2008 02,19 11:25 |
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ヨーロッパ有数の東洋美術コレクションを持つ美術館。日本の浮世絵もたくさん持っているので、楽しみにしていたのだけど、ほとんど展示されていなかった。 あまりに膨大なコレクションで常時展覧しているわけではないのね。大田記念美術館でのギメの浮世絵展、やっぱり行っておけばよかったなあ。
それでも、尾形光琳の屏風絵や日本の100年前の写真など思わず見入ってしまった。 一番大きいスペースは、中国だが、日本はそれに次ぐ規模かな。仏像から埴輪までたくさん彫像もあった。 ヨーロッパ人は、さすがアメリカ人より日本文化が好きなようだ。フランス語だったけど、豊臣秀吉どうだこうだとか話しているのが聞こえた。 ガンダーラ美術の展示もさすが。こうしてみるとシルクロードを通った日本までの文化の流れを追うことができる。 それぞれの国で花開いた文化の様々な表現に心を奪われる。 ギメ美術館は、6月までテスト的に入場が無料になっていた。日本語のオーディオ・ガイドも無料で貸し出していた。入場無料のテスト期間を経て、今後有料に戻すか、無料にするか決めるそうだ。 地下には、ホールがありインド人音楽家のシタール・コンサートが開かれていた。その前でプログラムを眺めていたら、職員がやってきて、来月から「北斎展」だよと英語で教えてくれた。同時に黒澤や溝口の映画上映もあるみたい。ああ、また来月来たいなあ。 地下には、洒落たアジアン料理レストランもあり、とても雰囲気が良い。 |
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