2007 12,24 20:05 |
|
久しぶりに寄席へ。歌之介師匠を観るのは、20年ぶりくらいじゃないだろうか。まだその頃は、きん歌だった。
歌五 「道灌」 なかなかお上手。 司 「浮世床」 トップバッターとしてふさわしい楽しい高座。 喬之助 「金明竹」 冬休みで子供も多いなか、万人を取り込みまくらもネタも楽しい。かなりショートバージョンだったけど・・・。 三三 「権助提灯」 まくらは「権助提灯」やるときの定番だがそれでも面白い。堂々としてものすごい才能を感じる。存在感は、圧倒的。 世津子 奇術 いつも通り。 一九 「千早ふる」 派手さはないが味のある師匠。温かみもあり、好きな噺家。 白酒 「佐々木政談」 三三の好敵手。子供、親、奉行、町人、全てのキャラクターが完全に演じ分けられており、かつ個性的。テンポも表情も何から何まで素晴らしい。もうただただ圧巻で素晴らしい。 歌彦 「片棒」 表情が無いけど、話は上手。真打昇進で師匠の前名歌奴を継ぐ。 歌る多 「悋気の火の玉」 女の執念と因縁。やらせたら右に出る者なし。 ゆめじ・うたじ 漫才 箸の種類、5つ、笑った。 歌之介 「幕末龍馬伝」 圓 歌、三平、圓蔵の流れをくむ最大の担い手。とにかく場内、爆笑につぐ爆笑。落語を聴く人の裾野は大いに広げているが、個人的には、こういうネタは、その場 限りで心に残らない。また一度目は楽しいが、また聴きたいとは思わない。すごい人だなあとは思うけど、噺家というよりは、お笑い芸人に近いと思う。まあ、 古典も出来る人だけどね・・・。 まあ、落語もいろいろだから、こういうのがあってもいいのよね。あれだけ多くの人が楽しんでいるんだから・・・。でもまた20年ほど聴かないかも・・・。 |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |