2007 02,08 23:16 |
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今日は、18時-19時で会議の予定だったが、17時頃にその会議を19時30-20時30に変更してほしいという依頼。「えー、今日は、明烏の日だから 嫌だ」と分かる人にしか分からない独り言を呟きながら、その会議自体を明日の午前中にさせた。まあ、向こうからの要望がある会議を向こうの都合で予定変更 してくれというので、半分あきらめつつも不満を表明したら、明日の午前中になっただけのこと。(笑)
という訳で、上野・鈴本演芸場へ。会場には、ラッキーさん夫妻もいらしてた。このところ寄席や落語会に行くと必ず知っている人がいるなあ。舞台袖では、金翔さんが手を振っていた。(笑) 平日の会社帰りの途中入場だったけど、今日は、皆素晴らしかった。 小金馬 「棒鱈」 まくらから場内大爆笑。酔っぱらいも田舎侍も秀逸だった。田舎侍の歌の時の表情が可笑しい。 圓太郎 「締め込み」 時事ネタをふんだんに入れたまくらが最高に可笑しい。今日は、観客に大声で答える人がいたが、そこをぴしゃりと自然に嫌みなく押さえる技は、流石の貫禄。 夫婦喧嘩の描写もとても良かった。 夢葉 手品 この人も独特な雰囲気でたまらなく可笑しい。なんとも優しさに溢れた舞台だ。しかし、これは手品なのか? 相変わらず鞭も謎だ。(笑) 金時 「明烏」 やっぱり、今日来て良かったなあ。まくらはちょっと飽き気味だけど(まあ、追っかけているからしょうがないか)、噺は最高に素晴らしい。とにかく明るく、華のある高座だ。今やこういう高座もなかなかないんだよなあ。 源兵衛と太助が最高に良かった。この二人のキャラが同じで上手く演じ分けられていないケースが多々あるが、金時師匠の源兵衛と太助は、黒澤の「隠砦の三悪人」のでこぼこコンビのような可笑しさに溢れている。二人の描写、表情ともに楽しく見ていてウキウキしてくる。 ラスト、布団から顔を出す時次郎の”成し遂げましたあ”というなんとも言えない表情は、もう内臓を吐き出してしまいそうな可笑しさだった。 やっぱり、金時師匠の落語は、ええなあ。 |
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