2017 09,30 10:00 |
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2017 09,29 21:27 |
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ホテルニューグランドは、横浜で一番好きなホテルだ。間も無く開業90周年を迎える老舗ホテルだ。本館2階にある宴会場ロビーは、日本のホテルの中でも屈指の美しさだ。90年前から時が止まったかのようになんとも言えない風情が漂う。 この空間、永遠になくなってほしくないなあ。こうした空間にいると、不思議と過去と対話できるような、古の人々と出会えるような、そんな感覚になる。 青い絨毯の階段の先にこれまた素晴らしい時計と壁画。美しさに言葉がない。 せっかくなので宿泊。今回は、本館でなく新しいタワー館にしちゃったけど。 眺めがとっても素晴らしい。 こちらは、夜景。横浜の街の中心がみなとみらいや横浜駅周辺に移ってしまったのが、ちょっと寂しいけどね。 バスルーム。やっぱり水回りを考えると新しい部屋にしたくなっちゃうんだよねえ。 アメニティーはブルガリだった。 タワー館には、高層階宿泊者のみが利用できるラウンジがあるんだけど、セルフサービスのコーヒー、紅茶があるだけで特にコンシェルジュのスタッフもなく、ちょっとがっかり。冷たい飲み物や軽いスナックなどがあってもいいと思った。 でもやっぱり本館をそのまま残した貴重空間を持つこのホテルが、横浜で最高のホテルだな。今度は、本館のマッカーサー・スイートに泊まりたいな。 ホテルニューグランド 神奈川県横浜市中区山下町10番地 |
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2017 09,29 20:49 |
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2017 09,29 20:27 |
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平日の中華街は、それほど混雑してないのか、特に予約もせずお店に入れた。まあ、予約せずともこれだけお店があればどこかに入れるよね。料理というよりデザート目当てで選んでみたけど、入店してみたら、分厚いメニューが置いてありびっくり。めくってもめっくても料理、料理、料理。四川、広東、上海、北京の中国四大料理が全てメニューにびっしり入っていた。(まあ、日本の中華料理店って、そもそもいろいろ食べられるけどね。) ポットの中で花が開く優雅な花茶で料理を待つ。 牛スジの秘伝タレつぼ煮。牛すじ肉とコラーゲンがたっぷりの煮込み。 芝エビのマヨネーズソース和え。エビがプリプリでこれは美味いわ。ナッツとオレンジが効いていてこれまた新しい味。 季節野菜とホタテの炒め 。アスパラガスが大好きなのよねー。 この店の名物料理の一つ、竹筒入り黒チャーハン。黒醤油ベースに炒めた炒飯を特製XO醤でさらに味付け。風味豊かなこれまた新しい味だった。 このお店は、デザートが面白い。これは、九龍球。色とりどりのフルーツを寒天で丸めたもの。ちょっとカエルの卵っぽいけど(笑)、面白いよねー。 フカヒレ杏仁豆腐。杏仁豆腐がとっても美味しかった。むしろ、佃煮風味のフカヒレが邪魔だったな。(笑) オーソドックスな料理から、ちょっと変わったものまですごいメニューの数で、選ぶのに迷っちゃう。 天香楼 神奈川県横浜市中区山下町220 |
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2017 09,29 19:00 |
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2017 09,29 18:11 |
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2017 09,29 15:47 |
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店頭で売っている持ち帰りフードの食べ歩きも中華街散策の楽しみの一つ。いろんなものが売っているけど、見た目の可愛さインパクトNo.1は、耀盛號のハリネズミまんだ。100円。揚げ饅頭で中身はカスタードクリーム。トゲが口の中に刺さって痛い。(笑) 耀盛號 神奈川県横浜市中区山下町143 中国食材卸のお店だけど、小売もしている。 |
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2017 09,29 13:59 |
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2017 09,24 12:45 |
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クリストーファー・ノーランの映画は、処女作「フォロウィング」から全て劇場で観ている。今回は、IMAXで観るとより臨場感があるというので品川のプリスンスシネマへ。 なるほど、大画面に広がる映像は圧倒的迫力を持って迫る。しかし、映像よりもむしろ音楽、音響が素晴らしく、映画館で鑑賞するのはスクリーンの大きさより、むしろ音響だと実感した。登場人物の不安を表すような旋律が耳から全身を駆け巡る。CGを使わず撮影された戦闘シーンの臨場感と迫力は噂に違わずものすごいパワーを持って観客を襲ってくる。 しかし、登場人物の人間ドラマはものすごく薄っぺらく、救出劇以上のストーリーは無いので、物足りなさは否めない。あえて登場人物のバックグランドを排して、一人一人の兵士に人間的側面を持たせない演出かもしれないが、どの人物にも感情移入ができず、ドラマや葛藤がないので冗長な展開に中弛みする。 救出劇の影に隠れた名もなき英雄がいたという展開も、ちょっと食傷気味。 映像と音楽・音響に圧倒されるものの、人間ドラマが無いため、物足りない。 T・ジョイPRINCE品川 スクリーン11にて。栗3つ。 |
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2017 09,22 15:22 |
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上野の国立博物館で開催されている「フランス人間国宝展」に行ってきた。特別展だが、平成館でなく表慶館での開催。表慶館の方が遥かに好き。ここは、建物自体が美術品。この空間に今も入ることができるのが嬉しい。 フランス人間国宝(メートル・ダール/Maître d' Art)は、日本の人間国宝(正式名称 重要無形文化財の保持者)認定にならい、伝統工芸の保存・伝承・革新を旨として、フランス文化省により1994年に創設されたとのこと。最近なんだね。今のところ13名が認定されているらしい。 入館して最初の部屋からノックダウンされる。天目茶碗がこれでもかと並べられている。暗闇の中に整然と並べられた茶碗に仄かな照明が当てられていて、茶碗がキラキラと輝いている。まるで天目茶碗の宇宙だ。この展示だけでも来る価値あり。 他にも傘や扇、鼈甲の眼鏡など、日本の伝統文化と共通するものも多く、比較しながら鑑賞するのも一興。エンボス加工の部屋も良かったなあ。展示作品が、表慶館の空間とあいまって展覧会自体が一つの作品のようだ。 フランス人間国宝展 東京国立博物館 表慶館にて。11月26日(日)まで。 |
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