2018 03,03 08:45 |
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2018 03,02 21:42 |
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2018 03,02 20:57 |
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中心街が寂れて行く地方都市が多いなか、松本市はかなりがんばっている。空き店舗はあるが、シャッター街ということはない。スーツ姿の出張族も多く、駅前はかなり賑わっている。 中心街のすぐ近くに巨大なイオンができたが、パルコは健在。 地元の百貨店井上。かなりお客さん少なめで寂しい。やはり地方百貨店は厳しいのか。デパ地下もあり、上質な物を売っていて、接客もきちんとしている百貨店は好きだけどなあ。特に地元の百貨店にはがんばってほしいなあ。この百貨店の包み紙で贈り物をされたら嬉しいという店、やっぱり必要だと思うのよ。 かつては井上百貨店の新館だったビル。現在の主要テナントは丸善。本屋さんも全国的に厳しい中、こちらもがんばっている。専門書も数多く取り扱い、また文房具売り場も充実していた。 松本には、洒落たレストランやカフェが多い。それも街に人を惹き付けている理由かな。 中町通りは、古くからの蔵が残っている。歯抜けになっている空き地も目立つが風情ある商店街を形成している。 館内をリニューアルして活用している店鋪も多い。ここはインドカレー屋さん。 蔵の中は、洒落たブティック。 縄手通り。建物の雰囲気は、明治風情。川岸にへばりついているような昔の町並みの向こうに近代建築があるが、横丁の中に入ってしまうとタイムスリップしたかのよう。ただお店は、カフェやお土産屋が多い。 初めて来た街だけと、どこかノスタルジーを感じるのは何故だろう。 懐かしいぃ〜。子供の頃、こういう販売機でコーラ買ったよなあ。コーラって絶対瓶で飲むのが美味しい。 宿泊したホテルの近くにある上土通り。ここには、以前映画館が複数建ち相当賑やかだったそう。映画館の一つは、劇場になっていて、もう一つは看板そのままにシャッター降りていた。 |
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2018 03,02 17:19 |
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旅の楽しみの一つは、どこのホテルに泊まるか。僕にとってこれはかなり重要なポジションを占める。その土地に泊まりたいホテルがたくさんあると迷っちゃう。今回は、「民藝フィロソフィ」というなんとも僕好みのキーワードに惹かれ、松本ホテル花月に。ホテルに入ってすぐのロビーに広がる民藝の空間に心を鷲掴みされた。 ロビーから見たフロントデスク。木の風合いが素晴らしい。 チェックインは、ロビーの椅子に座って。おしぼり、お茶とお菓子が出て来た。歩き疲れていたので、これはとっても嬉しい。お茶もお菓子も美味しかった。お菓子をいただき、お茶を飲み終えた頃にホテルの鍵を持ってきて、部屋までエスコートしてくれた。スタッフは、とっても丁寧で親切。 ロビーのテーブルには、雑誌民藝が置かれた。この空間で読めるのは、なんとも素敵な体験。民藝の調度品に囲まれて、幸せな気分になった。 ロビーの調度品、飾られている品々は、美術ギャラリーや小さな博物館にいるかのよう。しかし、違うのは実際に使われている日常の場所に置かれているということ。そう、民藝とはそうじゃなくちゃね。 ロビーの空間は、本当に素晴らしく、不思議な時の流れがあり、静かにゆったりとくつろげる。 各階のエレベーターホールのロビーにも民藝の調度品が置かれている。 お部屋。シンプルだけど、その統一感がいい。 部屋に飾ってあった絵。あれ、これってもしかして芹沢銈介?もしそうだとしたら、もう素敵すぎて感激! 大浴場もあって、体を伸ばしてお風呂に入れ、疲れもとれたー。とっても素敵なホテル。 松本ホテル花月 長野県松本市大手4-8-9 |
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2018 03,02 15:12 |
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2018 03,02 14:30 |
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2018 03,02 14:16 |
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松本というと、松本城よりこちらの旧開智学校の方が真っ先に頭に浮かぶ。戦前の昭和、大正、明治の和洋折衷建築がたまらなく好きだ。不思議となにか建物の記憶に触れられるような気がする。 この正面は、全体の一部で、実際は向かって右側後方に教室群の建物が長く伸びていた。そして場所もここではなく、正面の建物部分のみこの地に解体移築された。白の漆喰は、最近塗り直されたのか、ものすごく切り絵だった。今日のような青空には、とても映える。 彫刻の意匠も興味深い。龍や雲の形がユニークだ。 極めつけはこの太っちょの天使。とってもユーモラス。 館内も当時の姿が復元されている。机が小さいなあ。そして、教室にはオルガンだよね。 当時の資料もたくさん展示してある。こうして実際に触れるものも。 ガリ版。懐かしい。 二階に講堂があった。ステンドグラスが奇麗。細長い廊下の延長のような広さで講堂にして小さいイメージだが、建築的には素晴らしい。 こういう空間にると、当時の子供たちの声が聞こえてきそうで、廊下の影から彼らが走り出してきそうな、なんかそんな光景を想像してしまう。 |
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2018 03,02 13:37 |
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ついにやってきたよ国宝 松本城。もう一つの雄姫路城が白い城なら、こちらは黒だ。現存する最古の五層天守、それぞれの層の破風の形がいいねえ。一つだけ丸みを帯びている。本丸、二の丸はなくなってしまっているけれど、もう400年も変わらず姿を留めていることは、本当に感慨深い。しかし、それよりもなによりも青い空と白い山々の美しさよ。空と山と城、それ以外の近代建築が視界に入ってこない、この調和の素晴らしさがまた宝なんだろうね。 本丸内に入ると城は、また違った世界を見せる。向かって左側手前に突き出しているのは、戦国時代が終わり平静な江戸時代になってから増築された月見櫓だ。他の層がすべて武器を出すくらいの穴しかないのに、月見櫓だけは三方が大きく開き、開放的な空間になっている。ここから月を眺めたらどんなに素敵だろうね。 普段の居場所ではなく、戦いの際に篭城する天守の内部の作りは、質素で窮屈。各層に上がっていくための階段や梯子はものすごく急斜面だ。訪れている人は、圧倒的に年配の人が多く、登るのにものすごく苦労している。それが混雑の原因となり、なかなか上に進めない。それ以上に降りる方が怖いのでこれまた進まない。入り口付近は、入る人と出る人を交互に案内するのでものすごく滞留する。今回は、すぐに入れたが、GWなどには天守への入城に2、3時間かかるのだそうだ。 天守の上に登るのいいけど、混雑しているし窓は小さいし、外から、大自然を借景にしたこの姿を眺めているのは1番いいかなと思う。 二の丸跡。こちらは発掘調査が進み、二の丸の間取りが示されている。 博物館から眺めた城の姿。空と山と城、やはりこれが何とも言えない組み合わせだ。 |
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2018 03,02 13:00 |
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昼も食べたし、さあ早速、国宝松本城でも見に行くかと街を歩き始める。平日の昼間とはいえ、駅には人はそこそこいるものの、街が賑わっているとは言い難い。車社会の地方都市は、やはりどこも厳しい。それでもシャッター街ではないので、松本はかなりがんばっているな。 と、「ロボットが作るソフトクリーム」という看板に目が留まる。もともと旅行先で土地土地のソフトクリームを食べることは、僕のミッションでもあるので、まずはこちらでいただこう。 開運堂は、地元の老舗の和菓子店。建て直されてビルは奇麗になっているが、風格ある店構えだ。店内に入ると和菓子売り場と洋菓子売り場がある。和菓子が開運堂で、洋菓子が「パリの五月」とのこと。このネーミングもなかなか面白い。 ソフトクリーム代を払って専用コインをもらう。 並盛、大盛ともに同じ値段。じゃあ、大盛だよね。(笑) なかなかいい動きするよね。渦巻き加減は、もうちょっと美しくと思ったけど。ソフトクリームは、とっても美味しかった。日替わりでいろんな味があるみたい。味も選べると良かったのにな。 言われてみれば、中央線の車窓、長野県って精密機械のメーカーが多いよね。愛称まであるのね。 開運堂本店・パリの五月 長野県松本市中央2-2-15 |
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2018 03,02 12:03 |
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山賊焼きを食べる気まんまんで来たのだけど、右隣の人が食べていた山賊焼きの大きさにびっくりして、からあげ定食に。まあ、山賊焼きは、この間塩尻の発祥の店で食べたしなあ。そしたら、後から来た左隣の客が「山賊焼きをハーフで」と注文、なるほどその手があったか。いやいやハーフじゃ写真映えしないよ。(笑) そもそもからあげ定食がメニューの1番最初にあったので、こちらが看板メニューかな? からあげ定食780円とその安さに量が少ないのかなと思い100円高い「大」を注文。そしたら、からあげがすごい量。キャベツもお替わり無料とサービス満点。 信州りんごを使った秘伝のタレにじっくりと漬け込んだというからあげは、とっても美味しい。肉は柔らかジューシー、味もかなり僕好み。次から次にお客が入ってくるけど、納得。また松本に来ることがあったら、駅に着いてここに直行だな。 松本からあげセンター 松本市深志1-1-1駅ビル4F |
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