2008 01,20 21:19 |
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マイミクゆみこさんがお席亭の落語会。回を重ねるごとにお客さんが増えてきている。そろそろ日本橋亭では窮屈だなあ。毎回、楽しい企画があり、メンバー 揃ってのおしゃべりもすごく面白い。今回は、メンバー間でネタ教え、教わって高座にかけようというもの。誰が誰に教えるかは、くじで決めたそう。
菊志ん 「だくだく」 明るく元気ある高座。テンポもよく、楽しい。先日、好二郎さんのを聴いたばかりなので、比較しながら聴いたが、やはり菊志んの落語になっている。すごい。 鯉朝 「祇園祭」 苦しいというかひどい出来。そもそも噺をちゃんと覚えていない。思い出し、思い出しで冷や冷やした。ネタが完全に自分の中に入っていない。他のメンバーが全員、きちんとネタを覚えてきているのに、あまりにプロ意識に欠ける。笑いをとっていた部分も本筋に関係ないアドリブだ。 江戸っ子は全然粋でなくメリハリもなく気性も穏やか、一方京都人もただただ気味が悪いだけ。江戸っ子と京都人の対比がこの噺の見せ所なのにまるでダメ。一言で言えば、どちらもただただ気持ち悪い。 この人に、古典は無理なのだろう。ペコちゃんとホテトルをやり続けるしかないのか。 まあ、今回の中で一番難しい噺だが、あまりにひどい、がっかり。 好二郎 「公家でおじゃる」 この人は、何をやらせても上手い。自分とは異質ネタと言いながらも完全に自分のものにしている。きちんとネタで笑わせており、鯉朝とは大違いだ。噺を自分流に料理して、客に披露している。 丈二 「江戸の荒物」 こちらも出来としては、ちょっと怪しいが、関東人が関西人を演じ、その関西人が江戸弁を話すという難しさのネタ振りが功を奏し、そうした前提の上で別の笑いが生まれた。 関西人の走り方に場内大爆笑。 里光 「よるのてんやもの」 関西弁バージョンで。この人も自分らしくネタを料理していた。 |
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