


温野菜のアメリカンソース。


つくね。


鴨の西京焼き。


土鍋ごはん鯛めし。

にっしさんとは、随分年が離れているのだけど、不思議と話が合うなあ。

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2009
11,30
13:00
東京観光写真倶楽部写真展「わたしの東京」
CATEGORY[美術館・博物館]
早朝寄席の後、三之助さん、にっしさんを生け捕りにして、一緒にNAHさんの写真展へ。上野から大江戸線一本で都庁前まで。

都庁の45階にある展望台へ。荷物検査があったよ。上がってみたら、写真展らしきものなどやっていない。係りの人に聞いたら、こちらは北展望台で、写真展は南展望とのこと。1階に戻り、また荷物検査で南展望台のエレベーターで45階へ。

今度こそ、写真展会場に到着。NAHさんを見つけてご挨拶。写真を鑑賞して、展望台からの東京を眺め、なかなかに優雅な気分に。

NAHさんの写真は、モノクロで、イングリッシュ・ガーデンのアーチを撮影したもの。木の葉がまるで透明なセロファンのようで、またよく見ると水 滴が葉とは違う性質を持って付着している。写真って撮った時、現像した時、そして印画紙に焼いた時、それぞれに違った姿を見せるねえ。印画紙一つとっても いろいろな焼き方ができるらしい。
また、今回、新宿、東京の下町、三宅島などが撮影地に選ばれていたが、どんな構図を切り取ってファインダーにおさめるか、そのセンスが皆違っていて、見ていて興味深かった。

三之助さんの「三之助をみたかい?」のチラシの写真も面白いから、集めて展覧会したら面白いと思うよ。仲間でギャラリーを借りて、「三之助と仲間たち展」なーんて展覧会を銀座のギャラリーで開きたいねえ。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1585/東京観光写真倶楽部写真展「わたしの東京」
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2009
11,29
12:00
早朝寄席
CATEGORY[落語]
最近は、Twitterで皆の行動が逐一分かるよ。あ、三之助さんが名古屋でのぞみに乗った、にっしさんが家を出た、三之助さんが東京駅に着いた、にっし さんが早朝寄席の列に並んだ、そして僕も早朝寄席に並ぶ。と、前方ににっしさん、scrap-prisonerさんを発見。と、三之助さんが「二時まで飲 んでいたよー」と現れる。なんか不思議な感覚。

早朝寄席は、粋歌さんが初登場でトリ!

朝也 「片棒」
今日のトリは、パスモちゃんですと紹介。
三人の息子が三様で面白く。表情が変化に富めば、もっと面白くなるね。

亜郎 「宗論」
今日のトリは、トマトちゃんと紹介。ああ、西瓜の方にひっかけたのね。
初めての人には新鮮なのかもしれないけど、この人のやることは、容易に予想がつき、また実際その予想通りなので、慣れると面白みがない。まあ、本人が楽しそうでいいけど。寄席ではなく、見世物小屋って感じ。

三之助 「ねずみ」
今日のトリは、キタカちゃん、スゴカちゃん、イコカちゃん・・・などと紹介。
ああ、やっぱり落語は、こうじゃなくちゃ、これが寄席の風情なのだよ。登場人物がいきいきしているから、何度観ても楽しい。

粋歌 「締め込み」
女房は、すごくいいけど、男の描写はまるでダメ。荒っぽく、乱暴な男の表現には、なにかしらの工夫と対応が必要だろう。話の運びは上手なので、自己表現の最適な道を模索してほしい。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1584/早朝寄席
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2009
11,28
18:13
皇室の名宝 二期
CATEGORY[美術館・博物館]
これも明日までということで、今日急いで行ってきた。今年は、行かなかった正倉院展が東京にやってきたっていう感じ。

大混雑というほどではなかったものの、展示ケースの前には、二重三重に列ができ、ゆっくり鑑賞するのはもはや不可能。観たいものを絞ってそれを中心にし、あとはさらりと・・・。

それでも、螺鈿紫檀阮咸には、もううっとり。螺鈿職人になりたいなあ。

絵巻もじっくり見たかったけど、残念。

早々と切り上げて、常設展示へ。まあ、こちらをじっくり見た方がいいね。
月岡芳年の「風俗三十二相」が12作展示してあって収穫だったよ。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1583/皇室の名宝 二期
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2009
11,27
23:00
金時寄席 @浅草・東洋館
CATEGORY[落語]
18時30分開演ということで、前座さんには間に合わず。

金翔 「勘定板」
金翔さんに間に合った。まくら面白かったよ。東京外国語大学なのに日本語学科、なるほどそういう崇高な目的があったのね。
先日、朝太の会でも聴いた。汚すぎず、かつ綺麗にならず、絶妙な感じがいいのでは。

金時 「天災」
八五郎と大家の場面で、八五郎の乱暴者の性質をもうちょっと時間をかけて演出して欲しかったなあ。なんか八五郎がそんなに悪い人に思えなかったよ。

時松 「締め込み」
こちらも最近、時松さんで聴いたな。この人は、なんか良い風情があるよ。
女房役の描写が好き。

丸山おさむ 声帯模写
顔が似ているというせいもあり、橋幸夫が一番面白かったなあ。
着物で女性を表現するパントマイム。着物が生きている女性みたいで面白かった。
観客の年齢層が高いからねえ、絶妙にマッチしたと思うよ。
菅原都々子を知っている僕もどうかと思うけど、昔の歌は、やっぱりいいね。

金時 「妾馬」
金時師匠もなんとも風情があるんだよなあ。
こういう噺は、すごく合うよ。可笑しくて、可笑しくて、ちょっとホロリとしてしまうね。
一度、最後まで聴いてみたいんだけどなあ。
 
終演後、ラッキーさんにご挨拶。今度、またゆっくりお付き合いくださいませ。
夜の浅草は、綺麗だった。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1582/金時寄席 @浅草・東洋館
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2009
11,24
23:59
らくごカフェに火曜会
CATEGORY[落語]
久しぶりの火曜会。このところらくごカフェは、火曜会以外のに行っていたなあ。

朝太 「風呂敷」
ついこないだ朝太さんで聴いた噺だけど、面白いねえ。表情や仕草が可笑しくて、いつも引き込まれてしまう。

朝太 「干物箱」
若旦那のイメージは、細面で青白くてほっそりしたイメージなのだけど、そんなの覆しちゃうくらい可笑しいよー。朝太さんのちょっと鼻に抜ける「よおっ」とか「んんっ」がとても好き。

三之助 「片棒」
約一年ぶりなんだと。そんな気がしないほど、三之助の「片棒」は、馴染みがあるんだけどなあ。
とにかく人物設定がきちんとしているので、息子三人がどれも別の人格として現れる。まさにそこに三之助とは違う人が現れる。これが惹き込まれる三之助落語の醍醐味だ。
覆面ラーメン屋のまくらも笑った。

で、打上げぇ~。
柿が好きとTwitterでつぶやいたら、にっしさんからたくさん柿をもらっちゃった。なんでも実家の庭にたくさん柿が生っているそうで、うらやましい。

打上げでも食べたけど、すげえ美味かった。朝太さんもたくさん持って帰っていたよ。(笑)
にっしさん、ありがとうございます。明日の夕食のデザートにしまーす。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1581/らくごカフェに火曜会
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