2019 02,08 19:38 |
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年末にNHKで何気なくテレビ版というのを見はじめたら、途中で終わった感ありありで、続きと結末が気になったので劇場へ。途中まではテレビと全く同じ、あのテレビは何だったの?予告編?吹き替えだったし。
そして、テレビの続きは、ふううんという感じ。展開と結末は、予想通りで何の衝撃もなかった。むしろ、終わり方は謎のままのテレビ版の方が好きかも。こんな予想通りの展開であったのであれば。 しかし、主人公の男優の演技は人生への冷めたかつ諦めた感の中にそこはかとない希望があって良い感じだった。共演の男優、どこかで見たことあるなと思ったら「ウォーキング・デッド」のグレンじゃないかあ。全く違う役柄で面白かった。 この手の雰囲気の映画は、70年代の邦画にくさるほどあって、むしろ懐かしさでいっぱいになった。 栗3つ。TOHOシネマズ・シャンテ スクリーン1にて。 |
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2019 02,01 19:47 |
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2019 01,27 20:10 |
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2019 01,23 23:31 |
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2018 12,24 21:32 |
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A Star is Bornの4度目の映画化。もともとは映画業界の話だが、3度目の映画化のバーブラ・ストライザンドとクリス・クリストファーソン版で音楽業界に設定を変更し、今回も基本それを踏襲している。
それにしても何故今更この話をリメイク?あまりに使い古されたお決まりの展開に退屈だったなあ。レディー・ガガが主演だから、何か奇抜でぶっとんだ展開とか期待していたのに、普通じゃん。恐ろしく普通の展開じゃん。レディー・ガガが普通の女になってんじゃん。 むしろ、バーブラとクリス版の方がよっぽどぶっとんでた。(笑) あまりに地味で普通で驚いた。栗2つ。 もうリメイクはいいから、何か新しいものが観たいなあ。 TOHOシネマズ日比谷 スクリーン1にて。 |
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2018 12,22 21:00 |
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竹原ピストルのコンサートに行ってきたよ。今年は、NHKホールに続いて二度目、そしてなんと武道館。 今回は、アリーナ席で結構前の方の席だった。武道館でもギター一本の弾き語り。箱の大きさって関係ないんだねえ、圧巻のコンサートだった。派手なセットもなく、竹原ピストル一人。照明もシンプルだったけど、それがかえって渋くてかっこいい。 ギターの弦は二回切れた。30曲を超えるセットリストだったけど、始めから最後まで全く衰えない声量と迫力に圧倒された。 新曲も5曲もあった。大杉漣さんの思い出を歌った「藍色のハンカチ」が沁みたねえ。そして、武道館ならでは、「よー、そこの若いの」の大合唱は、竹原ピストルにどう届いたのかなあ。 今回初めて両親をライブに呼んだんだって。「こんなすごい優しいお客さんに支えられてるんだぜ」なんて、泣けてくるじゃないか。 披露された新曲が入るだろう次のアルバムが楽しみ! そしてまた来年も竹原ピストルのライブに行きたいなあ。 素敵なライブをありがとう。また来るよ! |
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2018 12,14 21:51 |
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はなから観客を呼ぶことを放棄しているんじゃないと思う邦題だが、映画を観るとその通りだ。(笑)
原題の「FAR FROM THE TREE」がThe apple doesn't fall far from the tree.という諺に由来していることが分からないと原題のニュアンスを伝えるのは難しい。 それはさておき、この映画は本年必見のドキュメンタリーだ。 正直この邦題では観る気は、さらさら無かったが、知人が「絶対観て!」と薦めるので観に行った。本当に素晴らしい内容。親の期待とは違った形で生まれてきた子供との関係の記録だ。親と子、それぞれの当事者の苦悩より、その関係性にフォーカスされた興味深いドキュメンタリーだった。 拒絶と寛容、絶望と希望、悲しみと愛情の葛藤が見事に映し出されている。ひとつひとつが人生であり、家族の形であり、幸せの形だ。 いろんな形が登場するが、個人的には、自閉症の子がアルファベットを一文字一文字綴って自分の思いを言葉として発し、他人とコミュニケーションができた時の表情が印象的だった。 登場する家族の背景には、もっと壮絶な苦悩と葛藤があったと思えるが、今の幸せの姿を見ているととても清々しい思いになる。 人間っていいなと思わせてくれる珠玉の一作。 栗4つ。新宿武蔵野館にて。 |
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2018 12,01 21:58 |
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話題の「ボヘミアン・ラプソディ」を観てきた。奇しくも今日は、世界エイズデー。
役者の外見を似せることにはずいぶん注力されていたが、肝心の映画の出来は平凡だった。ありきたりの展開、陳腐なストーリーはかなりがっかりだ。ザンジバルから逃げるようにロンドンに来た一家、フレディーとクイーンのメンバー、フレディーとメアリー、ポール、ジムとの確執と葛藤は、もっと重厚なドラマにできたはず。薄っぺらい感情表現と人物への洞察は、そもそも脚本がひどいのか演出が悪いのか、とにかく退屈で物足りない。 それでもクィーンの素晴らしい音楽は圧巻で、音楽が始まれば心躍る。収録されている楽曲以外にも大好きな曲がたくさんあり、本当にすごいバンドだったよねえ。あの曲もこの曲も大音響で聴きたいと思った。スマホでクイーンの曲を聴きながら帰った。 これほどまでにすごいバンド、これほどまでに波乱万丈な人生の物語がこんなにも陳腐な作品になってしまうのは、とってももったいないと感じた。 栗3つ。 TOHOシネマズ日比谷 スクリーン5にて。 |
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2018 10,25 22:33 |
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この映画は、何十回観ただろう? スクリーンにかかる度に映画館、名画座、映画祭、学園祭などとにかく上映される度に観に行っている。テレビ、ビデオ、DVDなど自宅でも何度も何度も観ている。それなのに全く飽きないし、それどころか毎回引き込まれてしまう。何かものすごい力を持った映画であることは間違いない。
先日の国立映画アーカイブでの70mm版は、見逃しちゃったけど、続くIMAX上映で鑑賞。映画を大音響と巨大なスクリーンで観られるという喜びを満喫してきた。映像と音楽に包みこまれる、やはり素晴らしい体験だった。 最近、IMAX上映可能なシネコンが増えているんだけど、どこもスタジアム形式でスクリーンが下方にあるのでとても見難い。新宿のテアトルタイムズスクエアは、IMAX専用で上方にスクリーンがあったのでとっても観やすかったのだけど、残念ながら閉館してしまい、今、一番観やすいのは、品川のT・ジョイ PRINCE 品川だと思う。ここももともとIMAX専用劇場で、とっても観やすい。IMAXならここのスクリーンがお薦めだなあ。 オープニングのタイトルクレジットと『ツァラトゥストラはかく語りき』でもう鳥肌もの。何度観てもゾクゾクする。台詞も諳んじてしまうほど内容を知っているのに、どうしてここまで夢中にさせられるんだろう。キューブリックの映画には、本当に圧倒される。巨大スクリーンでこの映画を体験できる機会は、またあるだろうか。ぜひ定期的にお願いしたいものだ。 映画という芸術が到達した一つの頂点。栗5つ。 T・ジョイ PRINCE 品川 スクリーン11にて。 |
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2018 10,09 08:13 |
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宿泊したソウル新羅ホテルの朝食は、あまり好きではないビュッフェ形式なのだけど、いやはやすごかった。さまざまな国の料理が食べられる。ビュッフェだからもちろん大量に作って並べられているのだけど、どのセクションにもオープンキッチンがあって、料理によってはその場で調理もしてくれる。とにかく種類と量に圧倒される。まあ、朝食ビュッフェ約6000円という、これまで宿泊したホテルの中でも一二を争う高額朝食だったけどねえ。 コールドミールのセクション。サーモンが美味しかった。 チーズもたくさん種類があったよー。 ローストポーク。シェフが切り分けてくれる。 中華コーナー。 麺類はその場で作ってくれる。 フルーツもすごい種類。そしてどれも上質で美味しい。 洋食ホットミールのコーナー。他にもパンやデニッシュ、ワッフル、パンケーキやデザートなども豊富だった。 とは言え、そんなには食べられないのよねえ。 そして、朝食を食べて、ホテルの庭を散策して空港へ。東京へ帰るよ。 |
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