2007 04,18 23:01 |
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その名の通り珍しい落語が聴ける会。ここでしか聴いたことがない噺も多く、毎回すごく楽しみ。師匠がここでかけた噺、他で聴いたことないので、この会だけのためのネタ卸しなのかなあ? なんかすごく贅沢な会だ。
松幸 「桃太郎」 今日は、出だし固かったねえ。客席には、よく落語会にいらしてる人ばかりだったからかな。客にも大御所っているのかしら。(笑) 嫌な子供の方になってから、テンポも戻り、可愛くもあり小憎らしくもあり面白かった。 談幸 「本堂建立」 この会での談幸師匠のまくらは最高に面白い。毎回かけるネタについて話されるのだが、普段かけられない噺だけあって、何故こんな噺が・・・的なぼやきが笑える。じゃあ、何故かけるのか、このなんとも不思議なジレンマがいい。 「今日、羽織を忘れちゃってねえ・・・」に死ぬほど笑ってしまった。 さて、本題のこの噺、ネタの名前すら初めて聞く。大きく前半後半に分かれていて、特につながりもなく、強引な展開と強引なサゲが不思議な魅力?(笑) 談幸 「猫久」 談幸師匠の夫婦もの、笑える。可笑しい。まくら、噺ともに夫婦の面白さが絶妙。幸せだからこそ出る味なのね、きっと。 談幸 「夢の瀬川」 こ ちらも初めて聴くネタの名前。まくらでも言っていたが、前半は「夢の酒」に似た噺。タイトル通り、川での情景の描写が素敵で、こちらのネタの方が場面が美 しく浮かんでくる。サゲも船頭の息子にかかっていて、なかなか良くできている。もっと取り上げられてもいい噺だなあと思った。 今回は、3席とも明るい噺。談幸師匠の素晴らしく楽しい話芸で、生憎の天気を吹き飛ばし今日も幸せな気分になった。次回も楽しみだ。どんな噺が出るんだろう。 |
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