2007 11,10 16:57 |
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25年ぶりに比叡山に登ってみた。木々は色づいていたが、山は雲に覆われていて、あちこち霞がかかっていた。それがかえって、ここを神秘的で神聖な場所に見せてくれる。 最澄が開いた最も歴史のあるこの寺は、信長の焼き討ちにあい、お堂のほぼすべてを失った。その後も焼失が相次ぎ、境内には新しい建築も多い。その分、朱色が眩しいが。 延暦寺の建築的魅力はそう多くは無いが、この根本中堂は、家光時代の再建とは言え、神秘的な美しさを今も放っている。25年ぶりに、赤い絨毯に座って、住職の話を聴いた。ちょっと若い坊さんで、あんまり話し慣れしていなかった。 それにしても奥の土間の内陣の神秘的な空間には、絶句である。 山の色は、これから京都の街へ下りていく・・・。 |
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