2007 04,20 00:00 |
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予告編を見て、チープなSF映画かと思ったら全く違った。「アルマゲドン」のような間抜けな映画と違って、人間の心の闇を描いていて面白い。
なるほど監督は、ダニー・ボイル。頷ける。太陽に神がかりな魅力を感じる登場人物がいい。すごく感情移入してしまう。死ぬ間際に美しい恐怖を見るという、その刹那がたまらない。真の美と裏腹にある死、そんな雰囲気がやはりヨーロッパだ。 それにしても予告編の作り方は、観客を馬鹿にしている。あれじゃまるでSFアクション・アドベンチャーやんけ。 映像も面白いし、「2001年宇宙の旅」と「エイリアン」の雰囲気を楽しめる。まあ、それと較べると遠く及ばない完成度だけどね。映像は良いので、せっかくの宇宙、大きなスクリーンで観たい。東京でのメイン館がスバル座とは、ちょっと残念。 ハリウッドのSF映画を期待していくと悲しい思いをするが、僕は、かえって楽しかった。 栗3つ。 ユナイテッドシネマ豊洲スクリーン8にて。 |
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