2007 03,11 18:49 |
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70年代を代表する映画。こういう雰囲気の映画たくさんあったねえ。ウディ・アレンの作品の中でも大成功をおさめた一本だ。子供の頃、初めて観た時は、映 画の登場人物が、いきなり観客に向かって話しはじめたりしてびっくりしたものだ。時空を越えた登場人物たちの交差も、今思うと、ベルイマンの「野いちご」 の影響だねえ。アレンは、ベルイマンの崇拝者だから頷ける。
映画館で並んでいる時の後ろのカップルの会話にいらいらする主人公に、妙に納得。美術館とか行くとこういうことに今も出っくわす。 ダイアン・キートンのデカデカ・ネクタイとダブダブ・ズボンの男装ルックは、当時この映画がきっかけで大流行したそうな。 様々な映画技法が取り入れられ、ウィットに富みかつ危ない会話は、アレンの真骨頂。さすがに今は、若干色褪せた感は否めないが、彼のスタイルを確立させた佳作。 ポール・サイモンやクリストファー・ウォーケンがちらっと出てくるのが懐かしい。 栗4つ。 早稲田松竹にて。超満員だった。今も、アレンは人気があるのか、作品の持つ力なのか・・・。
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