2006 12,01 23:39 |
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良くできた娯楽作、単純に面白い。
はじめ、ジェームス・ボンド役がダニエル・クレイグになったと聞いた時、「Jの悲劇」のださださ男を イメージしてしまったため、プロデューサーが血迷ったかと思ったが、本作でのダニエル・クレイグは、素晴らしい。彼を観る映画で、007の新作というよ り、これはまさにダニエルの新作。 オープニングの「ダイハード」も真っ青の度迫力アクション・シーン、ホテルでの乱闘や船での拷問シーンなど、CGに頼らないスタント中心の演出は、手に汗握る。 とにかくダニエル・クレイグは、素晴らしく、もしかしてショーン・コネリーを超えちゃうかもと思うほど。 脚本のリライトに、今をときめくポール・ハギスが参加しておりその点も興味津々だが、肝心のカジノ・ロワイヤルでのシーンは、ちょっと冗長か・・・。 ダニエル・クレイグは、素晴らしいが、ボンド・ガールはいまいち。セクシーのかけらもない。エヴァ・グリーンもがっかり。ただ出演シーンは多いので、ボンドガールもお色気だけの脇役だけなく、演技もするのよと、今風な解釈なのかもしれない。 毎回楽しみなテーマ・ソングは、地味でこちらも残念。 驚いたのは、喫煙シーンがほとんどないこと。アメリカと違い、イギリスは映画でも厳しいのかな。 ダニエル・クレイグに敬意を込めて一つおまけの栗4つ。 ユナイテッドシネマ豊洲スクリーン1にて。 気取ったピアースより、ダニエルの方がいいなあ。ピアースみたいな顔じゃ、スパイとしては目立ち過ぎ(笑)。
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