2007 03,31 23:24 |
|
現在、お台場の移動仮設施設であるノマディック美術館で開催中のグレゴリー・コルベール展のプレショーである、『animal totems: a prelude to ashes and snow』を観に六本木ヒルズまで行ってきた。明日までということで、混んでいると思い開館と同時に入場したら、館内ガラガラ。ゆっくりと鑑賞できた。こ れは、あまり人がいなく、ゆったりとした静寂の中で観るのが一番だ。
静かで暗い展示室に人間と動物の触れ合いの一瞬をとらえた巨大な写真 が圧倒的な美しさで迎えてくれた。続く、人間とオランウータンの映像は、本当に美しさにうっとり。人間と動物がこんなにも心を通わせることができるのかと しみじみとしながら、いやいやかつては、同じ地球の住人として対等の立場にあったのだろうと実感。決して人間が特別な存在でなく、地球の一構成員なのだと いう当たり前のことを気づかせてくれる。 砂漠の豹と人間の映像は、創世期のサイレント映画を観ているような美しいアングルとフォーカスにハッとする。今回上映されている短編映像は、どちらもゆったりとした流れで、心の膿を出してくれる。 本編であるお台場の展覧会が楽しみだ。 |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |