2007 01,27 20:34 |
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退屈だった。こういうロリコンものは苦手。「魚と寝る女」など、孤立した空間での捻れた愛情は、キム・ギドクの独特の世界観があり、時折面白い映像表現があるものの、今回は、どいつにも感情移入ができず、ただただ嫌悪感しか抱けなかった。
爺さんが弓を楽器にして弾くシーンも音楽と全然あってなく、安っぽいミュージック・クリップを観ているようだった。 ラストの神懸かりなシーンも、何だか分かったような分からんような、中途半端だなあ。 泉谷しげるのような爺さんが、カレンダーに×印を付けていくシーンや戸棚に靴や洋服をしまってニヤニヤするのが本当に気持ち悪かった。 「悪い男」は、最高に面白かったんだけどなあ。 今回は、全体的に安っぽい感じがした。 栗2つ。早稲田松竹にて。 |
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