2007 03,31 23:22 |
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笑いをテーマにした2つの展覧会を六本木ヒルズの森美術館で鑑賞。
前半の「日本美術が笑う」は、古代の土偶や埴輪から始まり、時代時代の 「笑い」をテーマにした作品群が並ぶ。岸田劉生の「麗子像」、応挙・若冲・芦雪の動物画、木喰の微笑ましい仏像などお馴染みのものから、放屁合戦の絵巻、 吉原までの道中を描いた絵巻など思わず笑ってしまうものがたくさん展示されていた。最近話題の若冲の簡素な掛け軸などもあり、なかなか面白い展示だった。 後半の「笑い展」は、「笑い」をテーマにした現代美術を集めたもの。前半の古典とは一転、明るい展示室は、一見ふざけた展示物のオンパレードだ。 個人的には、タミ・ベン=トールの「アドルフ・ヒトラーを語る女たち」と「私の名前はアドルフ・ヒトラー」にちょっと度肝抜かれた。 まあ、他は確かに思わず笑ってしまうものがたくさんあるのだが、別段心には残らないなあ。 |
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