2007 01,26 23:35 |
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石神井公園にあるお寿司屋さん葵寿司で奇数月に開かれる落語会。毎回、立川流の噺家さんが出演される。今日は、談幸一門会ということで、これは行かないわけにはいかないのだ。終演後は、打ち上げがあり、お寿司屋さんだけに魚料理が美味しい。刺身に鍋に唐揚げに大満足。お土産のちらし寿司も絶品だ。
松幸 「寄合酒」 木訥な感じがなんともたまらない魅力になってきている。昔と比べると随分噺家さんらしくなったねえ。この頃は、余裕すら感じる。ネタの後に、相撲甚句の踊りも披露してくれた。 落語界一の長身。明日は、福島県で落語会だそうだ。 吉幸 「権助魚」 もう文句なく楽しい。権助のキャラクターが可笑しい。声のメリハリも良く、また堂々たる話の運びは、安心して観ていられる。真打でも全くおかしくないくらいだけど、4月に二つ目昇進試験があるそうで、二つ目になれなかったら、談志師匠にクレームつけちゃうから・・・。って僕が何を言っても影響力はないけどね。 談幸 「文七元結」 出演者が3名といつもより一人少ないので、大ネタを出してくると予想された。変にしんみりとせず、ユーモアもたっぷりある師匠の「文七元結」。僕は、やっぱり涙腺が切れてしまう。 ブラックなまくらも大爆笑。まくらとネタのバランスのとれた構成、本当の落語を聴かせてくれる素晴らしい噺家だ。これこそ落語の醍醐味だよなあ。同じ話を何度聞いても引き込まれてしまう。談幸師匠は、本当に素敵!!! お座敷で聴く落語、この贅沢な距離感がたまらない。 |
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