2007 10,27 23:06 |
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すごい台風が来ている中、がんばって池袋演芸場へ。今日は、お客さん少ないかなあと思ったら、ほぼ席が埋まっていて驚いた。こんな雨模様で台風が迫る中、皆、落語好きなのねえ。(笑)
やえ馬 「子ほめ」
今日の前座さん。初めて見た。馬風師匠に弟子入りしたらしい。落研出身かな、お上手。 金時 「駒長」 こういう噺、好き。どことなーく近松門左衛門の浄瑠璃に出てくるようだよね。夫婦のかけひき、男と女のさぐりあい、金時師匠、こういうの上手いよねえ。女房を叩きすぎる場面、笑ってしまう。 金也 「抜け雀」 お人好しの宿屋の主人は、さすがに上手いねえ。絵師がどんな雀を描いたのか、どんな風に飛び出すのか、観客の想像力に訴えかけなばならず、なかなか難しい噺だ。 金時 「水屋の富」 今回ゲストがなく、金時師匠が2席、ラッキー。こちらもネタ卸しだったそうだが、くすぐりも入ってずいぶん伸び伸びとしていた。莫大な富を得た庶民の喜びと悲しみがよく出ていて面白い。 金八 寄席の踊り 立ち高座のまくらから、寄席の踊り。深川から吉原の踊りを披露。 金八 「木乃伊取り」 まくら無く、ネタへ。なるほど、寄席の踊りが大いなる序章だったのね。なかなか考えている。 この噺、難しいと思う。タイトルから容易に展開が想像できるし、場面も少ない。そんななか田舎者の清蔵が大活躍だ。しっかりしているようで抜けている清蔵が楽しい。 終演後、打ち上げにも参加。ラッキーさん夫妻、adoさんと同じテーブルで楽しい時間を過ごした。またこの会でお会いしましょうね。 |
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