2007 01,17 23:52 |
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今年の初笑いは、錦糸町のお蕎麦屋さんのみつまさ寄席へ、マイミクのよし丸さんをお誘いして行ってきた。よし丸さんは、昔うちの会社の受付を担当していた美女で、会社の看板娘だったのだ。うちの会社で開催される落語会の席亭でもあるのだ。 今日も満席、というか立ち見の人もいた。最近、本当に席取りが大変。会場には、これまたマイミクのラッキーおじさんご夫婦も・・・。終演後、お蕎麦を食べながらゆっくりお話できたので良かった。 時松 「無精床」 最近、成長著しい時松さん。前座時代から観てるけど、本当に最近は、堂々としていて安心して観ていられる。それどころかぐいぐい噺にひきこまれる。床屋でとんでもない災難に遭う木訥な男のキャラが良くでていた。 最初、遅れてきた客がおしゃべりを止めずにやりずらそうだった。たまにああいう迷惑な客がいるのが、ちょっと困りもの。 金時 「河豚鍋」 落語の「らくだ」じゃないけれど、昔は、河豚の毒で死ぬ人というのが結構いたそうね。 そんな時代の河豚鍋の可笑しさがでてたねえ。河豚を先に相手に食べさせ毒味させようとする主人と幇間の表情のやり取りが笑え、またなんとも微笑ましい感じ。 この噺、サゲもよく効いていて良い。季節柄、鍋を食すシーンも風情があって良かったな。何にもないのに美味しそうに食べるよなあ。 朝之助 「唖の釣り」 3月の真打昇進にあわせて、大名跡柳朝を襲名する朝之助さんが今日のトリ。金時師匠がお祝いも兼ねて譲ったのだ。 まくらでの柳朝襲名が決まるまでの話は、爆笑、爆笑、大爆笑!このまくらだけでも今日来て良かったよーと思うほど笑った。 ネタの「唖の釣り」の与太郎も、なんだかリスが変化したような可愛いような不気味なような変なキャラクターで可笑しい。唖のシーンのゼスチャーも気味悪いほど可笑しい。 明るく、楽しく、若さ溢れるパワー全快で楽しい高座だった。 終演後も、噺家さんやお客さんと楽しいお話ができるので、とってもアットホームで楽しい落語会だ。 金時師匠が、「てめえ柳朝、この野郎!」って言っていたのが笑えたよ。 しかし、このところお客さんの数が完全にキャパシティーを越えているなあ。 |
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