2018 10,08 23:22 |
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ソウル最終日のディナーは、いよいよミシュラン三つ星のGaon 가온へ。コース料理、ゆっくり出るので三時間かかるよーって言われた。料理、店内、器その全ての世界観が統一されている感じで、納得のミシュラン三つ星だったね。 ミシュラン三つ星のプレート。 磁器メーカーが経営しているお店とあって、テーブル席までのアプローチにたくさんの食器が展示されていた。 芹の食前酒。 アミューズから見事。肉、魚介、野菜それぞれが小さいけど濃縮された味で並ぶ。 イチジク。ここまでがアミューズ。今回、結構あちこちのレストランでイチジク出たなあ。 栗と米のスープ。なんとも言えない上品な甘み。 ズワイガニ。下に柑橘や梨などのフルーツが。 鮑は、肝と13年物の醤油と海藻のソースで。これまた上品なお味。鮑ってそれほど好きではないけど、美味しくいただけた。 魚料理は鱸。皮はパリっと身は柔らかくてジューシー。器も素敵。 栗のお菓子と白菜のスープ。白菜を取り囲んでいるのは梨。食材は、すべて韓国産にこだわっているそうだ。 メインの前の箸休め。野菜や漬物など。 メインの肉料理は、ストリップロイン。焼き加減、味付けが本当に良い。肉の味がしっかりしているので、塩でいただくとこれがまたとっても美味。ちょっとピリ辛のアンチョビソースの野菜の付け合わせとともに。 松茸も出てきた。なんとも贅沢。白磁の皿に松葉、その上に松茸、たまらない! キノコたっぷりの茸ご飯。 小鉢がたくさん並ぶのが韓国風。ちゃんとキムチもある。でもコースのほとんどの料理が全く辛くない。韓国料理は赤くて辛いが完全に払拭された。上品で繊細で食材の味を活かしてとっても美味しい。 ペアリングのワインもどれも美味しかったなあ。 デザートワインとスイートポテトのアイスクリーム。 セカンドデザートと蓮茶。この上品な感じがたまらない。湯のみもとっても素敵。 ミシュラン三つ星も納得の素晴らしい料理だった。また訪れたい。 Gaon 가온 317, Dosan-daero, Gangnam-gu, Seoul |
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2018 10,08 16:14 |
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2018 10,08 15:00 |
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2018 10,08 13:41 |
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三日目のランチもまた江南地区。ミシュラン一つ星のJUNGSIKへ。一つ星だしランチだからとカジュアルな服装で来ちゃったけど、お店はとっても綺麗で洗練されていた。もっとお洒落してくれば良かった。最新のミシュランガイドでは二つ星に認定。 今回訪れた全てのレストランでアミューズに驚かされた。器や盛り付けが面白いし、どれもとっても味付けがよく美味しい。これでメインのコース料理への期待が一気に高まる。 なんとこれが前菜。スライスされた大根の下にホタテぇ〜。うまいに決まっている。 明太子ご飯。ご飯は、自家製胡麻油で旨味たっぷり。明太子と混ぜて食べると絶品。 こちらは、連れが選択したユッケご飯。 魚料理。昆布をめくると松茸と鱈。 こちらは皮がパリパリの甘鯛。魚料理は、どちらも食べたくて連れと半分づつに。 肉料理は、韓牛のヒレステーキ。美味しくて幸せな気分に。 これがこのレストランの名物、済州島の石像「トルハルバン」を模したデザート。石像も岩も砂も食べられる。石像の中身はヨモギのムース、岩はシフォンケーキだ。 コーヒー。 ここは、ディナーも来たくなった。 JUNGSIK 정식당 11, Seolleung-ro 158-gil, Gangnam-gu, Seoul 서울특별시 강남구 선릉로158길 11 (청담동) |
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2018 10,08 10:09 |
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宗廟は、韓国の世界遺産で真っ先に思い浮かぶ場所で、今回絶対に訪れたいと思っていた。歴代国王・王妃のお墓ではなく、位牌と魂を祀るための建物だ。広々とした空間に細長く横たわる美しい建物だ。 宗廟の門。土曜日は、自由に見学ができるか、それ以外の曜日は、言語別のガイドツアーのみとなる。ラッキーなことに日本語ツアーは、朝9時の開門と同時だった。なんと参加者8名。帰りに次の組の一団と遭遇したが40人はいたなあ。たった8人で宗廟の空間を体験でき、とっても神聖な雰囲気を満喫することができた。 真ん中の石畳の道は、国王の魂が通る道のため、歩いてはいけない。その話を聞いて、ここが厳かで神聖な場所であることが分かる。 ガイドさんの案内で周る。 国王・王妃の位牌を祀る正殿。横に長いのでカメラの画角に収めるのは大変。歴代の王が増える度に増築したので横に長くなった。早朝最初のグループで良かった。とても静かで、なんとも言えない独特の空間の中に自分を置くことができた。 正殿に祀られなかった王と王妃の位牌を祀る永寧殿。正殿より小さめで階級の違いを、さらに中心部分だけ高くすることで左右の部屋との階級の違いを表しているとのこと。 朝一でとても神聖な空間だった。今度は、自由に見学できる日にも訪れたい。 |
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2018 10,07 23:13 |
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ホテルで夕食を食べてから歩いて東大門へ。もともとは繊維問屋街で、韓国中から業者やバイヤーが集まり、夜中に取引してそれぞれ各地に持ち帰るということで、どの店もほぼオールナイトで営業している。問屋のみならず、飲食店や普通のショッピングセンター、免税店も朝まで営業しており、夜遅く出掛けても賑やかで楽しめる。 しかし、僕の目的はザハの建築だ。ザハの建築は、いろいろ言われているけれど、日本にも一つくらいできてもよかったんじゃないかなあ。観光には貢献できると思うよ。 ちょっと遠くから見ると、地球に降り立った宇宙船に見えるよねえ。本当に不思議な光景。 メタリックな曲線が中へと誘う。コンサートホールや美術館、デザインセンターなどが入っている。 下から見るとその巨大な姿が大迫力。 眠らない街、東大門。 そして、これこそが本来のシンボル、東大門。 |
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2018 10,07 20:05 |
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2018 10,07 15:24 |
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2018 10,07 14:30 |
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2018 10,07 13:53 |
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オーナーシェフのRyuさんがユニークな料理を提供するということで店名がRYUNIQUEだ。日本やイギリスで修行されたRyuさんが作り出す料理の世界観は本当にユニーク。コース料理が始まる前のアミューズでもう心は鷲掴みされる。キムチが石に留まったトンボとして登場。水面にも見える器も素敵だ。キムチの汁を寒天でピュレにしたものを胴体に、乾燥させたキムチを羽に、ジャガイモで尻尾ができている。 こちらも斬新。鮎がスライスされてお煎餅に。サワークリームとイクラとディップしていただく。 ここまでがアミューズ。チョコレートコーティングされたフルーツソース。 コースのスタートは、サラダ。そう、これがサラダ、びっくり! 胡麻油のきいたヌードル。これがまたびっくりするほど美味しい。 舌平目がこんな形で出てきた。 メイン前のシャーベットがなんと松葉。斬新すぎるわぁ〜。 旨味たっぷりのスープに韓国牛と野菜、それに削ったチーズを載せたのがメイン料理。もうちょっとガッチリお肉を食べたい気もしたけど、柔らかなお肉に感動。 今度またディナーで訪れたいわー。 フルーツコンポートの上にブルーベリーのソルベ。液体窒素で固めた何か(笑)がとっても良い食感。 左のクルミに見えるものは、殻はジャガイモ、味はクルミペーストを固めたもの。右は、苔の上の石のようなものがチョコレート。 最後のシェフのRyuさんが挨拶に来てくれました。最初英語で話してたけど、僕らが日本から来たと分かってからは、日本語でいろいろ話したよ。Ryuさん服部栄養専門学校で学んでいたから、日本語も流暢。今度日本で、とあるレストランとコラボするために来日するって仰ってた。今やソウル市内に3軒のレストランを持つ実業家でもある。とっても素敵な方だったよー。 RYUNIQUE 40 Gangnam-daero 162-gil, Sinsa-dong, Gangnam-gu, Seoul |
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