2018 09,05 17:42 |
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「なぜ、この土地では、少女ばかりが殺されるのか」というキャッチフレーズは、肩透かしだが、映像、演技ともに見応えある作品。このキャッチだと何かものすごい謎が潜んでいそうな印象を受けるが、謎解きなどはなくかなりオーソドックスな展開と結末で驚きはない。
辛い過去を持ち内に秘めたる寡黙な男を演じるジェレミー・レナーは良いねえ。共演陣の演技も良く、それだけで物語に引き込まれる。 犯人も結末も予想通りの展開で度肝抜かれることもなければ、どんでん返しもなく淡々としている。むしろアメリカ先住民の扱いがいまだにこうなの?とそちらが驚きだ。 白銀の世界ならではの映像と閉塞感による特殊な環境の雰囲気はとってもよく出ている。 栗4つ。角川シネマ有楽町にて。 |
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2018 09,05 13:05 |
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飯田橋のホテル・メトロポリタン・エドモントのダイニング・カフェ「ベルテンポ」へ。古いホテルのイメージがあったけど、とっても綺麗なレストラン。平日限定のスペシャルプレートランチ(2,200円)を注文。 ちょっとづついろんなものが食べられていいね。ローストビーフはちょっとジューシーさが足りなかったけど、それ以外のはとっても美味しかった。 JRグループだから、VIEWカードで支払ったら10%引きだった。なんと、とってもお得。10%も引いてくれるなら、JRホテルでたくさん食事したくなった。(笑) |
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2018 08,20 23:03 |
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2018 08,20 20:55 |
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札幌に来た時の最後のお楽しみは、これ。新千歳空港内にあるドライブインいとうの豚丼。これとっても美味い。肉厚な豚肉、食欲そそるタレがあいまって本当に絶品。毎日食べたくなる美味しさだ。 そして、〆のデザートは、雪印パーラーのソフトクリーム。濃厚なミルクがたまらない。 はい、北海道満喫。東京に帰るよ。 |
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2018 08,20 16:04 |
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とんがり屋根の夕張駅舎。終点だからもっと大きな駅かと思いきや、まさかの無人駅。帰りの列車の時間を1時間間違えていて、時間ができたので後ろのホテルマウントレースイの日帰り湯へ。ガラガラかなと思いきや地元の人や旅行者がたくさん。 なんで旅行者がたくさんいるのかなと思っていたら、新夕張駅と夕張駅間の夕張支線が来年4月に廃線となるらしい。もう夕張まで列車で来られなくなってしまうのか。知らなかった。実は、東京に帰ってから知った。まあ、すごいカメラを持った鉄道ファンがたくさん乗っていたので、もしかしたらと思ったけど、やっぱりそうだった。 そう言えば、もう一つの高倉健主演の名作映画「駅STATION」の主要舞台増毛も列車で行けなくなってしまったもんねえ。北海道は、どんどん列車で旅ができなくなる。旅情が失われて行くなあ。 というわけでこの列車で千歳方面へ。南千歳で乗り換えて新千歳空港へ行き、そこから東京へ帰る。 途中にあった立派な鉄道橋。うーん、寂しくなるなあ。 |
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2018 08,20 15:00 |
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もはやどこが街の中心地なのか皆目見当つかず。夕張国際ファンタスティック映画祭の主会場ホテルシューパロのあたりには映画の看板がたくさん。昔は、こういう看板たくさんあったよねえ。懐かしい。なんか東京の青梅市みたい。 しかし、メンテされてないから、場末感の醸し出し方が半端ない。なんかかえって切なくなる。 古い建築に再び萌え〜。病院だったみた。このあたりがかつてのメインストリートだったのかなあ。夕張鹿鳴館では、立派な商店街があったのだけど、もうそれがどこだったのか全くわからない。 夕張なんだからさあ、ここは「幸福の黄色いハンカチ」にしてほしかったなあ。 まあ、地方都市が寂れているのは夕張だけではないけれど、食事するところを見つけるのも大変。お店も駅前にセイコーマートがあったくらいだったねえ。 |
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2018 08,20 13:11 |
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ここも夕張に来たら訪ねてみたい場所だった。北海道炭礦汽船株式会社が役員の交歓や来賓の接待のために1913(大正2)年に建築。夕張の石炭産業の栄華を象徴する施設として2007(平成19)年に「近代化産業遺産」に認定された。もともとは、鹿ノ谷倶楽部という名称だったけど、現在は鹿鳴館に。(笑) 2015年まで全3室のオーベルジュとして営業していたけど、経営破綻し現在は中国系の企業に買収され今年10月の再開業に向け、大改修中だった。 行ってみると、係の人が出てきて「改修中で見られないところがありますがよろしいですか?」と聞かれたけど、構いませんよと入館。見学しているの僕だけだった。 大正時代の建築という僕好みの建物、調度品、意匠に萌え萌えだよ。夕張の迎賓館らしく小規模だけど豪華なダイニングルーム。夕張の歴史映像なども放映されていた。炭鉱で賑わっていた時の街の映像にびっくり。人も多いし、商店街も立派。 こういうデザインがたまらないね。下は浴室と廊下の間のステンドグラス。 昭和29年に昭和天皇・皇后両陛下がご宿泊された部屋だとか。 ブラウン管テレビに昭和の香りぷんぷんの応接ソファがこれまたたまらん。 ここにまた宿泊できるようになるのかあ。そしたらまたゆっくり訪れたたいな。また黄色いハンカチ想い出ひろばにも行けるしね。 |
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2018 08,20 12:03 |
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子供の頃から高倉健の大ファンで、健さんの一番好きな映画が「幸福の黄色いハンカチ」だ。だからずっとここには来たかったのに、なかなか機会が作れなかった。今もここが残っているのが嬉しい。ふと向こうから倍賞千恵子が出てきそうだ。 札幌からバスに乗り、夕張へ。かつて炭鉱で賑わった街は、随分と寂しくなっていた。正直、ここ開いてるのかなあと思ったけど、冬期の閉鎖期間中以外は無休とあったので信じて来た。平日だし、誰もいないのかなと思ったけど、結構お客さん来ていた。ぱらりぱらりだけど、途切れることはない。この映画を愛している人、まだまだたくさんいるんだなあ。 そして僕も、健さんに「ありがとう」って言いに来た。 敷地内には記念館があり、黄色い紙に書かれた来場者からのメッセージが無数に貼られている。多くの人が愛した映画、多くの人に感動を与えたこの映画のファンが日本中からここ夕張にやってきているんだな。 出たぁー、マツダの赤いファミリア。子どの頃、うちも全く同じ車だったんだよねえ。 映画のシーンのスチール写真もたくさん飾ってあった。 そして、ラストシーン。鞄を手渡して、無言なんだけど、このちょっと照れ隠しのような申し訳なさそうなんだけどそれを直接的には出さないで、女房を見つめずに空を見上げる、これがなんともたまらないのだよ。
この映画は、リバイバルされる度に何度もスクリーンで観ているので、展開もラストシーンもわかっているのに、やっぱり泣いてしまう。涙が止まらない。それも、悲しいんじゃなくて、なんか不思議な涙。心が洗われるよなあ。また、この映画を観て健さんに会おうっと。 |
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2018 08,19 16:22 |
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ミクニサッポロはじめレストランは、何度か利用したことがあるんだけど、一度宿泊してみたかったんだよね。今回、結局滞在をもう一日伸ばして(というか飛行機が満席、空席待ちで取れなかった)念願の滞在。札幌駅と高速バスセンターに直結でどこに行くにも最高の立地だ。レセプションでおしぼりと冷たいお茶をくれた。 昨日までビジネスホテルに宿泊だったけど、今回はちゃんと部屋までエスコート付き。札幌グランドホテルも大好きなホテルなのでどっちにするか迷ったけど、次の日高速バスで出かけたいと思ったから今回はこちらを選択。 どの階に行くにもエレベーターでルームキーカードをタッチする。タッチしてから行き先階ボタンを押すのはよくあるけど、ここのはタッチすると宿泊する階のボタンしか点灯しない。 シングルだから部屋は狭いけど、枕元にスマートフォンの電源コードが付いていたり、空気清浄機があったりととても便利。しかしwifiの速度が遅い。これちょっとストレス。 そして何よりも眺望が素晴らしい。大倉山のスキージャンプ台も見えたよ。 翌日は晴れた。旧道庁の赤煉瓦庁舎も見えた。ビル群に埋もれてる。 北海道大学方面。遠くに海岸線。 22階に大浴場とスパがあったので利用した。宿泊者は無料ではなく、割引料金。(テナントなのかな?)ただ、一回料金を払うとその日は、何度でも利用可能なチケットをくれる。眺めが良いお風呂を満喫できるのでなかなか良い。でも、男性浴場は泊まった部屋とほぼ同じ眺めだった。 雨の日も雪の日も濡れずにどこにでも行ける。ショッピングもレストランも駅ビルにたくさんあるので本当に便利だ。また利用したいな。 JRタワーホテル日航札幌 北海道札幌市中央区北五条西2丁目5番 |
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2018 08,19 15:48 |
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東京で行きそびれた「におい展」が札幌パルコで開催していた。行ってみたら最終日で、入場までにそこそこの行列。お昼を食べていなかったので、食べながら少し考えることに。 一つ上のフロアのレストラン街で道産豚のソテーをいただく。「ガーリック載せますか?」に「もちろん」と答えたけど、あれ僕の方が臭っちゃうかな? 食べ終えてから戻ってみても結局さっきと同じくらいの行列。ふと見ると同日に食事したレシートで入場料100円引きとの張り紙が。ちょうど手元にあるじゃないか。(笑) て、ことで並んだ。それほど待たずに入場。「いいにおいもあります」とのことで、最初は香水の臭いから始まる。途中にところどころ、香水の元や香木、コーヒー豆などで臭いを中和することができた。 くさやがレベル1だった。うそ、そんなにこの展覧会のレベルすごいの?子供の頃、くさやの臭いが耐えられず悶絶した経験があるよ。おそるおそる、久しぶりに嗅いでみたら、あれ?いい臭いじゃん。これ食欲そそるよ。(笑) これも思ったより強烈じゃなかった。フルーティーで、これもいけそうって思った。もしかして臭いのレベル抑えてあるのかな? レベル4の臭豆腐。これは、本場台湾の夜市で嗅いだことがある。思わず大声をあげてしまうほど強烈だった。そして、ここ。やっぱり臭いのレベル抑えてあるね。こんなもんじゃなかった。本当に近い臭いだと大変なことになるから、片鱗だけ嗅がせたって感じだね。 これも、まあ、それほどでもなく。 一番きつかったのはこれだ。むしろこの後の最強レベル「シュールストレミング」より強烈だった。鼻につく酸っぱい臭い、誰の足の臭いだろうという恐怖感。これが一番すごかったよ。 これも確かに臭かったけど、おそらく缶を開けたその瞬間がすごいんだろうなあ。だいぶ臭いが飛んでしまっていて、それほどでもなかった。むしろ、一人一個購入させて、その場で缶を開けさせたら、もっとすごかったろうなあ。 試みとしてはとっても面白いし楽しい。来場していた夏休みの子供達は大喜び。こうしたユニークな企画、これからも期待したいな。写真取り放題、SNSあげ放題だけど、においを伝えるのは難しいよねえ。表情でかな?(笑) |
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