2006 10,27 23:10 |
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今日は、六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催されている「クリーブランド美術館展」へ行ってきた。 今回、協賛しているアメリカン・エキスプレス主催のプライベート・ビューイングに当選したのだ。美術館閉館後、なんと40人だけに美術館が開放され、ゆっくりと絵を鑑賞することができた。 まずは、六本木ヒルズの森タワー51階にあるクラブのthe star barで美術館が閉館するまでカクテル・アワー。シャンパンを飲みながらフィンガー・フードを食べ、夜景を眺めていた。 美術館が閉館後、森アーツセンターギャラリーへ移動。 最初に、森アーツセンターギャラリーの学芸員の方より、各展示室のハイライトの絵の解説を聞きながら館内を案内された。やっぱり絵の描かれた背景や意味などを聞くと感慨深く、また様々な角度から絵を鑑賞できる。 その後、ゆっくりと絵を自由に鑑賞。美術館には、たった40人の客。全ての絵をゆっくり、じっくり、たっぷり鑑賞できた。なんて、贅沢な時間と空間なんだろう。 今回、各画家の初期の作品の多くが展示されており、所謂この作家のタッチとは違う作品がたくさんあった。「え、これがモネ? これがモディリアニ?」と思わず声をあげてしまった。 中 でも、モネが生涯自分の側に置き手放さなかった「赤いスカーフ、モネ夫人の肖像」には感動した。雪の世界に赤いスカーフ、部屋の中にいる画家と外の雪の中 に赤いスカーフでいる妻カミーユ。そのカミーユが今、まさに窓の外を通り過ぎようとしている。この2年後に妻カミーユは死んでしまう。それを予言している ような、なんとも切ない妻の表情に心打たれた。 他にも、瞳が描かれたモディリアニの作品や初期のルノワールの美しい少女など、今まで観たことがない貴重な作品ばかりだ。有名で派手な作品は、なかったけど、初めて観る魅力的な絵に感激しちゃった。 なんと、出口で今回の展覧会のカタログをプレゼントしてくれた。嬉しい! その後、なんと展望台も無料で入れた。夜の六本木ヒルズの展望台は、初めて。ちょっと曇ってたけど、綺麗だった。 なんとも贅沢でゴージャスな時間と空間を味わえた夜だった。 |
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