2006 10,08 23:12 |
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気だるい午後は、やはり喜多八師匠。時代に逆行するこのまったりとしてゆったりとした時間の流れ、そして何故か分からないけど淀んだ(失礼)雰囲気がその筋には、たまらないはず・・・。
こみち 「紙屑屋」 もうすぐ二ツ目のこみちさん。今日は、目の覚めるような素晴らしい出来。彼女より下手な二ツ目、たくさんいるよ。前座だからまくらは無いけど、さりげなくちくりとくすぐりを入れるあたり、憎いねえ。素晴らしい噺家さんになるよ、きっと。 喜多八 「笠碁」 もうこういう噺をさせたらたまらない。まあ、なんとも憎たらしい爺と爺の対話が最高に面白い。頑固で強情ですぐに喧嘩してしまうのに、それでもどこか寂しくてお互いが気になるという、なんとも人間的な素晴らしい描写。堪能した。 ところでまくら、親父さんが夜徘徊するが、日本の警察は優秀で探し出して連れて帰るの困っている・・・とのこと。 喜多八 「目黒の秋刀魚」 こういう抜けた殿様も面白いのよねえ、喜多八師匠がやると・・・。 秋刀魚の描写、素晴らしかったなあ。美味しそうだった。秋刀魚、食べたくなった。 はる 都々逸 今日は、おそのさんではなくおはるさん。喜多八師匠に無理矢理やらされているのかなあ。ものすごく緊張されていた。 喜多八 「厩火事」 喜多八師匠、師匠小三治さんを「たけちゃん」って呼ぶのが可笑しい。 超早口だったなあ。時間たっぷりあったのに。 |
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