2006 11,10 23:03 |
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会社を午後休んだのは、本当はこのため。18:30開演には、やっぱり会社に行っていたら間に合わない。談幸師匠の独演会は、毎回ゲストも多彩でとっても楽しみだ。
松幸 「子ほめ」
「尻餅」、「しじみ売り」と年の瀬のネタに、ああ今年ももうあとわずかなのね。晴れ晴れとした明るい表情だったなあ。なんかいいことあったのかなあ。 今日は、初めてのお客さんが多かったのかなあ。「子ほめ」でこんなに笑いが起きるとは・・・、あ、いえ、松幸さんが上達したからなのよね。 吉幸 「尻餅」 馬鹿馬鹿しいネタ。単純に可笑しい。どことなくいやらしい想像をしてしまう。 夫婦って馬鹿だねえ、人間って可愛いねえ。 談幸 「包丁」 こちらは人間の身勝手なエゴが剥き出し。それをいやらしく、面白可笑しく・・・。 サゲが今ひとつの噺だなあ、ちょっと尻つぼみなネタだ。 間男に向かっていう女が言う台詞「女をくどく顔か、豚が夕立にあったような顔して・・・」の時の表情、しぐさが最高! 大笑い。 チャーリーカンパニー コント 9月に国立で拝見して以来だ。基本的には、同じパターンだがネタは別のものだった。てんさんはいつものように工務店スタイルだが、のぼるさんは今日は警察官だった。 今日は、国会議員がやり玉にあがっていた。ちょっとネタが古い気もしたが、可笑しかったなあ。 談幸 「しじみ売り」 初めて聴くネタ。もとは講談ものらしい。なるほど落語の泥棒は間抜けで可笑しいが、こちらの泥棒は鼠小僧次郎吉、泥棒だけど美談なのだ。 雪の中、素足に草鞋でしじみを売る少年の不憫な理由を聞けば、良かれと思ってやった親切が仇になって不幸のどん底へ陥れてしまったという噺。少年の回想シーンの中にそれを聞いている鼠小僧次郎吉が登場するというなかなか良くできた脚本(?)だ。 こうした義理・人情の噺は、日本人は好きだからねえ。 談幸師匠の次郎吉親分、格好良かった。この噺、他の部分も落語になっているのかなあ。全部、聞きたくなった。 |
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