2015 03,21 20:51 |
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小石川のこんにゃくえんまで開かれる古今亭志ん陽の会。高座の後ろの螺鈿の釈迦の涅槃図が・・・。こちら側に座る観客は笑うんだけど、釈迦の弟子たちは悲しんでいるよ。 花飛 「出来心」 花緑師匠のお弟子さん。どこかで見たことあるなあと思ったら、前座名フラワーさんだった。前座名にまつわるエピソードのまくらがウケてた。 志ん陽 「王子の狐」 ネタ下ろし。北区在住の志ん陽師匠、地元に縁のネタをレパートリーに加えたかったのだとか。これは、ぜひともモノにしてほしい。雌狐だからもうちょっと艶っぽく、騙す男がさらにあっけらかんと悪びれ飄々とするともっと楽しいなあ。 志ん陽 踊り この会のお楽しみの一つ。間近で志ん陽師匠の踊りが堪能できる。 志ん陽 「甲府ぃ」 演者によってはしんみり湿っぽくなってしまうけど、そこは志ん陽師匠、ジーンと来るいい話の中に、さらっと笑いを交え爽やかに。いい噺を聴いた後の帰り道は楽しいことよ。 6月には、王子の北トピアでも独演会が開催される予定とのこと、楽しみ! |
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2015 03,18 23:59 |
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ちよりん 「甲府ぃ」 ちよりんさんの人柄が現れた優しい優しい「甲府ぃ」。もう少し明るくはじける部分があってもよかったかな。抜群の安定感があるので、溢れる個性が炸裂したらもっともっと良くなると思う。 三之助 「もぐら泥」 恒例、長い長いまくら。でも面白いし、この会はこれも楽しみの一つ。場内大爆笑のここだけの話。 そして「もぐら泥」。すごく良かった。なんのくすぐりもなく、落語本来のネタと三之助師匠の技量にぐいぐいと引き込まれた。もっともっと聴きたい、このままずっとこの落語が終わらなければいいと思うほど楽しい高座だった。アドリブもいらない、くすぐりもいらない、個人的には伝承されたそのままの落語に、それでも何故か個性溢れる、そんな高座がたまらない。江戸の落語だなあ。三之助師匠の落語は、本当に楽しい。 三之助 「一人酒盛」 一転、こちらはちょっとなかなかに難しい。独り語りの台詞が多く、それもそれほど面白いというほどでもないので、その中で観客をサゲまで繋ぎ止めるには相当な腕が必要だ。多分に冗長になってしまいがちだが、途中を切るのも楽なネタなので、観客の様子を見ながらどうとでもできそうだけどね。 まあ、酔っぱらいをやらせたら天下一品の三之助師匠だから、今度またこの噺に会うのが楽しみではある。 日暮里サニーホール コンサートサロンにて |
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2015 03,13 23:20 |
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2015 03,08 23:55 |
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馬吉 改め 二代目金原亭馬玉 真打昇進襲名披露パーティーに行ってきた。テーブルは、らくごカフェ創設時の常連メンバーの同窓会のようだった。久しぶりの方々に会えて、それも良かった。応援していた若手がどんどん真打になっていく。僕らも年とるるはずだ。外は、あいにくの雨模様だったけど、披露宴会場の上野・精養軒は多くの人の熱気で暑いくらい。たくさんの人に支えられ、応援されてのこの日がある。 おめでたい席には、獅子舞。 真打昇進の豊富を語る馬吉改め 馬玉師匠。ちなみに、「ばぎょく」と読む。 噺家さんにとっては、一つの節目ではあるが、これからが新たなスタートでもある。決意を胸にさらに大きくなってほしいね。 披露宴がはねてから、らくごカフェで軽く飲んで帰る。はずだったが、気づいたら5時間くらい経ってた? 馬吉改め馬玉師匠の真打昇進襲名披露興行は、下記の日程で開催。ぜひ、寄席に足を運んでね。 3月27日(金) 鈴本演芸場・夜の部 4月7日(火) 新宿末廣亭・夜の部 4月17日(金) 浅草演芸ホール・昼の部 4月21日(火) 池袋演芸場・昼の部 5月17日(日) 国立演芸場・昼の部 |
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2015 03,03 23:53 |
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小辰 「明烏」 3月27日(金) 鈴本演芸場・夜の部 4月7日(火) 新宿末廣亭・夜の部 4月17日(金) 浅草演芸ホール・昼の部 4月21日(火) 池袋演芸場・昼の部 5月17日(日) 国立演芸場・昼の部 |
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2015 02,19 22:49 |
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六本木のTOHOシネマズで「チャイナタウン」を観てきた。過去の名作を25本選び上映する午前十時の映画祭で、大好きなこの作品に映画館の大きなスクリーンで再会することができた。ロマン・ポランスキー監督、ジャック・ニコルソン主演、共演にフェイ・ダナウェイ、ジョン・ヒューストン。個人的には、「死刑執行人もまた死す」、「第三の男」、「ロング・グッドバイ」などと並んでサスペンス映画の最高峰の一つだなあ。 主人公は元刑事の探偵、最初は単なる浮気調査のはずだが、二転三転していく物語、次々に現れる一癖も二癖もある登場人物、だんだんと巨大な悪の組織に巻き込まれながら、その中に悲しい人生を背負った人間模様のドラマが展開される。1930年代のロサンジェルスを再現した雰囲気、ジェリー・ゴールドスミスの美しいながらも不安を掻き立てる音楽、憎いまでのカメラショットやカメラワークと映像と音楽に酔いしれながら映画に引き込まれていく。。 しかし、この映画撮影中は、出演者が罵り合いながら制作されたとの逸話がある。プロデューサーが連れてきたフェイ・ダナウェイが気に入らない監督、脚本のラストシーンが気に入らない監督、映画が出来上がってから変更された音楽などなど、とても協力しあって作られた映画ではなかったそうだが、完成品を観た時に関わった関係者があまりの素晴らしい出来にポランスキーに何も言えなくなってしまったそうだ。ドキュメンタリー映画にもなった名プロデューサー、ロバート・エヴァンスの手腕もあったのだろう。また、ロバート・タウンのこの脚本は、ハリウッド映画史上最高とまで讃えられているそうだ。ただ、ポランスキーが書き換えさせたあの結末だからこそ、この映画が胸に突き刺さり、見終わった後、何とも言えない余韻に浸ることができるのだと思う。出演者の演技も素晴らしく、特に名監督しても名声を欲しいままにしているジョン・ヒューストンの怪演は、本当に怖い。栗5つ。
そして、今年も4月から第三回新午前十時の映画祭が開催されます。今回も「風と共に去りぬ」、「カサブランカ」や「ローマの休日」などの王道とともに、映画ファンを唸らされる渋いセレクションが含まれている。特に最近ではスクリーンでの上映がほとんどない「アフリカの女王」や「素晴らしき哉、人生!」の2本に心躍らせるなあ。これは絶対にスクリーンで観たい。また、昨年亡くなられた高倉健主演作品も「駅STATION」と「新幹線大爆破」の2本、そして今だからこそ観たい黒澤明監督のヒューマンドラマの傑作「赤ひげ」も嬉しいセレクションだ。 上映作品リストは、こちら。4月に新しくオープンするTOHOシネマズ新宿も上映劇場に含まれている。 |
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2015 02,11 10:53 |
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2015 02,10 13:10 |
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会社の同僚が前週にバンコクに行っていて、このお店を紹介していたので行ってみた。このプーポッパンカリーで有名なお店なんだそう。メニューで写真を見て、赤かったので店員に「辛くしないことできますか?」と聞いたら、「全然辛くないですよー」と言われてしまった。 蟹のカレーなんだけど、確かに甘くて全然辛くない。有名なるのも分かるね、とっても美味しい。 エビのすり身の揚げ。これも大好き。スモールサイズを頼んだにこんなにたくさん。 空芯菜。ガーリックがきいてこちらも美味。 Somboon Seafood バンコク市内に7店舗ある。 |
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2015 02,10 10:41 |
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バンコク最終日は、街中をぶらぶら。中心街にあるマーブンクローン・センターは、日本の東急デパートも入っている。他に低価格なお店がたくさん入店していて、海外からの外国人旅行客が安くて面白いお土産を探す姿を多く見かける。 バンコクのタクシーは、ピンクやイエローとカラフル。メーター付きとメーター無しの交渉制がある。 スクムビット地区にある高級デパートのエンポリアム。海外からの輸入品は、日本と同じか日本より高い。免税価格でも日本より高いので、相当大きな関税がかかっているようだ。 エンポリアムの向かいに建設中だった巨大なショッピングセンター。モダンで斬新なデザインだ。 ターミナル21。空港をテーマにしたショッピング・センター。フロア毎に、パリ、ロンドン、東京など世界の街をイメージした内装になっている。入店している店はカジュアルなものが多く若者向けの印象。 高級デパートのセントラルの別館のモールのセントラル・エンバシー。館内は、海外高級ブランドばかり。 空間の使い方が贅沢で高級感あふれ、また未来的なデザインが洒落ている。高級ブランドばかりなので、館内はガラガラ。 |
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2015 02,09 21:19 |
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