2006 10,15 19:18 |
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ものすごく久しぶりに国立西洋美術館に行ってきた。多分、リニューアルしてから初どころか、社会人になってからは、初めてかも。最後に来たのは、あの「西洋の美術」展以来だ、きっと・・・。 いつの間にか地下に特別展用のスペースが出来ていた。そこでの展覧会なのだが、まずスペースが狭い。美術館というかギャラリーみたい。中途半端なリニューアルだったんだなあ。 ま た、そのせせこましい所に随分たくさん絵を並べていたなあ。ベルギー王立美術館には行ったことがないので、初めて観る作品がたくさんあった。今回のメイ ン、ブリューゲル(父)の「イカロスの墜落」は、墜落の過程でなく、墜落したその時をとらえていて、イカロスの足が海からまるで「犬神家の一族」のように 突きだしている。それも、とても小さく描かれていて、よく見ないと気がつかない。手前の農夫が、何事も無かったように作業をしているさまが、とても良い。 個人的に購入して部屋に飾りたいのは、デルヴォーの「夜汽車」。想像力がかき立てられる。 マグリットの「光の帝国」を見て、あ、ジャクソン・ブラウンの「Late For The Sky」のジャケットってこれをパクったんだなあと思いながら、なかなかバラエティに富んだ展覧会だったよ。 ベルギー王立美術館展 国立西洋美術館 12月10日まで。 ついでに、本当に久しぶりに西洋美術館の常設展も見てきた。 昔と入り口と出口が逆になっていた。(笑) 懐かしかった。ルノアールもモネもゴーギャンも、子供の頃見た記憶と同じ絵がそのままあったよ。 |
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