2009 05,06 23:29 |
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小三治師匠と三之助さんが一緒に出る日は、今日だけだったので、がんばって出かけたよ。入れ替えがない浅草だから昼席の終わり頃から潜り込んで、なんとか 昼夜切り替えのタイミングで席を確保。前の席には、のらねこ兵☆さんとMikiko_Kさん、二階席の出っ張りには着物姿で優雅な風情のチナマルさんとぱ んださんが・・・。
<昼席> 彦いち 「みんな知っている」 途中からだったので、集中できず。でも林家で唯一好きな噺家。 (あ、もう一人いた、久蔵さんも好き) きく姫 漫談 面白いお姉さんだと思う。え、落語?まだ観たことないっす。 順子・ひろし 漫才 文句の付けようがない。完成された一つのスタイル。 木久扇 「その時歴史が動いた」 面白いおじさんだと思う。そして馬鹿じゃないと思う。でも落語は?うーんまだ聴いたことないっす。このネタは、いったい何回聴いただろう・・・。これは漫談なのか新作落語なのかよく分からないっす。 <夜席> 小ぞう 「小町」 好感が持てる。 三之助 「初天神」 三之助さんの「初天神」は、何度も聴いているのに、本当に可笑しいねえ。きん坊が可愛いすぎだよ。そして表情もいいし、表現豊か。こういう素晴らしい若手がいてくれるとこれからの落語界も楽しみだよ。 川柳 「ガーコン」 なんか今日は、お疲れだったのか酔っていたのか、パワー不足だった。ちょっと元気なかった印象。 たかし ギター漫談 浅草の場末の印象。客席をつかんでいなかった。前が川柳師匠じゃ、やりずらいかな? 福治 「手紙無筆」 うーん、かなり客席と壁が。 禽太夫 「元犬」 浅草は、持ち時間が短いけど、間引くのはそこか?と疑問。もっと笑わせられると思うのに。 仙三郎社中 太神楽曲芸 いつ観てもファンタスティック。素晴らしい。 はん治 「背なで老いてる唐獅子牡丹」 はん治師匠大好き。もうこの個性はたまらない。優しさと可笑しさに溢れた高座だ。 志ん輔 「夕立甚五郎」 浪花節を揶揄した噺。初めて聴いた。 小菊 粋曲 突き放した色っぽさ。寄席の演目の中で良いアクセントだ。 権太楼 「代書屋」 クールな代書屋が可笑しい。 三三 「口入屋」 卒なく何でもこなすなあ。 世津子 手品 今日は、トランプで世津子のSがなかった。(笑) 志ん五 「幇間腹」 ギョロ目と眉毛が動く、動く。毎度同じなのに笑ってしまうのは、やはりスタイルを確立しているせいだろう。 小満ん 「あちたりこちたり」 どこか懐かしい高座の風情を醸し出す。こういう雰囲気の噺家さんって少なくなったなあ。 のいる・こいる 漫才 笑った。ツボにはまると抜けられない。 燕路 「悋気の独楽」 なんか顔が赤かったなあ。スキー焼け?燕路師匠もされるのかしら。 小僧がこんなに似合う大人もいないよなあ。楽しい高座だった。 正楽 紙切り 相合傘、三社祭、レッドクリフ。 レッドクリフに、「三国志でしょ?本当はよく知らないけど・・・」と照れ笑いした師匠が可愛いかった。 小三治 「野ざらし」 場内割れんばかりの大喝采。皆、待っていたんだねえ。明らかに昼席のトリの時とは違う雰囲気。これが寄席だよ。 小三治師匠のネタで一番数多く聴いているのが、多分この「野ざらし」だと思う。なのにやっぱりひきこまれて夢中になってしまう。登場人物が本当に生き生きしていて皆違う人格に見えてくるから不思議だ。 |
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