2007 02,27 19:36 |
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中学・高校の時、狂いまくったピンク・フロイドの初期のドキュメンタリー音楽映画。ポンペイの円形劇場で観客が誰もいない中でのコンサートの記録だ。会社の後輩がDVDを貸してくれた。
オープニングは、キューブリックの「2001年宇宙の旅」をイメージしたような宇宙の映像。フロイドが音楽を付けた「2001年宇宙の旅」、やっぱり観てみたかったなあ。 そ れにしても、フロイドの音楽は、宇宙にも大自然にもロンドンのような大都市にも、どこにもマッチするのが不思議だ。それでいて聴いていると、こことは違う どこかへの旅が始まる。しつこいまでのリフレインは、何故か全然飽きず、それどころかフレーズが繰り返される度にどんどん自分の脳味噌と魂が狂おしいまで の陶酔と恍惚におぼれてしまう。 収録されている曲は、「狂気」以前の初期のもの。ヴォーカルが少ない演奏中心の曲が多いが、とにかくひき こまれトランス状態になる自分が分かる。アビー・ロード・スタジオでの「狂気」の録音風景がいくつか収録されており、オリジナル・アルバムとは違うテイク の曲が触りだけだが聴けるのが、もう超超貴重。 曲と曲の合間のメンバーのインタビューは、あまりの若さにびっくり。まあ、そうだよねえ、36年前の映像だもの。デイヴ・ギルモアがものすごく美形だった。 名曲「ECHOES」の美しさは言うまでもないが、「ユージン、斧に気をつけろ」、「神秘」、「太陽賛歌」など初期も初期の楽曲の持つものすごいパワーに改めて圧倒されてしまった。
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