2008 03,04 22:19 |
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三三・三之助の二人会。裏と表の違いがあまりよく分からない研精会だが、今回は、卒業生の三三師匠の登場ということで、表との違いがあったかも。
同じ小三治師匠の兄弟弟子の会となったが、師匠だろうと兄弟弟子だろうと、結局のところ噺家どうしはライバルなわけで、近しいだけに別の緊張感と緊迫感が漲る高座だったな。 市朗 「金明竹」
前半を省き短めに。 三之助 「片棒」 このネタは、随分昔からかけているネタだが。木遣りや祭囃子の描写など見る度に良くなっている。 三三 「薮入り」 「今、何時」と聞かれ、「何っ」と聞き返す時の女房の描写が個人的にはツボだった。 三三 「加賀の千代」 やはりここでもおかみさんの描写が良い。 三之助 「三井の大黒」 人物をどう描くか、三之助の想いが伝わる内容だった。特に政五郎と八が男気がある人物として描かれていた。なので意図的に削った台詞や実はうっかり抜けてしまったエピソードが結果的には、人物像をより魅力的なものにしていた。 単に笑わせるだけでなく、人間というものを観客の心に残す、三之助、なかなかやるなあ。そして、落語は、だからこそ奥が深いのだ。 会の後は、いつものように三之助コミュのメンバーと飲み会へ。お馴染みの顔ぶれだが、毎回誰かしら新しい方が来てくれて、どんどん飲んだくれの輪が広がっている。(笑) 飲んだくれ会員は、始終募集中。三之助さんの落語会の後、たむろしている団体が入れば、多分我々なので、お気軽にご参加を! 1次会の終わり頃に、三之助さんが合流。その後、数人で神田のバーへ。そしてタクシー帰り。今度こそ、電車で帰るぞ・・・。 |
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