2019 03,31 22:18 |
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2019 03,28 23:26 |
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柳家三之助師匠の独演会。今回で60回目。僕は、幻の(笑)第1回も来ている。23回までは皆勤賞で、その後数回ほど行けないことがあったが、多分、この会に一番来ているのは僕だと思う。 さて、お楽しみの長いまくらは、なんだか今日は絶好調で正直な師匠の素直な毒舌を満喫。 道灌 柳家の原点ともいうべきネタ。面白みがないとの意見もあるが、僕はなんか好きなんだよねえ。 覚えたことを人に自慢したい八さんと「お前の知り合いでは分かる者はいないよ」と言いながら歌を書いてあげる隠居のこのなんとも言えない二人の間柄が面白い。富の上でも知識の上でも格差がある二人だが、ここには優しさ溢れる人間関係があるよねえ。それを上手に演じる三之助師匠の表情がたまらなく素敵だ。 三井の大黒 師匠曰く、この噺もあまり高座にかけていないとのことだが、僕は、結構三之助師匠の「三井の大黒」聴いているなあ。ぶすっとしてそれでいて憎めない甚五郎像が見事。政五郎はじめ江戸の市井の登場人物はみな生き生きとしていて、笑いながらどんどん噺に飲み込まれていく。同じ噺を何度聴いても楽しめる。これが落語の醍醐味だよねえ。 今回から木戸銭がクレジットカードまたは交通系ICカードで支払えるようになった。前売り券のクレジットカード決済を始めたのも随分と早かったけど、キャッシュレス化が進むのは嬉しい。銀行に行って、現金を下ろしてくる手間はなくなるし、マイルやポイントも貯まるしね。 次回の三之助をみたかい?は、5月30日(木)。日暮里サニーホール コンサートサロンにて。 |
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2019 03,12 14:25 |
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2019 03,09 22:41 |
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ユーミンのコンサートに行ってきた。実は、初めて。マツコの知らない世界で、そのド派手なパフォーマンスを見て、一度は見てみたかったの。どちらかというと荒井由実時代の曲が好きなので、なんとなーくこれまでコンサートは疎遠だった。 コンサートというよりは、ショーだね。これは、日本が誇るエンターテイメントの極致だ。後半は、知らない曲が多かったけど、ビジュアル的演出もすごいし、生バンドだし、すごく楽しめた。もう一回観たいなあ。 アンコールでは、荒井由実時代の代表曲もやったし、ジーンときちゃった。ヒット曲が多すぎて、あの曲もこの曲もやらないの?というのは仕方がないけど、観客全員が大合唱できるというのは本当にすごいよねー。 |
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2019 03,08 21:55 |
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足の悪い兄は、リストラされ生きていくために自閉症の妹に売春を斡旋する。生きていくために愛する者に売春させるというのは、古くは古典落語の「お直し」があったり、映画にも珠玉の傑作「津軽じょんがら節」や韓国映画のこれまた傑作「悪い男」などこれまでもあったことはあった。 今作は、前半貧困と障害の社会問題のように見せながら、徐々に妹の凄まじい自我・愛・優しさの目覚めを強烈な印象で叩きつける。妹役の和田光沙の演技は、圧巻、驚愕、感嘆、呆然! なんともやるせなく、切ない想いを一瞬で表現するラストも秀逸。 うーん、邦画は、今年これを超えるの無さそうな予感。栗4つ。 ヒューマントラストシネマ有楽町にて。 |
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2019 02,23 23:09 |
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夜、銀座のむとうへ。 良い素材、繊細な味付け、丁寧な仕事。旨し。
河豚の煮こごりとワカサギ 山菜の天ぷら 鰤大根 黒龍 牡蠣フライ だし巻き卵 蛤の酒蒸し イベリコ豚の味噌焼き 銀鱈の西京焼き 日本料理 むとう 東京都中央区銀座6-4-16 |
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2019 02,22 22:20 |
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2019 02,22 19:28 |
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2019 02,15 19:34 |
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いろんなところで絶賛されていたので観に行った。 曇天で荒涼とした大地は苛酷でありながらも美しい。極寒の羊の出産作業の労働の中で生まれるラブ・ストーリーは、寒さといろんな匂いがプンプンしてくる。この演出はすごい。 病気で何もできないのに厳しく息子を叱責する父、人手不足で存続が難しくなってきている稼業、そこにやってくる移民、それをよく思わない土地の人など現代の社会問題も散りばめられている。
主人公とルーマニア移民のゲオルゲとの恋愛よりも、主人公と父親との葛藤と許しがなんとも切なく感動的。 しかし、あんなにも心優しいゲオルゲが、こんなクソ野郎の主人公を好きになるのだろうか。そこがなんとも腑に落ちないのだけど、人が人を好きになる理由は言葉ではいい表せないからねえ。 それにしても、ゲオルゲの優しさにだんだんとこのクソ野郎の主人公が変わっていくのだけど、人間とは結局のところすぐには変われないというラストがまた余韻を残す。 栗4つ。シネマート新宿にて。 |
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2019 02,12 15:57 |
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