2007 01,30 20:28 |
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一之輔勉強会が、落語協会2階から場所を移して新生スタートした。な、なんと嬉しいことに開演が19時30分。サラリーマンの落語ファンには、涙ちょちょ ぎれるほどの素敵な設定だ。ただ、会場の年配の方々は、「終演時間が遅いなあ」などと言っている人もいた。開演時間の設定は、難しいのだろうな。
さてこの会、前座さん無しで、一之輔さん3席。いやはや本当に真正面から落語を観客にぶつけてくるつもりだな。 一之輔 「元犬」 このネタで一番好きなところは、名前を聞かれて、「しろ、いえいえ、ただ『しろ』です」と答えて、「おお、ただしろか」というシーンなんだけど、今日は、無かったのお。 軽い噺を落ち着いた風情でさらっと流し、肩の力を抜いて聴くことができた。 一之輔 「天災」 このネタ聴くの久しぶり。何度も聴いたことあるのに、思わず吹き出してしまうところ多し。乱暴者の主人公とべにらぼうの対比が可笑しい。流石にこなれていて、面白い。 一之輔 「茶の湯」 お茶を飲むシーン、本当に口に水分を含んでいるかのよう。頬の膨らみ、ものすごい形相に見ていてこちらが吐きそうになった。(笑)小僧も可愛く、かつ小憎らしくていい。 茶の湯に誘われる借家人の困惑ぶりがもっと出ると、より楽しくなるように思われた。 超有名な噺なのに、ものすごくオーソドックスなところで大爆笑が起きていた。意外と新しい落語ファンが多いのか、いやいや一之輔さんの腕なのだろう。 |
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