2006 10,02 23:36 |
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ニューヨークの最終日、やっぱりこのミュージカル「シカゴ」へ。USHERが出ているので連日SOLD OUT。 このミュージカル、ボブ・フォッシーのオリジナルを愛弟子アン・ラインキングが再現したもの。いったいこのダンサーたちは、間接の場所を自由自在に動かせるのか、それとも間接を消せるのか、なんとも表現できないものすごい動きをする。 舞台には、バンドがいて、その前にあるセットは、椅子だけ。それだけの空間に黒いシンプルな衣装(というか下着)を着たダンサーが人間の肉体美をこれでもかという動きで表現する。シルクハットに屈み気味なあのスタイルがなんとも格好いい。 とにかく圧倒的なダンスに、陶酔、鳥肌、覚醒、恍惚、失神寸前の素晴らしさだ。もう全てが圧倒的、全てが圧巻。歌唱力、ダンス、音楽、歌、ジャズ・バンド、もうたまらない。何度も鳥肌が立ち、感動と興奮で胸が熱くなる。 そして今、USHERがビリー・フリント役で出演中。登場するやいなや熱狂的な歓声。また、USHERが良い声をしているんだなこれが。また笑顔が最高にニヒル・・・。ダンスは、他のメンバーに比べるとちょっと浮くがそこがまた味。フォッシー・ダンスを彼流に披露した。 全員総立ちの拍手喝采。これこそがブロードウェイ・ミュージカルの真骨頂。エロティックでセクシーで、人間の極限の動きをこれでもかとひけらかすダンスには、もう狂気爛漫。この素晴らしさ、大声で叫びたーい。 これこそ、ブロードウェイ。素晴らしい。傑作。何度観ても興奮! USHERが出てくるのを待つ人で、劇場前は大混雑。宝塚状態。何人かサインを貰っていた。ブロードウェイってこんなにオープンなのね。他の役者も気軽にサインに応じていた。 もう、またニューヨークに来たら、また「シカゴ」観ちゃう・・・。 感動と興奮がいつまでたっても冷めやらず・・・。 最高のミュージカル。最高、最高、全てが最高。文句なくミュージカルの最高傑作。 あえてフォッシー色を排した映画「シカゴ」にがっかりだった人は、この本物の「シカゴ」をブロードウェイで体験すべし。オープニングで即ノックアウト、確実! |
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