2006 12,31 18:52 |
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舞台は、80年代だけど、映画の雰囲気は70年代だねえ。70年代の映画には、こういうのがよくあった。まあ、作品には新しさはなく、あるのは懐かしさだ。
この映画は、オープニングのテニスのシーンに全てがある。なんとも短いシーンに家族の今を辛辣に描写する。 日本人から見ると、ちょっと奇異な感じがするかもしれないが、「アメリカン・ビューティー」の病的な家族に比べると、登場する家族はいたって普通。なんだ、普通の家族じゃん、って思ってしまう僕は、普通じゃない? ニューヨークの自然史博物館のシーンも、なんとなーく言いたいことは分かるのだが、ウディ・アレンの「マンハッタン」の自然史博物館の方が幻想的で美しかったなあ。 母親役のローラ・リーニーと次男坊役のオーウェン・クラインの演技が圧巻! 大笑いは無いが、いやらしく笑える。 栗3つ。 新宿武蔵野館にて・・・。 |
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