2007 08,10 23:24 |
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ぴあフィルム・フェスティバルのアルトマン特集の最終日、行ってきましたまたも渋谷。よく通ったよなあ、大嫌いな渋谷に何度も・・・。
この作品、チャンドラーの有名なフィリップ・マーロウものだけど、そこはアルトマン、ハードボイルドを期待するとこの緩く不思議なユーモアの作品に良い意味で裏切られる。 ボサボサ頭でヘビースモーカーのマーロウは、うだつのあがらぬ感じだ。 それにしてもまずオープニングからその洗練された音楽でメロメロ。この音楽センスは、70年代の映画史上最高と言っても過言でないほどしびれる。全編音楽にしびれっぱなし。 アルトマン得意のガラスを使った印象的なシーン、夜の海の波のシーンなど映像もセンス抜群で、猫に翻弄されるダサダサ主人公がいつの間にか巻き込まれる事件に自然と夢中になってしまう。 猫、犬の使い方がびっくりするほど上手く、動物アカデミー賞があったらあげたいくらいだ。 抜群の音楽と映像センスに眩いばかり魅せられて、もうくらくら。 栗4つ。 渋谷ユーロスペース2にて。
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