2006 10,06 23:20 |
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毎回、雨が降るこの落語会も早17回。毎度、日本の国土を潤してきた。(笑)
僕は、このノスケ、第9回より毎回お邪魔している。ここ数年では、常連かな。 喬之助、三之助ともにまくらが長く、いつも終演時間が遅くなることでも有名な落語会だ。 ネタ卸しの会だが、二人ともしかっりとしたものを見せてくれ、またまくらも最高に可笑しい。この落語会は、絶対来た方がいい。すごく楽しいから・・・。 喬之助 「小町」 まくら30分くらいあったかな。今年、二度も入院、それも大きな病気で・・・。その病床の出来事を元気になった今、面白可笑しく語ってくれた。これが最高に傑作。笑っていいのか、不謹慎なのか、複雑な可笑しさだ。 まくらが長すぎて?、ネタはさらりと「小町」へ。 三之助 「出来心」 ネ タ卸しで後半、ちょっぴり危なげだったが、間抜けな泥棒と調子のいい住人の描写が最高に可笑しかった。間抜けな泥棒の描写は、表情、台詞回しとも本当に可 笑しく、彼の真骨頂だ。調子のいい住人の「裏は、花色木綿」も、何度も聴いたことある話なのに、思わず何度も笑ってしまった。三之助さんの間抜けキャラ は、なんとも可笑しい表情でまた可愛く憎めない描写に魅了されること請け合い。 三之助 漫談「ベトナム土産話」 もうお馴染みとなったこの時期のベトナム土産。さすが、噺家さんだねえ。もう、すごく可笑しい。大笑いしてしまった。こんな面白くて長い話、寄席ではなかなか聴けない世ねえ。貴重、貴重、超貴重。爆笑、爆笑、珍道中! 喬之助 「錦の袈裟」 三之助さんの漫談のネタをいじりながら、ネタ卸しの「錦の袈裟」へ。永遠の少年、35歳児の喬之助らしい子供っぽく愛らしい与太郎だった。 終演後。 この夏も倒れて入院していた喬之助さん、「今日が、お酒解禁日」と大はしゃぎ。飲むは、食うは、三之助さんをいびるはで、もう止まらない。暴走、暴走、大暴走。 今日、分かったが、喬之助さんは、面白い”語感”に反応して一人で笑っていた。不思議、変なの・・・。 暴走する喬之助さんに対して、三之助さんも上手く切り返していたな。笑点だったら、二人にたくさん座布団が運ばれていたことだろう。 この素晴らしく楽しい落語会、次回は、12月5日(火)お江戸日本橋亭。三之助さんが、あの大ネタに挑戦するかも・・・。二人の面白い長いまくらが聴けて、古典落語もたっぷり堪能できる。来ないと損だよー。 |
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