2007 03,18 23:30 |
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喬之助さんの真打昇進に伴って今回が最終回というノスケ。サブタイトルもThe Last Gig。
で、次回は、7月10日だ。(笑) ノスケ・セカンド・シーズンになるそうで、反則だけど、まあそうなるだろうと思ってたよ。 天どん 「殺し屋確定申告」 本日のゲスト。なんと昨日の喬之助さんの真打昇進パーティーで出演依頼され登場。(笑) 実は殺し屋のおばさんが確定申告にやってくる噺。天どんさんのキャラクターは、なかなか面白いが、噺自体はそれほど意表をつく展開もなくちょっと物足りなかった。 三之助 「蜘蛛籠」 マニアックなまくらも何故か万人受けしてしまう。ネタ卸しのこの噺もとてもいい。すごみのきいたアニキ、気の弱そうな弟分、変な酔っぱらい、踊る変な人、どれも最高に面白いキャラクターになっている。表情豊かな登場人物が生き生きしていて、観ていてとても楽しい。 忙しそうにいろんなことに首を突っ込んでいる三之助さんだが、本業の落語は、確実に仕上げてくる。本当の意味で落語界を背負っていくのは、こういう人なのだろう。 三之助 「長屋の花見」 とにかく明るく楽しく華やか。彼の落語は、温かく観客を包み込む。嫌みのないくすぐりも流石。 喬之助 「子別れ」 二日後に真打になる喬之助さん。二つ目最後の高座は、一番やりたい噺ということでこの噺に。個人的には、「三人無筆」や「持参金」が聴きたかったが、「子別れ」を持ってくる気持ちも分かるなあ。 喬之助のかめちゃんは、とても健気で可愛い。筋も結末も知っているし、何度も聴いている噺なのに、やっぱりウルウルとしてしまう。落語と噺家の持つ魅力のなせる技なのだろう。 |
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