2006 11,12 22:28 |
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伝説の娼婦メリーさんゆかりの人にインタビューをしていくが、メリーさんのことはどこかふわふわしていて、まるで実在しないかのように淡々と語られる。
このドキュメンタリーで見えてくるのは、メリーさんに関わった人を通して現れてくる横浜の過去と日本の戦後、そしてそこで人々が生きた証だ。 タイトルは、「ヨコハマメリー」だが、これはシャンソン歌手永登元次郎はじめ横浜の市井の人々の心温まる記憶の記録だ。 切なくて、胸が痛くなるけど、この映画はとことん温かい。 人間とは、いつか死ぬ生き物。そんなあたり前のことをしみじみと感じる。見終わった後、誰かに優しくしたくなる、そんな映画だ。 栗5つ。 飯田橋ギンレイホールにて。 ギンレイホールは、大混雑だった。同時上映は、「嫌われ松子の一生」だったけど、観ないで出てきちゃった。観なくて良かったよねえ?
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