2015 01,10 23:05 |
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日本でもだいぶ店舗が増えてきた。ハワイに行った時、有名だから一度は訪れたいと思いながらも機会がなく、日本に出来たがどこも行列なので避けていた。銀座のキラリト内にもオープンし、やはり原宿などよりは列は短い。それでも並んでいるから行かなかったけど、21時頃行ったら空いていたので入ってみた。 |
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2015 01,03 23:13 |
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2014 12,21 17:25 |
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虚栄と自尊のために作られた虚像をあたかも実存のように嘘で塗り固めて生きている登場人物、それをさらに確たるものにするために、周りのお馬鹿な群衆をマスコミやネットで操る。ミステリーの形を借りて、人間の本性とエゴをあぶり出す快作だ。 架空の完璧な人間を作ろうする登場人物、それに煽動される大衆を、観客は「馬鹿なやつ」と嘲りながら見ているうちに、実は、フィンチャーに「それって、君たちそのものだよね」と揶揄されているようだった。 最初のバーのシーンに全てがあると言っていい。主人公と妹が人生ゲームをやっている。誰もが自ら作った人格を実存させるための嘘や振る舞いで生きている。バーカウンターの滑るグラス、人間をデコレーションしているかのような粉砂糖が舞い上がる場面で唇を拭ってのキスシーンなど、今作もフィンチャーらしい憎い映像表現が面白い。 いろんな伏線が敷かれていて、あちこちに観客をニンマリとさせる仕掛けがある。今年のお正月映画は、これだな。 TOHOシネマズ日本橋 スクリーン5にて。栗4つ。 |
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2014 12,15 23:42 |
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今夜は、東京ドームで会社のアメフトチームの試合。19時キックオフで、22時近くまで試合があるので、会社の同僚とその前にさくっと食事をしようということで、ランチでよく利用する会社の近所のビンチェへ。お店の方がいつも笑顔で迎えてくれて、それだけでハッピーな気分。
バーニャカウダ。彩りも鮮やかな野菜たち、新鮮でとっても美味しい。野菜本来の味がいいねえ。普段野菜不足だから、体が喜んでいるのが分かる。葉もの、根菜、トマトなどバラエティーあふれる食材がありがたい。 メインを肉にしたので、シーフードのピザに。イカ、海老、タコ。ああ、これにいつもフォカッチャに付けているバジルソースがあったら最高だったなあ。 メインは、豚ヒレ肉のソテー バルサミコきのこソース。これが、もう思わず大声で叫んでしまいたくなるほど美味。豚肉はとても柔らかく、ソースもよくあう。キノコもたまらんけど、ガーリックスライスのアクセントが食欲をそそるねえ。 白ワインを軽くひっかけて二人で4000円ほど。美味しいし、懐にも優しい。こんな素敵なお店が会社の近所にあるのは幸せだ。 ビンチェ 東京都 中央区日本橋箱崎町34-9 大久保ビル1F 050-1091-6705 |
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2014 12,13 22:34 |
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2014 12,06 19:16 |
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2014 11,30 20:54 |
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予告が終わり、スクリーンが横いっぱいに広がり、タイトルが映し出されただけでジーンときた。この映画はこれまでに何度も何度も観ている。映画館で、名画座で、テレビで、ビデオで・・・。でも、ここまで大きなスクリーンで観たのは初めてで、あらためて映画館で観る映画の醍醐味を感じた。 映画は、武田鉄矢と桃井かおりが笑いを振りまきながら、だんだんと高倉健演じる主人公の過去が明らかになっていく。もてないダメ男の武田と内気でか弱い桃井が高倉と旅をしている間にともに強く大人になっていく脚本も秀逸だ。なんと言っても観ていてこんなに楽しい映画はないし、そして展開も結末も分かっているのに、何度観ても最後には涙が頬を伝う。この映画を映画館で観ることは、昔の友人に再会するようなもので、あの頃に戻って夢中になって観てしまう。向こうは変わらず同じなのに、不思議と感じる思いは観る度に違っている。こちら側が年を重ねているためだろう。 終映後、場内から拍手がおこった。あちこちですすり泣く声も聞こえた。本当にいい映画。日本映画の誇りの一つだと思う。 いつでも会う度に優しく迎えてくれ、最後に流れる涙で心を洗ってくれるこの映画に、これからも映画館で会えることを願ってやまない。 今回の新・午前10時の映画際での「幸福の黄色いハンカチ」の上映は、12月12日まで。TOHOシネマズ六本木ヒルズのスクリーン7での上映は、今のところ12月3日までだ。4日以降はちょっと小さめのスクリーンに移る。なお、さらに小さいスクリーンにはなるが、午前10時以外にも上映があるようだ。 また東京池袋の新文芸坐では、来年2015年の1月18日より高倉健の追悼特集が予定されている。名画座の中ではこれまた破格の大きさのスクリーンを持つ新文芸坐、こちらでも健さんに会うことができるのだ。 やはり、映画館で観ると感動も一入だ。
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2014 11,26 23:50 |
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朝也 「欠伸指南」 今年のNHK新人落語大賞受賞で乗りに乗っている朝也さんがゲスト。マシンガンのように喋り続けるイメージだったけど、あら、渋くて落ち着いた欠伸の師匠がいい味出てた。動と静の対比が絶妙だったね。 三之助 「朝友」 今回のネタおろし、これにはかなりびっくりしたね。僕の知る限り、談幸師匠が愛づらか百撰でかけた以外には聞いたことないなあ。正直、噺自体に面白みがないし、あの世から戻ってくる理由が、かつて似た名前で同様の境遇になった人がいたという挿話からきているのだけど、またその名前と主人公の名前がややこしてくなんだか聞いていて面倒くさいのだ。 三之助師匠も時事ネタを混ぜ込みながら演じていたが、演じる方も聴く方もなかなかに難しい噺だと思うね。逆にこれで観客をわかせられたら、すごいな。今後どうなるのか、楽しみである。 三之助 「井戸の茶碗」 まくらも早々にネタへ。この噺は、好きだね。頑固過ぎるのも考えものだが、筋を通すという最近の日本人が失いかけている美徳があるね。一年に一度は聴きたい噺。これは、そうしたネタの一つだな。 なんと奇跡の21時30分終演。居残り組と打ち上げへ。30分早いだけで、こんなにもゆったり飲めるのだね。 次回の東京での三之助をみたかい?は、諸事情のため1月は無しで3月開催。ちょっと開いてしまうので、別途1月にイベントを実施する予定。詳細は、近日柳家三之助推進本部で発表するので、お楽しみに! |
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2014 11,25 22:38 |
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久しぶりに昔の同僚と食事へ。インド大好きなユリちゃんとヨガ大好きなマリちゃんと銀座のインド料理店へ。銀座にはほぼ毎週行っているけど、インド料理はなかなか行くことがなかったなあ。辛いものがちょっと苦手だからね。でも、せっかくだから普段あまり食べないものにトライするチャンスだ。
というわけで、普段あまり飲まないビールを注文。インドでメジャーなキングフィッシャー・ビール。航空ファンには、航空会社としても有名だよね。 ダルワラ 2種類の豆を挽いてスパイシーに揚げたスナック 日本にあまりない豆のコロッケ。赤いソースもそれほど辛くなく美味しくいただけた。 ベジタブルパニールティッカ インドのチーズをトマト、ピーマン等とタンドールで焼き上げ タンドールで炭火焼って意味なんだと。タンドリーチキンって、今までカレー味のチキンだと思ってた。(笑) いろんなカレーとナンを頼んでみた。緑のナンは、小松菜のナン。これが絶品。他に胡麻のナンと通常のバターのナンを頼んだ。ナンって、インドを代表するパンかと思っていたけど、特殊な釜で焼くものなので、お店でしか食べられないそうで、一般の家庭ではほとんど食べないとのこと。 緑のカレーが一番のお気に入り、ほうれん草ベースにキノコが入ってる。どれも思ったほど辛くなく、僕も美味しく食べられた。この店、全てのメニューに一切肉が無い。全てが野菜中心のヘルシー・メニューだった。肉の代わりにグルテンを豆腐のように固めたものが使われていた。 店内は、インドのお客さんも多かったので、本場の味に近いのかな? ナタラジ 銀座店 東京都中央区銀座6-9-4 銀座小坂ビル 7−9F 03-5537-1515 |
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2014 11,22 21:01 |
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しかし、物語は予定調和だ。お決まりの展開、お決まりの裏切り、そしてラストもなんとも陳腐。人間のエゴがぶつかるあたりは魅せるが、どうもやっぱり宇宙を舞台にした家族愛なんでしょってのが観ていてひいてしまう。 まあ、映像はとてもいいので、どうせ観るなら映画館のなるべく大きなスクリーンで観た方がいいだろう。 「2001年宇宙の旅」の世界観にはおよぶべくもない。 あふれんばかりの映像の洪水の中に、家族の形や人間の宗教観を描きこんだテレンス・マリックの「ツリー・オブ・ライフ」的なものに、がんばって近づきたかったのかなあ。見終わった後、なんの余韻もない。 SFの形を借りた家族愛の映画。栗3つ。 ユナイテッドシネマ豊洲 スクリーン10にて。 |
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