2007 02,21 23:44 |
|
金馬一門の兄弟会。今日もadoさんが来てた。この落語会、二人とも皆勤賞だね。adoさんからいただいた栗のお菓子(すごく美味)をいただきながら落語鑑賞。全編ネタ卸しの会なので、緊張感もある。
歌すみ 「二人旅」 正直、つらかった。がんばってこのネタをぶつけてきたんだろうけど、まだ覚えたてでかなり危うく、また危ういまま池袋の落語会にかけるのはかなり無理があるなあ。でも、がんばれ歌すみ! 金時 「不動坊」 adoさん曰く、「金時さんって観る度、若々しくなっているわねえ」。なるほど、確かに肌の艶もよろしく、何か特別なアンチエイジングのトリートメントでもやっているのだろうか? 綺麗な後家さんを嫁に迎える主人公の子供らしい無邪気さがとても良く、一転、悪口を言われて仕返しをしようとする長屋の住人のちょっとすごみある対比が絶妙。間抜けな噺家が演ずる幽霊も大爆笑で、本当に明るく楽しい高座だった。 金也 「井戸の茶碗」 まくらで高尾山登山の話をしてた。そういえば、彦いち師匠の旅のスライドにもたくさん登場していた金也師匠、意外と(?)アウトドア派。 これ、好きな噺なんだよねえ。武士道の美徳を頑固に守り続ける若侍と浪人の間で翻弄される屑屋がめちゃくちゃ面白い。災難に巻き込まれる屑屋の情けなさそうな描写、こういうの金也師匠は、上手いんだよねえ。観ていて屑屋さんが本当に気の毒になってしまう。 小菊 粋曲 寄席では何度か拝見してる。なんとも優艶な風情で、大人だなーって感じの芸。お座敷で日本酒なんぞ飲みながら聴いてみたい。 金八 「猫の災難」 こういう調子のいい男を演じさせると彼の右に出る者はいないねえ。なんともマッチしたネタ選び。明るく華やかなのが金八師匠の高座。今回は、ちょっとおとなしめだったかなあ。 その後、打ち上げ。予約していたお店のミスで予約が取れて無く、暫し立ち往生。ようやく入れたけど、席は離れたり、注文は間違えたり、しょうがないお店だなあ。こういう時は、金八師匠の交渉術&取り仕切り。お会計かなり安くなったと思うよ。 |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |