2006 12,24 23:15 |
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特に選んでいる訳ではないのだけど、歌舞伎に行くと必ず菊五郎さんが出ているな。まあ、好きだから、いいんだけど。 歌舞伎座の舞台の緞帳がうちの会社の提供のものだった。ちょっと嬉しいけど、だいぶ煤けてきたなあ。(笑) 八重桐廓噺 義太夫と菊之助の「しゃべり」のシーンが圧巻。いろんな要素を取り入れた舞にうっとり。 忍夜恋曲者 不気味な舞台、せり上がり登場する妖艶な時蔵の美女と立ち向かう大宅太郎光圀の松緑が魅せる。幻想的な空間の中の舞は、視覚的にも派手で歌舞伎らしい。 芝浜革財布 落語の「芝浜」の舞台化。いきなり芝の浜のシーンから始まる。途中で女房と大家のシーンも挿入されているので、物語のドンデン返しは無い。聴き手の頭の中で繰り広げられる落語と違い、視覚的に見せねばならないためしょうがないのかなあ。ちょっとがっかりのでき。 芝浜のシーンから始まるので、「夢」という設定がいきないし、落語では、これは夢か現実かは、最後の最後まで分からない。また、舞台では、ラスト、主人公が酒を飲んでしまい、別の結末が用意されているが、なんともつまらん展開。 やはり、この話は、自分の脳味噌の中で組み立てる方が圧倒的に面白い。 勢獅子 次から次へと繰り広げられる祭りの舞は、まさにミュージカル・レビュー。楽しく、可笑しく、素晴らしい。獅子舞が秀逸。 |
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