2007 05,19 10:21 |
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ここへ来たかったの。アサヒビールの大山崎山荘美術館。関西の実業家加賀正太郎の別荘(大正から昭和初期の建築)として建てられたが最近荒廃が激しかったのを、アサヒビールが修復整備して美術館としてオープンしたもの。 山荘というその名の通り山の中腹にある。よほどの健脚でないとかなりきつい坂道を登る。山崎駅から無料のシャトルバスが出ている。無理せず利用した方が賢明。ただ、高齢の方や障害を持つ方が優先なので、席が空いていれば乗ろう。 企画展開催中は、館内の撮影ができないのだけど、もう本当に溜息が出るほどの美しさ。階段、ステンドグラス、障子に映る朝陽の揺らぎを表現した壁、静まりかえった空間は、この世のものとも思えぬ不思議な感覚を与えてくれる。 中庭。池の向こうの山にまた小さな家が。ここからは見えないが、二階からみるとその丘に羊のオブジェが二つあった。 二階のテラスは、カフェになっている。なんとも優雅な気分を味わえる。 テラスからの眺め。今日は、曇っていたけど、晴れていればかなり遠くまで見渡せそうだ。 この山荘、夏目漱石も来たことがあるそうで、ここで食事もされたそう。 庭園も散策でき、野外展示もいくつかある。 花を愛でるのもよし。 楓の木がとても多かった。紅葉の季節はきっと見事なんだろうなあ。 |
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