2018 08,18 21:37 |
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久しぶりに三之助師匠の札幌の落語会に参加。会場が札幌駅前のエルプラザに変わっていた。土曜の夜、会場満杯のお客さんで熱気むんむん。着物や浴衣の人も多かった。 三之助落語会の長いまくらは、ここでも定番のようで、それを楽しみにしているお客さんも多いみたいね。 三之助 「金明竹」 三之助 「景清」 どちらのネタも三之助師匠で何度も聴いている。何度聴いてもその度、引き込まれてしまうのが落語の魅力。まあ、噺家さんの力量でもあるのだけれどね。 三之助師匠の与太郎は、可愛くて憎めない。同じフレーズを何度も繰り返すいわゆる前座噺の「金明竹」だけど、分からないと言えない大人を揶揄したとっても人間性溢れるネタだ。 「景清」は、身勝手な人間の行動がおかしくもあり、悲しくもあり、そして笑いというよりは、映画的な展開のクライマックスが見せ所でもあり聞きどころだ。そして、このネタは、人間の嫌なところをこれでもかと見せつけながらも、それでも人間を優しく見つめるラストがいいよね。 |
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2018 08,18 15:24 |
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こちらも北海道立近代美術館と毎回セットで立ち寄ることにしている美術館。こじんまりしているが、訪れる人も少なく本当にゆったり鑑賞できる。 一階は、三岸好太郎の常設展。以前よりそんなに絵が上手じゃないなあとは心密かに思っていたのだが、今回家族連れの客に説明している美術館のスタッフが、「こちらは最初の入選作品です。どうです、そんなに絵が上手じゃないでしょ?当時の岸田劉生などと比べると確かに上手とは言えないのですが、写実主義じゃない新しい観点から評価されたのだと思います」って話してた。(笑) 二階の特別展は、「フランク・シャーマンコレクション選 」。戦後、GHQの印刷・出版担当として来日したフランク・シャーマンは、日本の文化、風景、美術にいたく感心し、多くの美術品を収集した。当時日本ではそれほど注目されていなかった藤田嗣治をパリに送り出し、世界的な画家となる道筋を敷いたことで有名だよね。 今回の展示は、道立近代美術館での展覧会を引き継いでの第二弾で小規模だったようだけど、猪熊弦一郎のパステル風景画がたくさんあって面白かった。シュールな現代アートなイメージだったので、こういう絵もたくさん描いていたのが新鮮だった。 フランク・シャーマンコレクション選 北海道立三岸好太郎美術館 9月2日まで。 |
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2018 08,18 12:44 |
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札幌を訪れた際には、必ず伺っている北海道立近代美術館。特別展「日本の美百花繚乱」が開催中だったので入館した。出口で気づいたけど、東京八王子市にある東京富士美術館所蔵品の企画展なんだって(笑)あー、でもうちからだったら八王子も札幌に行くのも時間的にそう変わらないかなあ。いやいや、そんなことはないね。(笑)でも東京富士美術館は、JR八王子駅からも遠いので、心理的な距離もすごく遠く、これまで行ったことがなかったので今回観られて良かったかも。 国宝や重要文化財の展示はなかったと思うけど、「洛中洛外図」や伊藤若冲の作品が数点だけれどもゆっくり鑑賞できたので良かった。圧巻は、最後の展示室の浮世絵。前期は、北斎の「冨嶽三十六景」全作展示だったらしいけど、鑑賞した後期は、広重の「東海道五拾三次」全作展示だった。どちらも大好きでいろんなところで何度も観ているけど、刷られた時期や保存状態によって随分と印象が変わるものだなあ。展示作品は、とっても保存状態がよく色が鮮やかだった。 日本の美百花繚乱 北海道立近代美術館 9月2日まで。 せっかくなので、常設展示も鑑賞。こちらの方は、空いていてさらにゆっくりじっくり観られるからいいね。 大好きな片岡球子。二点しかなかったけど、再会できて嬉しい。 手のマークがある作品は、触って鑑賞できる。視覚障がい者の方にも楽しんでもらえる。こういう展示は増えてほしいね。 触れる展示は、健常者にとっても面白い。いろんな感覚で鑑賞できる美術作品が増えるといいね。 |
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2018 08,17 21:28 |
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仕事で札幌へ。無事終わって、メンバーたちと打ち上げ。テレビでも有名なお店へ。店内の壁には、有名人のサインがたくさん貼ってあった。 このザンギが美味しかったなあ。かかっているタレもとっても食欲をそそる。 ホッケがでか〜い。 ししゃも。 ホタテ。 ホッケのメンチカツ。 これがびっくりした山わさび。あまりの辛さに、涙や鼻水が出そうになった。(笑) すっごい辛いけど、なぜか止まらず、ご飯が進む。 そして、こちらの名物のつっこ飯。ほぼ全てのテーブルでこれを注文するので、しじゅう「おいさー、おいさー」のかけ声が響き渡って、店内はかなり賑やか。 北海道に来ると、食べ物が美味しくて安いので幸せぇ〜。 海味はちきょう 本店 北海道札幌市中央区南3条西3 都ビル 1F |
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2018 08,15 16:56 |
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「きけわだつみのこえ」を読んだのは学生の頃で、その当時の自分とほぼ同年齢で戦争で亡くなった若者の記録である。手紙や日記など、驚くのは20代とは思えぬしっかりとした文章と世の中を見つめる視点だ。
第二集には、当時も衝撃を受け、今も忘れられない一節がある。昭和17年に早稲田大学法学部を卒業。その二年後にフィリピンのバシー海峡で26歳で戦死した長門良知(ながとよしとも)さんの日記だ。 昭和20年4月12日 今日、読み返してみても、変わらず胸を突き刺すものすごい言葉だ。人は生まれる時期も場所も選べない。もし、自分がこの時代に生まれ、若くして戦争に駆り出されたら、このように人生を達観することはできただろうか。
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2018 08,07 19:59 |
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2018 08,04 13:10 |
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トム・クルーズは、結構スタントも自分でやっているらしいね。今回も骨折したらしいけど、その場面もそのまま使われているらしい。がんばってるねえ。ここまでがんばってるなら、ギャラ高くても納得だよねえ。 人気シリーズだけど、そろそろネタ切れな感じは否めない。今回は、登場人物との相関関係が分かりにくく、イーサン・ハントの優しさを弱さとしてドラマ性を出そうとしているのでそれがまた単純な娯楽作じゃないんだよーというのが面倒臭い。単純な娯楽作でいいのにねえ。仲間や女性を殺さないというのがイーサンの弱さとして出てくるけど、男どもは無慈悲にぶち殺しているじゃん。なんか無理な設定が中途半端。 パリ市内のカーチェイスはなかなかだけど、「ボーン」シリーズのど迫力カーチェイスと比べると見劣り。 誰が裏切り者なのか的な展開は、もうシリーズ全体を通して使われすぎで、目新しさはないなあ。 今回、ジェレミー・レナーが出ていないのも寂しい。代わりに「スーパンマン」のヘンリー・カヴィルが出ているんだけど、魅力ないなあ。 それなりに楽しめるけど、なんか物足りない。 TOHOシネマズ日比谷 スクリーン1にて。栗3つ。 |
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2018 08,03 17:42 |
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東京国立博物館で開催中の特別展「縄文-1万年の美の鼓動」へ。最近テレビでやたら取り上げられているので混んでいるかなあと思いきや、平日だったのでそこまでではなく、比較的ゆったり鑑賞できた。 一万年という長き時代、出土する地域も広域なため、様々なデザインの土器や土偶が展示されていた。土器は、どれも実用よりデザイン重視という感じで、とっても使いにくそう。でも鑑賞するには、とっても面白い。緻密なデザイン、国宝の土偶の優美な形は見ていて飽きない。ほぼ完全な形で残っているのも驚きだ。縄文のヴィーナス、セクシーなボディラインというより、手に持ちやすそうって思った。 縄文のポシェットも現代の高級ブランドの鞄にありそうで、洒落ていた。むしろ欲しい。(笑) 土偶や土器に投影された人間の形は、かなりデフォルメされているのに、動物や貝などは妙に写実的で本当に同じ時代のものなの?と不思議だった。 何故か心惹かれる造形。まだまだわからないことが多いから、勝手に想像を膨らませながら鑑賞するのも楽しいな。 特別展「縄文-1万年の美の鼓動」 東京国立博物館にて 9月2日(日)まで |
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2018 08,02 15:43 |
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明治、大正、昭和、平成を生きた版画家、平塚運一の展覧会を観に千葉市美術館へ。102歳で亡くなるまで創作活動を続けたすごい人だ。 |
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2018 08,01 13:30 |
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IBM同期入社の美女二人に誘われて、丸ビル36階のフレンチ・レストラン「モナリザ」へ。目の前が皇居で遮るものがなく東京を一望。宮内庁の建物や一般参賀で皇室の方々が手を振る宮殿もとってもよく見えた。お店のスタッフがiPadで四季折々の眺めの写真を見せてくれたけど、桜、紅葉、雪景色と、どれも素敵だった。 季節のシャンパンカクテル。桃テイストだった。 アミューズ。カボチャの冷製ムース。このお店、料理も美しいが、お皿も秀逸。透明な皿を重ねて、本物の花びらが敷き詰められている。涼しげぇ〜。 パンも温かく柔らかくて、美味しかった。バターとオリーブオイルと共に。 前菜 天使の海老とフルーツポンチのカクテル ソーテルヌ風味のゼリー寄せ。見た目に鮮やか。エディブルフラワーが一層彩を引き立てる。 お皿には、店からの眺めのパノラマが。 丸ごとアユのうらごしスープ仕立て ロワイヤル風 肝とタデのアクセント 全く川魚の癖がなく、こんがりと焼けた身はとっても美味しく、丸ごと裏ごしされた鮎のスープが濃厚だった。 女性人が選んだメイン。焼きトウモロコシとモルネーをまとった ハタのパイ包み焼き ライム風味 僕が選んだメイン 新潟県十日町産 塩麹でマリネした妻有ポークのロースト 夏野菜煮込みとのハーモニー 甘い豚肉おお肉に、チョリソソーセジの辛味がよいアクセント。野菜の煮込みと肉が絶妙なバランスでとっても美味しい。 デザートも少しづつ変えられている。お客さんの雰囲気を見て、選ばれているのかな?お皿も僕はブルー調で、女性陣のピンク。キャラクターの顔もちょっとづつ違っていてかわいい。 デザートと一緒にコーヒー。(紅茶も選択できる) アイスクリームとソルベ。これもぞれぞれ違っていた。酸味のあるソルベと濃厚なアイスクリームがペアになっていた。 プチガトー。これも手を抜いてない。とっても美味しい。 最後にハーブティーまで出していただけた。お口さっぱり。 料理も美味しいし、眺めも素晴らしい。料理の盛り付けもさすがフレンチの美しさ。ここは、再訪したし! モナリザ 丸の内店 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング 36F |
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