2007 02,04 20:24 |
|
一之輔さんと志ん八さんの二人会。一之輔さんは、自身の勉強会を落語協会2階から日暮里サニーホールに移したばかりだが、結局、ここで落語聴けるんじゃん。やはり、この落語協会2階のスペースは、一番いい。足腰が痛くなるけど、この臨場感がたまらないっす。
一之輔 「道具屋」
「道具屋」は、いろんなバージョンを聴いたことがあるが、今日の毛抜きのエピソードとサゲは、初めて聴いた。 志ん八 「粗忽長屋」 まくらが固い。もうちょっと工夫してほしかったけど、噺は上手。一之輔さんと並んで、この人も天賦の才能を感じる。二つ目になったばかりだけど、すごく上手い。何気ない仕草や表情が面白い。 志ん八 「本膳」 失礼ながら志ん八さんのお顔って、都会的洗練の対極にある感じで、こうした田舎者ネタってとても合う。木訥風に見えてものすごく饒舌で、淀みない話しぶりは流石だ。 一之輔 「明烏」 一之輔さんも、今日はまくらが固かったなあ。今更、緊張するでもあるまいし・・・(笑) 彼 の「明烏」を聴くのは二度目。ネタ卸しだった前回の時よりは格段にスムーズで余裕も感じられた。まあ、でも彼は才能があるので、正直まだまだ面白くできる ね。期待値が高いので、もっともっとすごいものを見せてほしい。吉原での酒席での掛け合いは、彼ならもっと面白くできるはず。 一回目だったせいなのか、二人とも今日は妙に固かったような気がした。 |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |